セミナーに参加するメリットとデメリット
記事作成日:2016年9月20日
セミナーや講演会は自己啓発・自己投資の方法として有力ですが、セミナーや講演会にはメリットとデメリットやリスクがあります。セミナーは知識やノウハウが得られるほか、何かのきっかけになることなどのメリットがありますが、事前に詳細な内容が分からないため期待外れとなる可能性がある、効果や適正な費用が見極めづらいなどデメリット・リスクがあります。
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セミナーで得られるメリット
知識やノウハウが得られる
セミナーや講演会に参加することで知識やノウハウを得ることができ、スキルアップなどにつながります。文章では伝えづらいことや書けないことなどもセミナーなどでは聞けることがあります。また書籍や雑誌の記事にするまでには時間がかかる場合があり、タイムリーな情報を得ることができる場合もあります。文章を読むよりも耳で聞く方が頭に入ってきやすい人はセミナーや講演が効果的なことがあります。
動機付けになる・意欲が高まる
セミナーや講演会に参加することで、何か行動するための動機づけになったり、意欲が高まったりします。例え具体的な知識やノウハウが得られなかったとしても、セミナーに参加することで刺激を受けて、モチベーションが高まって、新しいことを始めることができれば、セミナーは効果があったといえます。
参加した人と人脈ができる
セミナーで参加した人同士が交流する機会が設けられている場合には、セミナーをきっかけに新たな人脈ができることがあります。セミナーの参加者は同じ目的意識を持っていることが多いので、話が通じやすく、仲良くなるきっかけを掴みやすいのです。例え交流の機会が用意されていなくても、自分から周りの参加者に話しかけることで人脈につながることがあります。
普段会えない人に会える
セミナーや講演会などでは普段はなかなか会えないような人に会うことができます。有名人・著名人の話を直接聞くことができたり、交流したりするチャンスがあることもセミナーの魅力の1つです。セミナーによって講師と交流の機会があるかどうかなどは違ってきますが、会えない人に会えるチャンスです。
直接講師に質問・相談できる
自分が何か疑問や悩みを抱えていた場合には、セミナーに参加することで講師に直接質問や相談ができる可能性があります。見聞きしているだけでは分からないことや解決しづらいこともありますし、メールや電話では伝えづらいこともあります。直接対面して質問や相談ができるということがメリットです。
セミナーのデメリット・リスク
内容が求めると違っている可能性がある
セミナーなどは内容が事前に分かってしまうと参加する意味が無くなってしまうので、事前にはおおまなか内容しか知らされないことがほとんどです。参加すれば詳細な内容を示した資料などがもらえることもありますが、基本的にはお金を払って参加しないと内容が分かりません。セミナーの内容が自分の求めているものと違っている可能性があり、事前には詳しい内容が分からないことがセミナーのデメリットの1つです。
効果があるかどうか分からない
セミナーは参加することで知識や刺激を得ることができますが、知識や刺激が自分にとってどのような効果があるのかなかなか分かりづらいということがセミナーのデメリットの1つです。参加してみないと細かい話の内容が分からないからです。特定のセミナーに参加したから人生が変わったと言えるほど明確な効果があればいいですが、1つ1つのセミナーなどの効果はそれほど大きくない場合もあります。自分の人生に好影響を受けていても、わずかな変化であれば感じ取れないかもしれません。
費用が見合ったものかどうか分からない
セミナーの費用が支払いに値するものなのか、事前に判断が難しく、参加してみて期待外れとなってしまう可能性があることはセミナーのデメリットの1つです。セミナーや講演会などは適正な価格や相場といったものが分かりづらく、またセミナーや講演会を利用して荒稼ぎしようとする人もいるので不当に高額な料金を請求されることがあります。
激しい営業活動や勧誘を受けることがある
セミナーが営業活動や何らかの勧誘の場として利用されることがあります。低価格あるいは無料でセミナーを開催して集客し、集客した人に自社の製品やサービスを営業したり、何らかの勧誘をする場合があります。セミナーの場でそれとなく自社製品を宣伝したり、セミナーで集めた住所やメールアドレスを利用してダイレクトメールを送って来たりすることがあります。巧妙な営業活動でセミナーに参加したことによって、いつの間にか高額な商品を購入していたということがあるのです。
セミナーで得たことは実践・実行しないと意味がない
セミナーで知識やノウハウを得たり、やる気が出たりしても、それで満足してしまって、何の行動にもつながらなければ参加した意味が無くなってしまいます。セミナーで知識やノウハウを得た場合には実践することが大切ですし、やる気が出たのであれば何かを実行に移すことが重要です。
セミナーは冷静に費用対効果を見極めることが重要
セミナーは事前に詳細な内容が分からないことが多いため、必要な費用が適正かどうか分からないことがあります。しかし、高額のセミナーの場合には、冷静に参加する意味があるのかどうかを見極める必要があります。
セミナーの目安となる金額
目安になるのは書籍から得られる情報量と金額で1,000~3,000円との比較で書籍以上の価値があると思えば3,000円以上のセミナーにも価値がありますし、そうでなければ書籍並みの3,000円以下の価格が適正と考えられます。
付加価値があるセミナーの場合
単に知識や情報、ノウハウを得る以上の意味があるセミナーは書籍との比較では意味がありません。人脈が得られるセミナー、意欲が高まるセミナーなどは書籍の価格以上の価値がある場合もあります。
もし、セミナー自体に付加価値がなくても、自分が変わるきっかけになるのであれば、高いお金を払っても行く価値があるかもしれません。自分にとってどのような価値が得られるかという視点が重要です。
費用に見合わない場合も多い
セミナーで最も注意しなければいけないのが、費用に見合わない内容のセミナーも多いことです。近年ではセミナーや講演会が営業手段や収益化の手段として認知されているためセミナーや講演会が多数開催されています。
また、動画を利用したセミナー、オンライン上のセミナー、DVDなどによるセミナーなど様々な形態があります。しかし、書籍以上の情報的な価値がないにも関わらず、書籍よりもはるかに高い費用が必要なことがあります。
セミナーの価格の見極め方
セミナーの基本的な役割は知識・ノウハウや情報の取得ですので、書籍並みか書籍以上か書籍以下かを想定して、費用を見極めることが重要です。また、知識やノウハウを得る以外の価値があるかどうかも、冷静に判断する必要があります。
まとめ
- セミナーのメリットには、知識やノウハウが得られる、人脈が広がる、普段なかなか得ないような人に会えることなどがあります。
- 一方でセミナーのデメリットは、事前には詳細な内容が分からない、効果が分からない、費用が適正か分からない、営業をうけることがあるなどが挙げられます。