収入源を複数持つようにする
記事作成日:2015年6月15日
最終更新日:2015年6月22日
生きていくためにはお金が必要です。しかし、普通に会社員として働くと、収入を得る手段は会社からの給与(給料・賞与など)の1つになります。会社からの給与は、会社の経営が傾けば減給となって減ってしまったり、リストラなどで突然無くなってしまったりすることがあります。
また、人間関係の悪化や、パワハラやセクハラなどで会社にいられなくなる場合もあります。
お金を稼ぐ手段が1つしかないという状態は、冷静に考えるととても怖いことです。その収入が無くなってしまったらたちまち生活に困る可能性があるからです。
そのため可能な範囲で収入を複数持って、収入を複線化する、またはすぐに別の収入を持てる準備をしておくことが大切になります。
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収入源を複数持つ方法
収入源を複数持つ方法、収入源を持つための準備の方法には次のようなものがあります。
- 共働き
- 副業
- 資産運用
- スキルアップ
共働き
収入を複数持つ方法の代表的なものは共働きです。夫婦で暮らしている場合は、2人とも働くことで収入を複数持つことができます。同じ会社よりは別の会社で働いている方が収入を分散させる意味が大きくなります。
女性の場合は結婚や子供の出産を機に仕事をやめたり、転職したりする場合があります。育児に専念する場合でも、いつでも働けるように仕事に関する知識を吸収するようにするなど常に準備をしておくことが大切です。子供に手がかからなくなったら、短時間でも働くようにすると家族で収入を複数持つことができるようになります。
副業
同じ人が複数の収入源を持つ方法の1つが副業です。副業は時間や手間がそれなりにとられてしまうので積極的にお勧めできる方法ではありません。
しかし、本業に力を尽くしていても、本業の先行きに不安があって他の仕事もできるようになっておきたい場合や、将来の独立や起業を考えている場合などには意味があります。また、短時間でできるような副業をコツコツと積み重ねて長い間やっていく場合も本業や生活に影響が出なければ有効です。
副業をする場合は、生活が苦しくてお金を稼がなければならないといったような特殊な場合を除いて、単純な時間をお金に換える仕事や自分の経験などにつながらない仕事は選ばないようにしましょう。
資産運用
同じ人が複数の収入源を持つ方法の1つに資産運用があります。お金が働いてお金を稼ぐ形になるので、自分の手間や時間はそれほどかけずに収入源を増やすことができます。
家計のやりくりを頑張って早く貯金を作って、お金に働いてもらえるようになると家計はかなり楽になるだけではなく、いざという時も心強いです。
働いて稼ぐようなお金を資産運用で稼ぐためにはかなりの資金を運用に回す必要がありますが、働いて稼ぐほどでなくても一定の収入があるようになると家計にとってはプラスです。
スキルアップ
今何かの仕事についていても、いつ給料などが減ったり、失業したりしてしまうか分かりません。同じ会社で長く働いていると自分のできることが所属している会社の固有な業務に限られてしまったり、人間関係が社内に偏ってしまったり、視野が狭くなってしまったりすることがあります。
そのため、資格とかではなくても、違った分野の知識をつける、勉強会やセミナーに参加する、異業種交流会に参加するなどといったような形でスキルアップを図り、いざという時に備えておくことが大切です。
常に自分を磨くことを忘れなければ、苦しい時でも道が開けるはずです。
まとめ
- 生きていくためにはお金が必要なのに収入源が1つしかないというのは冷静に考えると怖いことです。
- 共働きや副業、資産運用、スキルアップなど収入源を増やす努力を忘れないようにしましょう。