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人生でお金を貯めやすい時期は3回ある

記事作成日:2015年8月16日

人生でお金を貯めやすい時期は3回あります。お金を貯めやすい時期とは、収入に対して比較的支出が少ない時期です。

1回目は就職してから結婚するまでです。特に実家暮らしをしている人は貯金がとてもしやすい時期です。2回目は結婚してから子供の教育費がかかり始めるまでです。公立や国立だけにしておくと大学入学が近づく頃まで貯めやすい時期が続きます。3回目は子供が独立してから定年などで収入が落ちる時期までです。

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1回目のお金を貯めやすい時期

最初の貯金をしやすい時期は就職してから結婚するまでの時期です。この時期で貯金に成功するためには貯金する仕組みをしっかり作って無駄遣いを抑えるということになります。特に社会人になりたての頃は自分で収入が得られることが嬉しくて、気持ちが大きくなりお金をどんどん使ってしまうようなことがあります。

ポイント1:住居費

社会人になりたての時に貯金できるかどうかの分かれ目となるポイントの1つが住居費です。特に都市部だと住居費が高額ですが、職場から補助が出る場合や、社宅や社員寮などが借りられる場合、実家暮らしの場合などを除くと、住居費が高くなりやすいので注意です。特に都心部などに職場がある場合に、職住近接を目指して職場の近くに部屋を借りると住居費が高額となることがあるので気を付けましょう。

ポイント2:食費

2つ目のポイントが食費です。学生自体から自炊する習慣が身に付いていると上手くいくことも多いのですが、中途半端な場合は社会人になると忙しくなり時間がなくなるだけでなく、今までとは違った疲れも溜まるため自炊ではなく、お弁当やお惣菜を買って済ませたり、外食したりするようになってしまいがちです。弁当や外食が増えると食費が膨らみやすいので注意すべきポイントです。

ポイント3:交際費

3つ目のポイントが交際費です。社会人になると、職場での飲み会などが増えますが、どのような人付き合いをしていくのかもポイントです。独身時代は仕事がない時の時間の使い方は自由で、社会人になって自分の収入もあるので、毎晩のように飲みに行ってしまうこともありますが、財布からはお金がどんどんなくなっていってしまいます。また異性付き合いをする時の交際費も重要です。無駄にケチになる必要はありませんが、節度を持ったお金の使い方をしておかないと、結婚を想定した時に金銭感覚で衝突してしまう恐れがあります。無理をして背伸びしたお金の使い方をしていると、結婚後もお金を使い続けてしまうことがありますし、急にお金の使い方が変わると喧嘩の火種になりかねません。

2回目のお金を貯めやすい時期

人生で2回目の貯め期は結婚してから子供の教育費が本格的にかかり始めるまでです。特に共働きの場合は収入が多くなりやすいですが、支出も増えやすいので注意です。子供の教育費負担が増え始めると貯金がしづらくなります。

ポイント1:教育費

2回目の貯めやすい時期で重要になる1つ目のポイントが教育費です。子供の学校で私立を選ばなければ、大学入学時期近くまで教育費をかなり抑えることができ貯めるチャンスが長い期間続くことになります。大学進学する場合の塾代と大学の入学金や授業料が大きな出費となりますが、他は公立であれば支出は抑えられます。幼稚園は公立がない場合もありますが、児童手当など負担を軽減する公的な支援もあるため、何とか乗り切れるはずです。

ポイント2:夫婦の家計に対する意識

2つ目のポイントは、夫婦で家計についてしっかりと話し合い、ずさんな家計管理をしないということです。共働きで夫婦で収入が高い場合でも、夫婦でお金を散在してしまえばお金は貯まりません。また、夫婦のどちらか片方のお金遣いが荒いとお金が貯まりません。夫婦で家計の目標や予算などについてよく話し合って、支出額が膨らまないように工夫することが大切です。金銭感覚のずれは夫婦のすれ違いになりやすいので特に注意しましょう。

ポイント3:固定費

3つ目のポイントは、住居費や保険料、自動車関係費など固定費を増やさないことです。結婚後はより豊かな生活をするために、住居を購入したり、賃貸でも広い部屋に引っ越したり、保険に新たに加入したり、車を購入したり、様々な固定費が膨らみやすくなります。固定費は一度膨らんでしまうとなかなか引き下げづらいものがありますし、ずっとかかってくる費用なので固定費を増やさないように気を付けなければいけません。

ポイント4:結婚費用

4つ目のポイントが結婚の費用です。中には、独身時代に貯めていたお金を結婚式で使ってしまう人がいます。もちろん結婚式は大切な人生のイベントであることは疑いようがありませんが、独身時代の貯金を無くしてしまうのはちょっとやり過ぎかもしれません。メリハリをつけて費用を抑えることで、独身時代の貯金をキープしながら、結婚後の生活を始められるようにすると良いでしょう。

3回目のお金を溜めやすい時期

人生で3回目のお金を貯めるチャンスは子供が独立してから定年などで収入が減少するまでです。結婚する年齢が高かったり、最後の子供を出産した時期が遅いと3回目の貯めるチャンスが短いかほとんどない場合もあります。

ポイント1:収入の維持

3回目の貯めやすい時期に貯めるコツの1つ目のポイントはなるべく収入を維持することです。50代になると職場での地位が変化して収入が激減してしまったり、大企業だと関連会社へ出向して収入が減ったりということがあります。なるべく収入が維持できるように、しっかりと仕事を頑張ることが大切です。

ポイント2:子供の経済的自立

2つ目のポイントは子供が経済的に自立することです。就職活動に失敗してしまったり、就職しても会社に馴染めず辞めてしまったりした時に、子供を支援しなければならない状況になってしまうと金銭的負担が増えてしまいます。子供の経済的な自立をしっかりと促し、独り立ちできるようにすることが大切です。

まとめ

  • 人生でお金を貯めやすい時期は3回あります。
  • 1回目は就職してから結婚するまで、2回目は結婚してから子供の教育費が本格的にかかり始めるまで、3回目は子供が独立してから定年などで収入が減少するまでです。

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【人生でお金を貯めやすい時期は3回あるの記事は終わりです】

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