転職で同期など人間関係を失うリスク
記事作成日:2015年7月12日
転職にはリスクもあります。同期などの人間関係、人脈を失ってしまうということがリスクの一つです。
あまりに規模が大きい会社の場合は同期入社が数百人ということになってしまって同期でも知らない人が多いという場合も考えられますが、通常は同期となる人間は数人から数十人ということになり大半の人の顔と名前が一致することになると思います。顔を見知った間柄であれば、それなりの人的なネットワークができることが普通です。
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同期入社の人間関係は貴重な財産
同期の人的なネットワークは貴重な財産です。同期同士で仕事に関する情報交換ができますし、年齢が近ければ友人関係になり励ましあうこともできます。
特に離職者が少ない職場では、特に長い付き合いになりやすい一方で、転職者に対して厳しい見方をし人間関係を壊してしまう場合もあります。例えば転職者は裏切り者であるといったような気持ちになってしまう場合です。
新卒の同期入社は人生で1度きり
人生で新卒は基本的に一度きりです。日本では新卒の一括採用が一般的で、新卒の同期については会社側も内定辞退や早期離職を防止する観点から、積極的な交流を促す場合もありますし、入社後の研修でも一緒に行動する場合があります。
新卒で入社した時の同期は人生で一度きりのものですし、社会に出た直後に出来た人間関係は、他の人間関係とは異なり独特のものでもありますので、失うのが惜しくなることもあります。
転職で人間関係を失う場合も
転職によって貴重な人間関係を失ってしまう場合もあります。一番大きなものは同期のつながりですが、先輩や後輩との人間関係も基本的には失われます。
会社に入ってからは、学生時代の友人などとは疎遠になってしまい、人間関係は会社が中心というようになる場合も多いと思います。会社の中の人間関係だけではなく、取引先などとの人間関係も失ってしまうことが多いので、転職によって自分の人間関係が大きく変わる場合があります。
社会人としてからの人間関係が会社だけになっていた場合には、人とのつながりがほとんど失われてしまう場合さえあります。
お世話になった人には礼儀を尽くす
在職中にお世話になった人や親交があった同期の人などには退職の際にきちんと挨拶をしておきましょう。どんな反応をされるか分かりませんが、こちらからの礼儀は尽くしておくべきです。
特に業界が狭い場合などは、仕事で関わりを持つ可能性があります。在籍した会社だけではなく、お互い転職して取引先として関係するというような偶然もあり得ます。
転職しても付き合っていける人
転職したとたんに態度を変えてしまうような人であれば、仕事のつながりがあったからこその付き合いであったのであって、仕事を離れた部分で付き合っていけるような人ではなかったと割り切ることが大切です。
転職しても変わらずに、人間関係を続けてくれる人は貴重な存在であることは間違いありませんし、大切な人間関係として人と人とのつながりができるのではないでしょうか。転職後も付き合いを続けられるならば、続けていけばいいのです。
まとめ
- 転職によって、会社での人間関係は失われる場合があります。
- 転職によって、自分の人間関係が大きく変わります。
- 転職後も付き合いを続けられる人は大切にしましょう。