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転職では仕事の不満や悩みが解決しないことがある

記事作成日:2018年8月28日

仕事で不満や悩み、問題、トラブルを抱えてしまった時は、もう会社を辞めるしかない、転職しようと思うことがあります。しかし、転職で不満や悩みが解決したように思っても、転職先で同じような不満や悩みを再び抱えてしまうことがあります。また、会社などの組織で働いている限り避けられないような不満や悩みは転職では解決しません。仕事の不満や悩みから転職したのに、不満や悩みが解決しないことがあることに注意が必要です。

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転職以外の仕事の不満や悩みの解決方法

仕事の不満や悩み、問題、トラブルの解決方法として転職を考える人が多いですが、転職以外にも解決方法があります。

まず、部署内での解決方法として、上司と相談して業務量を調整してもらう、担当業務の変更をしてもらう、席替えをしてもらうという方法があります。上司が原因となっている場合には更に上の上司や人事担当者などに相談して、上司を変更してもらう、上司以外の第三者に間に入ってもらって話し合いをする、といったことも考えられます。

また、待遇の改善(昇進・昇給)、労働条件の変更(労働時間や場所)、労働環境の改善などを人事などの担当者に相談するということも考えられます。自分、あるいは原因となっている人について人事異動をしてもらえるようお願いするという方法もあります。

退職・転職までいかなくても職場の状況を変える方法はいくつかあるのです。

  • 業務量の調整
  • 担当業務の変更
  • 席替え
  • 上司の変更
  • 第三者の仲裁
  • 待遇の改善(昇進・昇給)
  • 労働条件の変更(時間・場所)
  • 労働環境の改善(安全面の配慮など)
  • 人事異動

どのような職場でも発生する仕事の不満や悩みは再発の可能性

どのような職場でも発生する可能性がある仕事の不満や悩みは転職で解決したように思えても、しばらくすると転職先で似たような不満や悩みが出てきてしまい、再発してしまう可能性があります。前の職場で感じた不満や悩みが、どのような職場でも発生するような性質の場合には、転職先の職場でも同じような問題が発生する可能性があるからです。

例えば、人間関係が悪いという理由で転職をした場合、転職で問題はいったん解決しますが、転職先でも再び人間関係で悩むことになる可能性があり、結局不満や悩みが解決しないことがあります。転職した直後は問題がなくても、転職してからしばらくたって人事異動などで人の入れ替わりがあると問題が生じることもあります。

もちろん、転職によって前の職場での人間関係の悩みなどは解決するため、良い会社に転職できれば問題が再発せず、気持ちよく働くことができるようになることもあります。そのため、転職を辞めるべきということにはなりませんが、転職で解決するとは限らないことに注意が必要なのです。例えば、ブラック企業が嫌で転職したら、転職先もブラック企業だったというようなことは起こり得るのです。

自分自身が環境に耐えられるようになる、上手く切り抜けられるようになる、気にしないようにするなど乗り越える能力を身に付けなければいけないことがあるのです。どうしても難しいなら、起業・独立をして個人事業主になる、会社経営者になるなどするしかないこともあります。

会社などで雇われて働く限り避けられない仕事の不満や悩み

会社や各種団体など何らかの組織に雇われて働く限り避けられないような仕事の不満や悩み、問題、トラブルは転職では解決しません。例えば、誰かに指示をされて働くことが耐えられない、裁量が限られていて思い通りにできない、組織に馴染めない、人間関係を築くのが苦手で上手くできない、自分のものにならない利益のために働けないといったようなことです。

転職を思い至った原因が、会社などの組織で働くことそのものに由来している場合、どれだけ転職をしても会社員(など雇われて働く人)のままなので、不満や悩みが解決することがないのです。

転職を繰り返す人、転職で不満や悩みが解決しない人の中には、そもそも会社など組織で働くことが向いていない人が一定割合で存在します。どうしても会社員(雇われて働く人)が向いていない人は、転職をするのではなく、起業・独立をして個人事業主になる、会社経営者になるなどして、会社員の立場を脱することを目指す必要があります。

しかし、起業・独立には相応のリスクがあるため、誰もが上手くいくわけではありません。起業・独立はリスクがあってできないという場合には、仕事の不満や悩みを抱えたまま、何とか耐えてやっていかなければならないのです。

転職で解決する不満や悩みなのかよく考える

転職をしようとする場合には、転職活動を実際に始める前に、転職をしようと思った原因・きっかけとなった仕事の不満や悩み、問題、トラブルが転職で本当に解決するものなのかどうかよく考えることが重要です。

どのような職場でも起きうる不満や悩みなのか、そもそも会社員でいる限り逃れられない不満や悩みなのか考えてみることが大切です。もちろん、どのような職場でも起きうる問題であっても、転職で職場を変えることによって解決する場合、問題が再発しない場合があるので、転職した方が良い場合があります。

しかし、そもそも会社員でいる限り逃れられない不満や悩みは、転職で活路を見出そうとするのではなく、起業や独立を目指さなければ解決しないということに注意が必要です。

転職を繰り返すくらいなら、起業や独立を目指した方が人生が好転する場合があるのです。ただし、起業や独立には大きな困難やリスクが伴うため、やはり厳しい道であることも事実です。

まとめ

  • 仕事の不満や悩み、問題、トラブルをきっかけに転職を決断することがありますが、転職で解決する場合と解決しない場合があります。
  • どのような職場でも発生するような仕事の不満や悩みや、会社員である限り逃れられないような仕事の不満や悩みは転職では解決しないことがあり、起業や独立を検討した方が良いこともあります。

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【転職では仕事の不満や悩みが解決しないことがあるの記事は終わりです】

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