転職がくせにならないよう注意する
記事作成日:2015年8月25日
転職をすると、また辞めて転職したいと考えることがあります。しかし、転職がくせになってしまわないように注意しましょう。酷い会社であれば転職をした方が良いのですが、何度も転職を繰り返すと、採用されづらくなり、給料などの待遇が悪くなりやすくなるので注意しましょう。転職はくせにならないように気を付けましょう。
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転職は案外難しくないことが分かる
一度転職をすると、転職は特別なことではなく、思っていたよりも難しくないと思うことがあります。実際には転職は大変な事なのですが、転職を経験すると心理的なハードルが下がることがあります。
転職は案外難しくないことが分かると、仕事が嫌だと思った時に改善したり我慢したりする方向に気持ちが向かずに、転職してしまえばいいという方向に考えが偏りがちになってしまいます。
転職した後は、次の転職に気持ちが向きやすくなることがあるので注意しましょう。
転職先に愛着がわきづらくなる
最初の就職先として新卒で入った会社と、転職をして中途採用で入った場合では会社に対する愛着に差が出てくることがあります。もちろん、会社に過度な愛着を持つ必要はないのですが、自分の居場所じゃないような感覚を持ってしまうことがあります。
もちろん転職先に馴染んでいくこともあるのですが、馴染みづらいと思ってしまうと、転職を考えやすくなってしまいます。特に転職してから間もない間は違和感を強く感じることがあるので会社に対して後ろ向きな気持ちになってしまうことがあります。
前の会社と比較してしまう
転職直後は前の会社と比較して前の会社が良かった部分を強く意識してしまうことがあります。前の会社に何らかの不満があって転職をしたはずなのですが、いざ転職すると前の会社の良かった部分を思い出してしまって転職を後悔してしまうことがあります。
転職した会社には転職したいと思って入ったはずなので良い部分もあるのですが、どうしても転職先の悪い部分に目が行ってしまうこともあります。そうなると、転職先の会社は失敗だったと感じてまた転職をしようと思ってしまうことがあります。
転職が癖にならないように気を付ける
一度転職をすると、転職が難しくないことが分かり、転職先に馴染めない、悪い部分ばかり意識してしまうといったことから、また転職をしようと思うことがあります。特に転職から間がない間は要注意です。
もちろん、転職が失敗だったと感じるならば再度転職をした方が幸せな場合もあります。しかし、本当に転職に失敗しているのか、しばらくすれば改善するのか見極めることが大切です。
ちょっとしたことで再び転職してしまうと転職が癖になってしまうことがあります。
転職を繰り返すと採用されづらくなる
日本では、転職は一般的なものになってはいますが、転職を多数回繰り返すジョブホッパーになってしまっている人は、採用されづらくなる傾向があります。転職を繰り返す人は、何か問題があるんじゃないか、採用してもすぐに辞めるんじゃないかと思われてしまうためです。
採用されづらくなってしまうと、希望する会社、条件がいい会社に入りづらくなるので、入社しても不満で辞めて転職をするということを繰り返す悪循環に陥ってしまうことがあります。
転職を繰り返すと給料が落ちやすくなる
転職を繰り返すと希望する会社、条件がいい会社に入りづらくなるので、給料など待遇面が悪くなりやすいという問題があります。転職を繰り返すと給料が落ちやすくなるので、転職をむやみに繰り返すのは控えましょう。
また、転職を繰り返していると各社での勤続年数が短くなるため、退職金などで不利になる場合があります。
まとめ
- 転職をした後は、転職に対する心理的なハードルが下がるので転職を考えやすくなりますが、転職が癖にならないように注意しましょう。
- 転職を繰り返すと、採用されづらくなり、給料などの待遇が悪くなりやすくなります。