会社員がお金持ちになるには:お金持ちになる方法
記事作成日:2015年7月15日
最終更新日:2016年7月10日
お金持ちになるにはどうしたらいいんだろう?誰もが1度は思った事ではないでしょうか。お金持ちになりたいと思ったとしても、日々普通に会社員として働いているだけでは、そこそこの生活ができたとしても、お金持ちになることはできません。会社員がお金持ちになる方法について紹介します。
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会社員がお金持ちになる方法
会社員のメリットとデメリット
会社員の大きなメリットは、生活のために必要な最低限の給与がもらえるということです。一方で会社員の大きなデメリットは、給与は経営者から支払われるもので自分が金額を決められるものではないということと、会社員は時間や行動が制限されているということです。
会社員が目指すお金持ち
一般的に、富裕層と呼ばれるお金持ちは金融資産(純資産)が1億円以上ある状態を指します。超富裕層は5億円以上です。もちろん、世の中にはもっとお金持ちがいますが、事業で成功した、不動産を大量に保有している、株式投資などで大成功した、遺産を引き継いだなど特殊な人たちで、更に一段上の努力が必要になります。とりあえずは、金融資産が1億円以上になるような状態を目指しましょう。
会社員がお金持ちになるには
お金持ちになる方法はたくさんあります。収入の種類には大きく分けて、誰かの下で働くことによる給与収入、自らが事業を行って得る収入、投資によって得る収入がありますが、誰かの下で働くことによる給与収入には限界があるので、給与収入だけではお金持ちになるのは困難です。事業をするか資産運用・投資をするかということになります。
普通に働いていたらお金持ちにはなれない
会社員は普通に働いていたら1億円以上の資産を作ること自体がかなり難しいです。自宅を入れれば1億円に届くという場合でも自宅に住んでいたら売却は難しいですし、自宅の建物部分は経年変化で価値が落ちていきます。普通に働いていたらお金持ちにはなれないのです。
会社員の収入は限界がある
会社員には自分で給料を決定する権限がほとんどありません。サラリーマンでも経営者まで出世すれば自分の給料を変えることができるかもしれませんが、全員がサラリーマンとして出世して経営者になれるわけではありませんし、経営者になるためには膨大な労力と時間などが必要になります。
会社員の給与収入は2~3億円程度
会社員の生涯の給与年収は大学を卒業してちゃんと働いたとしても2~3億円前後になります。2~3億円が丸々残るという訳ではなく、生活費などに消えていく分を考えると普通に働いただけではお金持ちにはなれません。
給与収入だけで1億円を残すのは難しい
もちろん会社員の給与収入だけで金融資産が1億円以上となることが不可能な訳ではありません。2~3億円程度の収入の中でやりくりをして、生活費などの支出を1~2億円に抑えて1億円以上を残せば良いのです。
1年に250万円を貯めれば40年で1億円
ただし、計算すると分かりますが、かなり難しいです。40年間働くとして、1億円÷40年=250万円となりますが、毎年250万円は残さないといけません。毎年の給与収入が300万円~500万円程度では毎年250万円を残すのはかなり資産の業です。会社員として働くことにもリスクがある
さらに会社員として働き続けることにはリスクがあることにも注意が必要です。より多くの収入を得ようとして労働時間を長くすると健康を損なってしまい、人生を健康に生きられる時間を縮めてしまう可能性があります。
上司との折り合いが悪ければ、仕事をどれだけ頑張っても出世できずに閑職に追いやられてしまう可能性があります。変な上司に当たった場合はセクハラやパワハラで精神を病んでしまう可能性もあります。
転勤などの人事命令によって人生設計が狂ってしまい、不要な支出を強いられる可能性もあります。
会社員は収入が増えるほど支出が増える場合も
会社員として頑張って働いて支出が増えたとしても、支出も一緒に増えてしまう可能性があります。会社員は会社の中で出世するほど付き合いも自然と増えてくるため交際費などの支出は増える傾向にあり、お金が思ったほどたまらないという場合もあります。
仮に必要性に迫られなかったとしても、他人からの見え方を気にするあまり、自分自身で見栄を張ってしまって支出を増やしてしまうこともあります。
会社員の給与収入だけでお金持ちになりたいなら
会社員の給与収入では限界もありますが、金融資産1億円程度であれば不可能ではありません。出来る範囲で収入を増やし、支出を抑えることで1億円程度の金融資産であれば貯めることも可能です。会社員の給与収入だけでお金持ちになるための方法を説明します。
転職や出世などで給与収入を増やす
会社員の給与収入だけでお金持ちを目指すのであれば、給与収入を増やしていく必要があります。給与水準が高い業界に就職・転職する、頑張って働いて上司に気に入られて出世するなど、給与収入を増やす努力が重要です。
副業をする
会社員として収入を増やす方法として副業があります。起業・独立の下準備としての副業ではなくても、会社員として収入を増やすための副業もあります。時間などの制約の範囲内で、出来る副業を行い給与収入を増やすことが目標です。
ただし、副業で疲れてしまって、本業での成果が落ちてしまうようだと給与収入が減ってしまう可能性があり、本末転倒になります。
共働きをする
夫婦で働ける状況にある場合は共働きをすると収入を増やすことができます。ただし、会社員としての収入が増えることになるので限界もあります。
しかし、共働きと片働きでは世帯の収入が大きく変わってきます。年収250万円で働いても40年続ければ収入の合計は1億円になります。
夫婦の片方だけの収入で生活するようにすれば、1億円を貯めることができます。
家計管理、支出管理を徹底する
収入は増やすことはもちろんですが、支出を徹底的に減らすことで、自分が使えるお金が増えます。収入を増やすことに限界があるのであれば、家計管理や支出管理に力を入れることになります。
普通にサラリーマンをしていてもある程度まとまった額の貯金があるという場合は、資産運用や副業はしていなくて、単に支出が少なかったという場合も多いです。
しかし、生活を切り詰める場面が多くなるので、お金を使うのではなく、お金を貯めることが目的になってしまう恐れがあります。
お金持ちになるには資産運用・投資や事業
会社員の給与収入だけではお金持ちになるのは非常に難しいです。そのため、会社員がお金持ちになるには、自分以外にお金がお金を稼いできてくれる資産運用・投資や、給与以上の稼ぎを得られる可能性がある事業を行う必要があります。
資本主義の社会でお金持ちになるには起業家か資金力のある投資家になる
資本主義社会の中では、自ら起業して経営者となるか、圧倒的な資金力で経営者に資本を提供する資本家になることがお金持ちへの道です。しかし、起業することには大きなリスクも伴いますし、投資家になるにしても、最初から大金を持っている人はほとんどいません。
会社員に向くのは資産運用・投資
会社員がお金持ちになる方法として向いているのは、資産運用・投資です。事業の場合は、副業として行うか、会社員を辞めて起業・独立をするということになりますが、起業・独立はリスクが高く、誰にでもできるという訳ではないからです。
資産運用・投資なら会社員とも両立できる
資産運用・投資の最大のメリットは、会社員と両立できるということです。資産運用・投資は、相場の動きを常にチェックして機動的な運用を行う投機的な方法もありますが、相場動向を常にウォッチしていなくてもある程度の成果が期待できます。そのため、忙しい会社員でも行うことができるのです。
業種によっては株式投資や信用取引、先物取引、FXが禁止されている場合がありますが、資産運用全般が禁止されているわけではないため、他の資産を利用すれば、資産運用自体は可能です。
資産運用・投資に回すお金を増やす
資産運用で重要なのは資産運用金額です。投資に回す金額が多くなればなるほど、得られる収益も増えるためいかに元手を増やしていくかが大切です。
会社員であれば、安定的に給与収入があるので、家計のやりくりをしっかりと行い、投資に回すお金を増やしていくことができます。しっかりと働きながら元手を貯めていくのです。
会社員はお金持ちになるため資産運用を
つまり、会社員がお金持ちになるには、会社員として給料がもらえるというある程度安定した状況を活かしながら、資産運用・投資を行うことが最も現実的です。
会社員がお金持ちになるのであれば勤労による収入以外の収入を得る必要があり、手掛けやすい方法の1つが資産運用だからです。お金がお金を稼いでくるようになり、会社員としての収入の限界を超えて、収入を得られる可能性があります。
お金持ちになる方法には起業する道もある
もちろん、会社員がお金持ちになるために、リスクをとって起業・独立するという方法もあります。起業・独立をすることで給与収入以上の収入を得られる可能性があるからです。
起業・独立でお金持ちになれるかも
起業・独立で成功すれば、事業で得た利益を自分のものにすることができます。誰か下で働く会社員と違って、自分自身が個人事業主や会社の経営者(オーナー)になれば事業で得た利益を自由に配分することが可能になります。事業が成功すればお金持ちになれる可能性があります。
起業・独立は失敗する人も多い
起業・独立は失敗してしまう人も多いことに注意が必要です。起業・独立をした人が全員お金持ちになっているわけではありません。起業・独立に失敗して、会社員に逆戻りという場合もあります。挑戦することなしに成功はあり得ませんが、単に挑戦すれば良いという訳ではありません。
副業で様子を見ながら起業や独立をする
いきなり会社員を辞めて起業・独立をするのはリスクが高く、退職後すぐには売上が上がらない場合もあるので、副業として様子を見ながら起業・独立をするという方法もあります。
とは言っても単に時給がもらえるような時間をそのままお金に変えるような副業では起業・独立につながりづらいので起業・独立につながるような副業を始めることが大切です。
小さな起業のような形で何かしらの事業を始めることが必要です。自分の知識や技能、経験を活かして物やサービスを販売したり、手間をかけないで収入を上げるしくみを作ったりして、会社員としての収入よりも効率よくお金を稼ぐ必要があります。
夫婦で役割分担をする方法も
会社員は時間に制限があるほか、副業を制限する就業規則があることによって、副業が難しい場合もあります。もし自分の副業が難しい場合は夫や妻などの配偶者、兄弟、子供などの家族・親族で役割分担をして、事業に取り組んでもらうという方法があります。自分自身は会社員を続けながら、配偶者が事業を立ち上げるというような形です。
ありふれた業務内容でも起業・独立できる
絶対に成功するというようなアイデアがある人は思うように起業・独立をした方が良いと思いますが、特殊なアイデアや発明、技術がないと起業・独立ができないという訳ではありません。飲食店などのようにごくありふれた業務内容であっても起業・独立をすることができます。ただし、飲食店の起業・独立が有利という訳ではありません。
起業・独立はリスクを抑える
規模が大きい企業が有利になりやすい経済構造があるため、大企業と同じような事を個人事業主や中小企業がやっていては起業・独立が成功する可能性は小さくなってしまいます。
個人事業主や中小企業での起業・独立はリスクを抑えることが重要です。大規模な初期投資が必要なく少額から始められる事業、商品の在庫を抱える必要がない事業、原価率が低いなど利益を上げやすい事業、季節や流行などに左右されずに安定的な収入を上げることができる事業、将来もしばらくの間はなくならないような事業などのようにリスクを抑えた事業を行うことが重要です。
まとめ
- 会社員の給与収入には限界があるため、お金持ちになるのは難しいですが、収入を増やす努力をしながら支出を減らすことで、金融資産を1億円程度貯めることは不可能ではありません。
- 会社員がお金持ちになるのであれば、最も現実的なのは資産運用・投資です。起業・独立して事業を行うことはリスクが大きいですが、資産運用であれば会社員としての安定収入を活かしながら、資産運用・投資による収入を増やしていくことができるからです。