転職情報の探し方
記事作成日:2015年8月1日
転職情報を探す方法には失業手当の手続きで通うことになるハローワーク(公共職業安定所)以外にも、求人情報サイトや転職エージェントの利用など様々な方法があります。転職エージェントを利用する場合は求人側に高いコストがかかっていることを意識しておきましょう。転職エージェントで募集をしていない会社もあります。
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ハローワーク(公共職業安定所)
ハローワークは最も基本的な転職先を探す方法でしたが、近年ではハローワークを経由しないで転職を行う人も増えています。ハローワークの場合は広告料などのお金を払う必要がないため、余裕がない企業でも求人を出すことができるため、様々な求人情報があります。しかし、企業の財務面で余裕がないために求人サイトなどに求人情報を出せない場合には待遇などが良くない可能性もあります。
転職情報サイト
近年転職情報が充実するようになったのが転職情報サイトです。大手の求人サイトであれば様々な職種の求人があるため、選択肢はかなり幅広くなります。インターネットで情報が得られるため、夜や休日などでも自宅で転職先探しができることが大きなメリットになります。
求人情報を転職情報サイトに掲載するためには費用が必要となるため、より採用に力を入れている企業が求人情報を出すことになります。ハローワークよりは条件が良い求人情報を見つけられる場合があります。
転職サイトや企業の採用情報などをまとめて検索できるようになっているようなサイトもあります。幅広く探すことができるので意外な発見があるかもしれません。
転職エージェント
転職エージェントとは、人材紹介会社とも呼ばれ、有料で求人側と求職側を結び付けるサービスを行っている業者です。人材紹介を行っている人を指す場合もあります。ただし、有料とは言っても転職者(求職側)は通常費用を支払う必要がなく、求人側が費用を支払う場合が大半です。転職者の年収の何割というような形で成功報酬が定められています。
一般に公開されていない求人がある、転職エージェントが面接日程や条件の交渉をしてくれる、転職エージェントが案件を紹介してくれるというような部分がメリットですが、転職エージェントが持っていない案件は紹介されない、営業上の都合で強く特定の案件を押される場合がある、手数料が高額となるため転職エージェント経由の転職は難易度が上がる場合があるなどがデメリットとなります。
合同説明会や転職フェア
公的あるいは民間のイベントで、企業の合同説明会や転職フェアというような名前で多くの企業が集まって説明会が開催される場合があります。多くの企業の話を聞くことができるので転職先探しの入り口としては利用価値があります。
特に自分があまり意識していなかったような企業が案外話を聞いてみると良さそうだったというようなことがあるかもしれません。
求人情報誌や新聞等の求人広告
求人情報誌や新聞などの求人広告も参考になる場合があります。求人情報誌はあまり高額の条件の求人は少ないですが、新聞の場合は比較的好条件の求人が掲載される場合があります。チラシなどでも求人広告を見つけることができる場合があります。
企業のホームページ
案外見落としがちなのが企業のホームページです。採用を行っている場合、多くの企業が自社ホームページに案内を出すため、転職したい業種や職種が固まっている場合はハローワークや転職情報サイトよりも、個別に企業を探した方が良い場合があります。自社ホームページに求人情報を載せるだけならば特別な費用は掛からないので企業側も求人募集をしやすいという特徴もあります。
転職エージェントでは採用費用が膨らみやすいため、同じような人材の場合、企業のホームページなどから直接応募した方が採用されやすいような場合もあります。
親族や友人、知人、取引先などの紹介
意外に侮れないのが知っている人から紹介してもらうということです。親族や友人、知人という場合はもちろんですが、取引先などの人から情報が得られる場合もあります。もし転職を考えている場合は、信頼できる人に相談してみると思いもよらぬ情報が得られる場合もあります。今後はSNS上のつながりから情報が得られるような場合も増えてくるかもしれません。
まとめ
- 転職情報を探す方法はハローワーク以外に、転職情報サイト、転職エージェント、合同説明会、情報誌や新聞の求人広告、企業のホームページ、知人などからの紹介があります。
- 転職エージェントを利用する場合は求人側に高いコストがかかっていることを意識しておきましょう。