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年齢別・男女別の退職理由(離職理由)

記事作成日:2018年8月15日

年齢別、男女別の退職理由・離職理由(仕事を辞める理由)についてです。総務省統計局「就業構造基本調査」(平成29年)を基に、年齢別、男女別、転職・退職別の退職理由についてまとめました。

年齢別の特徴としては、若い時期には一時的な仕事だから、自分に向かない仕事だからという割合が高くなっています。社会人になってから定年前までの働き盛りの時期には労働条件が悪い、収入が少ないということが退職理由として多くなります。また女性は、結婚、出産・育児、介護・看護などの割合も高くなります。年齢が上がると病気が退職理由となることが多くなります。

男女別の特徴としては、転職者では男女とも収入や労働条件などを理由に退職することが多くなっていますが、男性は事業の先行き不安などから退職する割合が女性より高くなっていて、女性は結婚や出産・育児、契約満了などにより退職する割合が高くなっています。

退職者(退職後未就業)では、男女とも転職(退職後就業)の場合と比べて、病気を理由にする割合が高くなります。女性は、結婚、出産・育児、介護・看護で退職する割合が高くなります。

なお、年齢別の集計については、調査時の年齢で集計していて、退職時の年齢で退職理由を集計しているわけではありません。そのため、退職時期がかなり前になることもあり、調査時の年齢と退職時期に大きなずれが生じる場合があることから、厳密な退職年齢別の退職理由を示しているわけではなく、以下の結果は大まかな傾向として捉えていただけるようお願いします。

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年代別退職理由の特徴(大まかな傾向)

  • 10代:一時的な仕事だから、自分に向かない仕事だから、労働条件が悪い
  • 20代:労働条件が悪い、収入が少ない、自分に向かない仕事だから、一時的な仕事だから、結婚・出産・育児(女性)
  • 30代:労働条件が悪い、収入が少ない、病気(男性・退職)、結婚・出産・育児(女性)
  • 40代:労働条件が悪い、収入が少ない、病気(退職)、出産・育児(女性)
  • 50代:労働条件が悪い、収入が少ない、人員整理・会社倒産(男性)、病気(退職)、介護・看護(退職)
  • 60代:定年、契約満了、病気・高齢

(注)退職時の年齢で退職理由を集計しているわけではなく、退職時期がかなり前になる場合があり、年齢と退職時期にずれが生じていることもあるため、大まかな傾向として捉えていただけるようお願いします。

男女別の退職理由の特徴(割合が高いものと男女比較で割合に違いがある理由)

  • 男性:労働条件が悪い、収入が少ない、事業不振や先行き不安、人員整理
  • 女性:労働条件が悪い、収入が少ない、結婚、出産・育児、介護・看護、家族の転勤や転職、雇用契約満了

転職・退職別の退職理由の特徴(転職と退職で割合に違いがある理由)

  • 転職(離職後就職):収入が少ない・労働条件が悪い
  • 退職(離職後無職):病気、介護・看護、結婚・出産・育児(女性)

男性の年齢別退職理由

男性の年齢別の退職理由を見ると、定年時期よりも前では労働条件が悪い、収入が少ないの割合が高くなっています。若い時期では、自分に向かない仕事だからといった理由の割合も高くなっています。

なお、年齢別の集計については、調査時の年齢で集計していて、退職時の年齢で退職理由を集計しているわけではありません。そのため、退職時期がかなり前になることもあり、調査時の年齢と退職時期に大きなずれが生じる場合があることから、厳密な退職年齢別の退職理由を示しているわけではなく、以下の結果は大まかな傾向として捉えていただけるようお願いします。

男性転職者の年齢別退職理由

男性・転職者の年齢別退職理由

男性退職者の年齢別退職理由

男性・退職者の年齢別退職理由

(出典)上の2つのグラフは共に総務省統計局「就業構造基本調査」(平成29年)のデータを基にfromportal.comの担当者が作成

10代後半男性(15、16、17、18、19歳)の退職理由

転職者

10代後半男性(15~19歳)の退職理由では、一時的についた仕事だからという割合が最も高く、続いて自分に向かない仕事だから、労働条件が悪いからという理由が高くなっています。アルバイトなどが含まれるとみられることや、仕事に対するイメージが固まっていないことが影響しているとみられます。

退職者

10代後半男性(15~19歳)の退職理由では、一時的についた仕事だからという割合が高く、続いて自分に向かない仕事だからという順番になっています。アルバイトなどの一時的な仕事を辞めて、仕事についていない状態の人が一定数含まれるとみられます。

20代前半男性(20、21、22、23、24歳)の退職理由

転職者

20代前半男性(20~24歳)の退職理由では、労働条件が悪いから、一時的についた仕事だから、自分に向かない仕事だからといった割合が高くなっています。他の仕事に転職しやすいこと、自分に向く仕事を模索する時期であることが影響しているとみられます。

退職者

20代前半男性(20~24歳)の退職理由では、一時的についた仕事だから、自分に向かない仕事だからといった割合が高くなっています。転職の場合よりは、労働条件が悪いことや収入が少ないことを理由に挙げる人の割合が少なくなっています。

20代後半男性(25、26、27、28、29歳)の退職理由

転職者

20代後半男性(25~29歳)の転職者の退職理由では、労働条件が悪いからという理由の割合が高くなっています。続いて収入が少ないの割合が高いです。20代後半は、仕事に慣れてくる時期ですが、転職で見つかる仕事の幅も広いため、労働条件や収入が悪いと転職を考えることが影響しているとみられます。

退職者

20代後半(25~29歳)の退職理由では、労働条件が悪い、自分に向かない仕事だからという理由の割合が多くなっています。本格的に働き始めて、厳しい労働条件で働いたり、合わない仕事で働いて、その後再就職していない人がいるとみられます。また、退職(再就職なし)の場合は転職の場合と比べて、20代後半から病気を理由に挙げる人が増えてくることも特徴です。身体面での健康のほか、精神面での健康を損なったことにより職を離れている人が増えだす時期とみられます。

30代前半男性(30、31、32、33、34歳)の退職理由

転職者

30代前半男性(30~34歳)の退職理由では、労働条件が悪いから、収入が少ないからという理由の割合が高くなっています。転職の限界とされる35歳を前にした30代前半は好条件で転職できる最後の時期であるため、よりよい労働条件や収入を目指して転職する人が多いとみられます。この時期には自分に向かない仕事だからという理由の割合は低下しています。

退職者

30代前半男性(30~34歳)の退職理由では、労働条件が悪いから、病気のため、雇用契約満了のためという理由が多くなっています。20代後半と同様に労働条件の悪さや体調を崩したことから働けなくなっている人がいるとみられます。また、30代前半では非正規職員となって雇用契約が満了した後、仕事が見つけられない、働いていないという人が増える時期であるとみられます。

30代後半男性(35、36、37、38、39歳)の退職理由

転職者

30代後半(35~39歳)の退職理由では、労働条件が悪いからという理由が高い一方、収入が少ないからという理由は30代前半から低下します。30代後半では、収入をアップしたいということより、労働条件が悪いということを改善したいため転職する人が相対的に多いとみられます。なお、このころから事業不振や先行き不安を理由に転職する人も増えます。

退職者

30代後半男性(35~39歳)の退職理由では、病気のためという割合が急激に増えます。まだ、一般的には健康を損ないやすい年齢ではないため、仕事が原因で身体・精神の面で体調を崩したため、離職せざるを得なかった人が増えやすい時期であるとみられます。続いて、労働条件が悪かったためという理由が多くなています。

40代前半男性(40、41、42、43、44歳)の退職理由

転職者

40代前半男性(40~44歳)の退職理由では、30代後半と同様に労働条件が悪いからという理由の割合が高くなっています。一方で、収入が少ないという理由の割合は30代後半から低下します。事業不振や先行き不安を理由に転職する人もいます。また、40代前半になると、会社倒産・事務所閉鎖、人員整理・勧奨退職などの会社都合による転職も高くなってくるほか、病気を理由にした転職も増えてきます。

退職者

40代前半男性(40~44歳)の退職理由では、30代後半と同様に病気の割合が高くなっています。続いて、自分に向かない仕事だから、労働条件が悪いからという理由が多くなっています。体調を崩してしまい、離職し再度就職していない人が多い時期であることが確認できます。

40代後半男性(45、46、47、48、49歳)の退職理由

転職者

40代後半男性(45~49歳)の退職理由では、労働条件が悪いから、収入が少ないからという理由の割合は高いものの、40代前半からは割合は低下します。一方で、会社倒産・事務所閉鎖、人員整理・勧奨退職、事業不振や先行き不安、病気などを理由に転職する人もそれなりの割合でいます。介護・看護を理由に転職する人も増えてきます。

退職者

40代後半男性(45~49歳)の退職理由では、30代後半や40代前半と同様に病気を理由に挙げる人の割合が高くなっています。また、労働条件が悪いから、自分に向かない仕事だからということを理由に挙げる人の割合も高めです。また、40代後半からは介護・看護を退職理由に挙げる人が増えてきます。親の介護が必要になって、退職する人が増え始める時期に当たるとみられます。

50代前半男性(50、51、52、53、54歳)の退職理由

転職者

50代前半男性(50~54歳)の退職理由では、労働条件が悪いから、収入が少ないからという理由の割合は依然高めですが、40代からは低下します。一方で、会社倒産・事務所閉鎖、人員整理・勧奨退職、事業不振や先行き不安から転職する人も増えてきます。特にリストラや勧奨退職の対象となりやすい年齢になります。

退職者

50代前半男性(50~54歳)の退職理由では、病気の割合が高くなっているほか、介護・看護の割合が高くなっています。病気や家族の介護が離職原因となりやすい時期となっています。

50代後半男性(55、56、57、58、59歳)の退職理由

転職者

50代後半男性(55~59歳)の退職理由では、人員整理・勧奨退職の割合が高くなり、リストラや勧奨退職の対象になりやすい年齢になっていることが確認できます。また、労働条件が悪いからという理由も高めとなっています。ただし、この年齢になると収入が少ないからという理由を転職する人は少なくなります。他の転職理由では、会社倒産・事務所閉鎖、事業不振や先行き不安、病気・高齢の割合も高くなっています。

転職者

50代後半男性(55~59歳)の退職理由では、病気を理由に挙げる人の割合が高いほか、人員整理・勧奨退職の割合も高くなることが特徴です。年齢を重ねてきて定年時期が近づいてきますが、リストラ、人員整理の対象になりやすくなるのが50代後半の時期ということになります。

60代前半男性(60、61、62、63、64歳)の退職理由

転職者

60代前半男性(60~64歳)の退職理由では、圧倒的に定年の割合が高くなり、定年を理由に新たな再就職先を探す時期となっています。労働条件の悪さや収入の少なさを理由に転職する人は少なくなります。

退職者

60代前半男性(60~64歳)の退職理由では、転職と同様に圧倒的に定年の割合が高くなります。続いて、高齢・病気の割合が高くなっています。

60代後半男性(65、66、67、68、69歳)の退職理由

転職者

60代後半男性(65~69歳)の退職理由では、60代前半と同様に定年の割合が高くなるほか、雇用契約満了という理由の割合も高くなります。定年を迎えるか、定年後に再就職した仕事が雇用期間満了を迎えることによって、転職するということになるとみられます。

退職者

60代後半男性(65~69歳)の退職理由では、定年、病気・高齢、雇用契約満了の割合が高くなっていています。定年後に働いていた人が契約満了で引退するというケースが増える時期に当たるとみられます。

70代男性(70、71、72、73、74、75、76、77、78、79歳)の退職理由

転職者

70代前半男性(70~74歳)の退職理由では、60代後半と同様に定年や雇用契約満了の割合が高くなっています。70代後半男性(75~79歳)になると、病気・高齢の割合が高くなります。

退職者

70代前半男性(70~74歳)、70代後半男性(75~79歳)の退職理由では、転職と同じように定年、病気・高齢、雇用契約満了の割合が高くなっています。

女性の年齢別退職理由

女性の年齢別の退職理由を見ると、結婚や出産・育児の時期では、結婚や出産・育児を理由に退職する人の割合が高くなります。若い時期では、自分に向かない仕事だからといった理由の割合も高くなっています。

なお、年齢別の集計については、調査時の年齢で集計していて、退職時の年齢で退職理由を集計しているわけではありません。そのため、退職時期がかなり前になることもあり、調査時の年齢と退職時期に大きなずれが生じる場合があることから、厳密な退職年齢別の退職理由を示しているわけではなく、以下の結果は大まかな傾向として捉えていただけるようお願いします。

女性転職者の年齢別退職理由

女性・転職者の年齢別退職理由

女性退職者の年齢別退職理由

女性・退職者の年齢別退職理由

(出典)上の2つのグラフは共に総務省統計局「就業構造基本調査」(平成29年)のデータを基にfromportal.comの担当者が作成

10代後半女性(15、16、17、18、19歳)の退職理由

転職者

10代後半女性(15~19歳)の退職理由では、労働条件が悪いから、自分に向かない仕事だから、一時的についた仕事だからという理由の割合が高くなっています。アルバイトや試しで一時的な仕事についた、自分に合う仕事を探している途中である、といったことなどが影響しているとみられます。

退職者

10代後半女性(15~19歳)の退職理由では、一時的についた仕事だからという割合が高く、続いて自分に向かない仕事だからという順番になっています。まだ仕事に対するイメージが固まっておらず、適した仕事を探している段階で、急いで次の仕事を探す必要がある時期ではないことや、学生が多く含まれるとみられることが影響しているとみられます。

20代前半女性(20、21、22、23、24歳)の退職理由

転職者

20代前半女性(20~24歳)の退職理由では、労働条件が悪いから、一時的についた仕事だから、自分に向かない仕事だからといった割合が高くなっています。他の仕事に転職しやすいこと、自分に向く仕事を模索する時期であることが影響しているとみられます。男性と女性でほぼ同様の傾向がみられます。

退職者

20代前半女性(20~24歳)の退職理由では、出産・育児のためという理由が高くなります。続いて一時的についた仕事だからという理由の割合が高くなっています。出産・育児の割合が高いことは男性とは異なる傾向です。

20代後半女性(25、26、27、28、29歳)の退職理由

転職者

20代後半女性(25~29歳)の転職理由では、労働条件が悪いからという理由の割合が高くなっています。続いて収入が少ないの割合が高いです。20代後半は、仕事に慣れてくる時期であるため、より良い条件を求めて転職するということが多いとみられます。自分に向かない仕事だからという割合も高いですが、10代後半や20代前半からは割合が低下します。また、結婚を理由にする人の割合がやや高くなる時期になります。

退職者

20代後半(25~29歳)の退職理由では、出産・育児のため、結婚のためという理由の割合が高くなります。結婚や出産・育児をする人が多くなる時期に当たるとみられます。男性とは退職理由の傾向が異なっています。

30代前半女性(30、31、32、33、34歳)の退職理由

転職者

30代前半女性(30~34歳)の退職理由では、労働条件が悪いから、収入が少ないからという理由の割合が高くなっています。また、結婚や出産・育児のために転職するという人の割合も高まります。結婚生活や出産・育児がしやすいような条件の職場に転職をする時期となります。

退職者

30代前半女性(30~34歳)の退職理由では、20代後半と同様に出産・育児や結婚のためという割合が高くなっています。結婚、出産・育児を機に仕事を辞めて家事や育児に専念するという人が増える時期となります。

30代後半女性(35、36、37、38、39歳)の退職理由

転職者

30代後半(35~39歳)の退職理由では、労働条件が悪いからという理由が多くなります。また、出産・育児のために転職する人も30代前半に引き続き多い時期に当たります。子育てがしやすい職場に転職する動きがみられる時期となります。

退職者

30代後半女性(35~39歳)の退職理由では、20代後半や30台前半と同様に、出産・育児や結婚のためという割合が高くなっています。結婚、出産・育児を機に仕事を辞めて家事や育児に専念するという人が多い時期となります。

40代前半女性(40、41、42、43、44歳)の退職理由

転職者

40代前半女性(40~44歳)の退職理由では、他の年代と同様に労働条件が悪いからという理由の割合が高くなります。また、出産・育児のために転職する人が減り、代わりに収入が少ないからという理由が増えます。

退職者

40代前半女性(40~44歳)の退職理由では、30代後半と育児の割合が高くなっていますが、病気のためという理由の割合も高くなることが特徴です。体調を崩して働かなくなる人が増える時期に当たるようです。

40代後半女性(45、46、47、48、49歳)の転退職理由

転職者

40代後半女性(45~49歳)の退職理由では、40代前半とほぼ同様で、労働条件が悪いから、収入が少ないからという理由の割合が高くなります。

退職者

40代後半女性(45~49歳)の退職理由では、病気のためという理由の割合が最も高くなります。続いて雇用契約満了、労働条件が悪いという理由の割合が高くなります。体の不調が原因で退職する人の割合が高くなる時期です。

50代前半女性(50、51、52、53、54歳)の退職理由

転職者

50代前半女性(50~54歳)の退職理由では、40代までと同様に労働条件が悪いから、収入が少ないからという理由の割合が高くなります。他には雇用契約満了、会社倒産・事業所閉鎖の理由もやや高くなっています。

退職者

50代前半女性(50~54歳)の退職理由では、病気の割合が高くなっているほか、介護・看護の割合が高くなっています。病気や家族の介護が離職原因となりやすい時期となっています。

50代後半女性(55、56、57、58、59歳)の退職理由

転職者

50代後半女性(55~59歳)の退職理由では、労働条件が悪いという理由が多くなっていますが、会社倒産・事業所閉鎖という理由も多くなっています。男女共通で50代になると会社倒産・事業所閉鎖の理由が多くなりますが、若い場合には早めに見切りをつけて転職・退職する一方、年齢を重ねた場合は倒産・閉鎖ぎりぎりまで在籍するという傾向がある可能性があります。

退職者

50代後半(55~59歳)の退職理由では、50代前半と同様に病気を理由に挙げる人の割合が高いほか、介護・看護のためを理由に挙げる人の割合も高くなっています。

60代前半女性(60、61、62、63、64歳)の退職理由

転職者

60代前半女性(60~64歳)の退職理由では、圧倒的に定年の割合が高くなり、定年を理由に新たな再就職先を探す時期となっています。続いて、労働条件が悪い、会社倒産の割合が高くなっています。

退職者

60代前半女性(60~64歳)の退職理由では、転職と同様に定年の割合が高くなります。続いて、高齢・病気、介護・看護の割合が高くなっています。

60代後半女性(65、66、67、68、69歳)の退職理由

転職者

60代後半女性(65~69歳)の退職理由では、60代前半と同様に定年の割合が高くなるほか、会社倒産の割合が高くなっています。続いて病気・高齢の割合が高くなっています。

退職者

60代後半女性(65~69歳)の退職理由では、定年、病気・高齢の割合が高くなっていています。男性と比べると、雇用契約満了の割合が相対的に低くなっています。

70代女性(70、71、72、73、74、75、76、77、78、79歳)の退職理由

転職者

70代前半女性(70~74歳)、70代後半女性(75~79歳)の退職理由では、定年や病気・高齢、会社倒産の割合が高くなっています。

退職者

70代前半女性(70~74歳)、70代後半女性(75~79歳)の退職理由では、定年、病気・高齢の割合が高くなっています。

男女別の退職理由の特徴

男性の退職理由の特徴

男性では退職理由として、収入が少ない、労働条件が悪い、事業不振や先行き不安などを挙げる人が多くなっていますが、仕事の将来性、仕事からの収入、仕事の条件など、仕事そのものに関する理由で退職する場合が多くなります。また、人員整理を理由に挙げる割合が相対的に高いですが、中高年の男性は雇用形態や役職・収入の面などから女性よりも人員整理の対象になりやすい可能性があります。

女性の退職理由の特徴

女性では退職理由として、男性と同様に収入が少ない、労働条件が悪いという理由も多くなっていますが、男性と比べると結婚、出産・育児、介護・看護、家族の転勤や転職といった、家族の都合による退職が多くなっていることが特徴です。女性は家族に関する理由で仕事を辞めることが多い傾向があります。また、男性と比べると雇用契約満了で退職する人も多いですが、男性と比べて非正規の雇用形態が多いことが影響しているとみられます。

転職者・退職者別の退職理由の特徴

転職者(退職後に仕事に就いた人)と退職者(退職後仕事に就いていない人)での退職理由の違いです。

転職者

転職者の退職理由では、収入が少ないや労働条件が悪いという理由を挙げる人が多くなっていますが、収入や労働条件といった仕事の条件が悪いために退職して、別の仕事に就くことが影響しているとみられます。

退職者

退職者の退職理由では、病気、介護・看護、結婚・出産・育児など自分自身が働けなくなる、家族の都合で働けなくなるためにやむを得ず退職するということが多くなっています。

まとめ

  • 退職理由の年齢別の特徴としては、若い時期は仕事に対するイメージが固まっていないこと、学生が含まれることから、一時的な仕事だから、自分に向かない仕事だからという割合が高くなっています。社会人となってから定年前までの働き盛りの時期は労働条件が悪い、収入が少ないということが退職理由として多くなります。年齢が上がると病気が退職理由となることが多くなります。
  • 男女別の特徴としては、転職者では男女とも収入や労働条件などを理由に退職することが多いですが、男性は事業の先行き不安などから退職する割合が女性より高く、女性は結婚や出産・育児、契約満了などにより退職する割合が高くなっています。退職者(退職後未就業)では、男女とも転職者の場合と比べて、病気を理由にする割合が高くなります。女性は、結婚、出産・育児、介護・看護で退職する割合が高くなります。

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【年齢別・男女別の退職理由(離職理由)の記事は終わりです】

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