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学生と社会人の違い・学校(大学)と会社の違い

記事作成日:2017年10月23日

学生と社会人の大きな違いは、学生はお金を支払って教育を受ける立場である一方、社会人は自分を労働力として提供し給料を得る立場であるということです。社会人は自分を労働力として提供するために、労働力を提供するという範囲で様々な義務・責任を負うことになります。なお、全ての社会人=会社員ではなく、起業するような場合も考えられますが、ここでは社会人は会社員あるいは何らかの組織で働く人という前提で説明しています。

学校(大学)と会社の違いも基本的に学生と社会人の違いに起因しています。学校(大学)はお金を支払って学生が学ぶ場、会社は社会人が賃金を受け取るために労働力を提供する場(働く場)です。

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学生は教育サービスを受け、社会人は労働力を提供する

学生と社会人の大きな違いは、学生はお金を支払って教育サービスを受ける立場である一方、社会人は自らを労働力として売り給料という対価を受け取る立場であるということです。

社会人は責任を負っている、全て自己責任である、といいますが、自分を労働力として売り、給料という対価を得ていることに起因します。自分の時間、エネルギー、能力を労働力として提供している以上、労働力を提供すること十分にできる状態で仕事に取り組む必要があります。

また、労働契約を守るのであれば、嫌な仕事でも受けなければいけませんし、会社・上司の指揮命令には服する必要があります。時間は守らないといけませんし、体調を崩してしまっては十分な労務を提供することができません。

学校(大学)と会社の違いも、学生と社会人の立場の違いから生じます。

学生と社会人の違い

  • 学生:お金を支払って教育サービスを受ける
  • 社会人:自分を労働力として提供し賃金を受け取る

学校(大学)と会社の違い

  • 学校(大学):学生がお金を支払って学ぶ場
  • 会社:社会人がお金を受け取るため働く場

社会人は労働力として責任を負う

学生の場合は、お金を支払って教育サービスを受ける立場であり、いわば学校・大学から見ればお客さんです。もちろん、学校の規則を守らない場合、義務を果たさない場合には停学・退学などの処分を受けるもあります。しかし、教育サービスを受けられなくなるという不利益にとどまります。

しかし、社会人の場合は給料という対価を得て労働力を提供します。そのため、十分に労働力を提供できないということは労働力を提供する労働者としての義務を果たしていないことになります。

つまり、労働契約を果たせないということになります。お金をもらっているのに、労働力を提供できないということになります。これでは給料を受け取る価値がある労働力としてはなくなってしまいます。

社会人は会社・組織・上司の指揮命令に従う必要がある

社会人として働くということは、会社に労働力を提供することであり、会社・組織・上司の指揮を受け、命令に従う必要があります。言われた仕事を行うことが労働力を提供することになるのです。

もちろん、自らが提案・交渉して、会社の方針、上司の指揮・命令を変更することができる場合もありますが、受け入れざるを得ない場合には不満があったとしても、自分の気持ちを抑えて従わなければいけません。

ただし、会社・組織・上司の指揮命令が法令に違反するような場合まで従う必要はありません。不当な長時間労働を強いられたり、不当に身体的・精神的に過酷な状況に追い込まれたりしている場合まで、従う必要はないのです。人権を侵害するようなパワーハラスメントやセクシャルハラスメントを耐え忍ぶ必要はないのです。

社会人は約束・時間を守る必要がある

学生であれば、授業・講義の時間を守らなかったとしても強い非難にはさらされないかもしれません。無断で授業や講義を欠席しても学生の地位を直ちに脅かすようなことはあまりないかもしれません。

しかし、社会人は労働契約に従って労働を提供するため、決められた労働時間を守らなければ、労働力として価値がないとみなされてしまい、労働者としての地位を失ってしまう可能性があります。

例えば8時間働く(労働力を提供する)代わりに給料を毎月30万円受け取るという契約になっているのであれば、8時間働くのは当たり前なのです。遅刻や早退、欠勤は望ましいことではないのです。社会人は約束・時間を守る必要があるのです。

なお、時間を守る必要があるのは会社側も同じです。就業時間を守る必要があり、労働時間に含まれないサービス残業を強いるべきではありません。残業時間の制限も守るのが筋です。

社会人は嫌な人間関係を受け入れなければいけないこともある

学生の場合、人間関係は好き嫌いで親密になったり、疎遠になったりしても、学業が困難になるということはあまりありません。しかし、社会人になると嫌な人間関係であっても受け入れなければ労働力を提供できない場合があります。

上司・同僚・部下が嫌いあるいは苦手であっても、避けることはできないのです。職場の人を避けていては仕事で十分な成果を上げられなくなってしまうからです。

取引先やお客さんについても同じことが言えます。経営戦略次第ではお客さんを選ぶという場合もありますが、お客さんを選んでいては商売が成り立たないような場合もあります。

社会人は学生よりも、人間関係で我慢したり、耐えたりしなければいけない場面が多くなることがあります。

社会人が労働力として評価されるのは仕事の成果

社会人は自らを労働力として提供します。労働力として評価されるためには仕事で成果を上げる必要があります。何かに秀でていたり、知識が豊富であっても、仕事で成果を上げられなければ、労働力として求められる役割を果たしているとは言えないのです。

仕事で成果を上げるためには業務分野に関する知識が豊富であったり、特殊な能力を保有しているだけでは不十分な場合があり、利害関係者との交渉・調整を通じて成果を生み出していくような、人間関係を構築する能力が問われる場合もあります。

学生として優秀であるということは知識が豊富であるということを意味する場合がありますが、知識を仕事の成果に結びつけられずに苦労してしまう場合もあります。

社会人は労働力の提供のため体調管理が必要に

社会人は自らを労働力として提供するために肉体的・精神的な体調管理が必要になります。疲れていたり、落ち込んでいたりしては労働時間内に十分な労働力の提供ができないからです。体調管理を怠って頻繁に体調を崩すようであれば、会社を休まざるを得ず、労働力の提供ができなくなってしまいます。

しっかりと十分な栄養・睡眠をとる、暴飲暴食を避ける、ストレス解消をする、適度な運動をするなど、身体的・精神的な健康への配慮が大切です。

例えば、恋人と別れてしまうというような個人的に辛い事があったとしても、勤務中は仕事とプライベートに線を引き、引きずらないで労働力を提供するプロ意識が求められます。社会人は労働力を提供する立場なのです。

社会人は労働力の提供のため研鑽が重要に

社会人が労働力として評価されるためには、自らの仕事の遂行能力を高める必要があります。仕事の能力が認められることで、出世・昇進の可能性が高まるからです。

業務分野の知識・技能を身に付けたり、仕事を効率よく処理する方法や時間の使い方を学んだり、業務経験を積んだりして自らの研鑽を図ることが大切です。難しい仕事や異なった分野の仕事に取り組むことで積極的に経験を積む機会を得ることも大切です。社内・社外に人間関係を構築し、人脈を広げていくことも必要になります。

もし、研鑽を怠れば労働力としての自らの価値を高めることができず、出世や昇進・昇給が望めない事態に陥ってしまいます。

学生として過ごす時間は、社会人になる前段階として、様々な事を学ぶ時間でもあります。多少の失敗は多めに見てもらえることが多く、失敗などを通じて成長していく時期でもあります。学生は教えてもらう立場でありますが、社会人は基本的には教えてもらうという立場ではなくなり、自ら学ぶという姿勢が必要になります。

社会人は人生や時間・お金の使い方を自分で決める立場になる

社会人の場合は、人生の重要な決断を自分で決める立場になります。退職・転職、結婚・出産・離婚などの人生の決断を行う立場になります。

また、時間やお金の使い方も自分で決める立場になります。自分の時間をどう使うかということも自ら決めなければいけません。多くの時間は会社などへの労働の提供に割かれますが、自由になる時間もあります。どんなところで働くか、休みの日はどうするかということを決める必要があります。

お金の使い方も自分で決めなければいけません。家計のやりくりも必要になります。収入・支出を自分でコントロールすることになります。時間・お金をどんなことに配分するのかということは自分の人生をどう過ごすのかという決断をすることに他なりません。

一方で、学生の場合は、人生の重要な決断を迫られることはあまり多くはありません。また、お金や時間の配分もある程度自分で決めますが、全面的に自分だけで決められるわけではないことも多いです。

学生の場合、大学生にもなればある程度自立した生活を送ることになりますが、多くの場合は親から経済面・生活面でなんらかの支援を受けることになります。完全に自立して、自分が全て判断するということはあまりありません。また、学生の期間は社会人になる前の猶予期間(モラトリアム)の側面もあります。

社会人はお金はあるが時間はない、学生は時間はあるがお金はない

「社会人はお金はあるが時間はない、学生は時間はあるがお金はない」ということがよく言われます。社会人は自らお金を稼ぐことができますが、会社で働く必要があるため自由になる時間が少なくなる傾向があります。一方で学生は自由になる時間が比較的多くありますが、たくさんお金を稼ぐことは難しいため、やりたいことがあってもお金がないという状況に陥りがちです。

「社会人はお金はあるが時間はない、学生は時間はあるがお金はない」ということは社会人と学生のありがちな状況を示してはいますが、そうならないようにすることもできます。時間やお金の配分を工夫すれば社会人であってもお金と時間の自由を得ることができるのです。

まとめ

  • 学生と社会人の大きな違いは、学生はお金を支払って教育を受ける立場である一方、社会人は自分を労働力として提供し給料を得る立場であるということです。
  • 社会人になると基本的に時間・お金の配分は全て自分で決めなければいけません。学生の場合は何らかの形で親の支援などを受けることが多くあります。

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【学生と社会人の違い・学校(大学)と会社の違いの記事は終わりです】

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