転職を選択肢に入れると心にゆとりが
記事作成日:2015年7月12日
転職をすぐに考えるわけでなくても、いつでも転職ができるような心構えをして準備をしておくことで、今の仕事に対してゆとりをもって臨めることになります。転職を選択肢に入れることで心にゆとりができ、かえって今の仕事が上手くいくこともあります。転職はサラリーマンの切り札のような部分があるため、選択肢に入れておくことは大切です。
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他に選択肢がないと追い詰められてしまう
人間、他に選択肢がない状態に陥ってしまうと、追い込まれてしまうものです。普段とは違った精神状態になってしまうと、冷静な時はしないような失敗をしてしまったり、おかしな思考に陥ってしまったりします。
例えば、自分はこの会社を首になってしまったらとても再就職はできないし、路頭に迷って生活が破綻してしまうというように考えてしまうと、上司の指示が少しおかしいと思ってもそのまま従ってしまうかもしれません。
ちょっとおかしい位で済めばいいのですが、法令違反を問われかねないような指示であったり、倫理的に問題がある指示であったりしても、従うしかないと思ってしまうかもしれません。そうなると不正の片棒を担ぐことになってしまい、本当に人生を狂わせてしまう可能性があります。
他に選択肢がないと評価を気にしすぎてしまう
新人社員で陥りやすいことですが、他人の評判や評価に敏感になり過ぎてしまって、ストレスを強く感じてしまう場合があります。
人間が何人も集まれば、それぞれ違った人間なので全員に好かれる、評価されるということは難しくなります。他人からの評判や評価を気にしすぎてしまうと、気を病んでしまい仕事に強いストレスを感じてしまうようになります。
この会社じゃなきゃダメなんだと思い込んでしまうと、他人の評判や評価に振り回されるようになってしまい、活き活きと仕事をするのが難しくなってしまいます。
実際に転職するわけではなくても、いざという時は転職という選択肢もあると思うだけで、失敗やミスを極度に恐れることはなくなりますし、人からの評判や評価に過度に意識することもなくなります。
転職を選択肢に入れると心にゆとりができる
結果的に転職するわけでなくても、転職を選択肢に入れることで心にゆとりができるようになります。今の職場で上手くいかなくなっても生きていく道があるんだと思うだけで、心は楽になります。
辛いことがあった時も、いざという時の逃げ道がある場合と、逃げ道はないと思ってしまう場合では、対応に違いが出てきます。心にゆとりができる場合で、返っていまの仕事に向き合うことができて、乗り切ることができる場合もあります。
転職を選択肢に入れることで、かえって今の仕事が上手くいくようになることもあるのです。
他の会社を知ると自社を客観的に見られる
自分の働いている会社のことしか知らないと、他の会社での働き方、職場の雰囲気などが分かりません。取引先の人との交流を通じて垣間見ることができても、どうしても限界があります。
例え結果的に転職しなくても、他の会社の事を転職先として真剣に考えてみるだけでも、今の自分の会社への見方が変わってきます。悪い部分しか見えてなかった場合でも良い部分が見えてくるかもしれません。
転職をして複数の会社や職場を知ることになればなおさらですが、他の会社を知ることで自分の経験にもつながりますし、客観的に会社の職場を見られるようになります。
常に転職を選択肢に入れておきましょう
何かのトラブルや会社の業績不振などで職が脅かされるリスクは常にあります。異動で自分が全く望まない職場環境で働かざるを得なくなる場合もあります。そんな時に転職が選択肢にある場合と無い場合では心のゆとりが全く違います。
また、今の会社しかないと思い込んでしまうと、仕事が上手くいかなくなったり強いストレスを抱える危険もあります。
常に転職という選択肢を頭の片隅に入れておき、心の準備をしておくといざという時冷静に対処できるようになります。他の仕事でもやっていけるように知識やスキルを身につけるなど、日々努力を続けることが大切です。
ただし、仕事への緊張感は切らさずに
転職を意識しすぎてしまうと、今の仕事がどうでもいいと思ってしまう場合があります。これは転職をした場合でも同じで、仕事に対する緊張感がプツリと切れてしまうと、仕事が他人事になってしまい、あまりいいことがありません。
転職を選択肢に入れるとはいっても、今の仕事にはしっかりと向き合うことが大切です。
まとめ
- 転職を選択肢に入れることで心にゆとりができ、かえって今の仕事が上手くいくこともあります。
- 転職を意識して、様々な職場を知ることで、客観的に今の職場を見つめることができます。
- 常に転職という選択肢を頭の片隅に置いて、心の準備だけはしておきましょう。