書籍やセミナーで得た知識やノウハウは実践する
記事作成日:2015年11月6日
本を読み終わった時やセミナーを聞いた時は、「良い勉強になった」とか「ためになった」と思う人は多いと思います。しかし、見聞きすることで満足してしまって、全ての人が実践しようとまでは思わないようです。しかも、「実践しよう」と思っていたとしても、実際に実行に移せる人は更に少なくなってしまいます。
お金や時間をかけて本や勉強家などで知識やノウハウを得たとしても、結局上手く活用されることがほとんどないまま終わってしまうのです。そうなってしまうと、書籍やセミナーのために使った時間やお金は無駄になってしまいます。得られたものを最大限自分のために活用することも無駄をなくすために大切なことです。得た知識やノウハウを生かすためには仕事や生活などで実践することが重要です。
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知識やノウハウを得ただけで満足しない
純粋な娯楽としてであれば本を読んだり、セミナーに参加したりして、「楽しかった」、「勉強になった」というところで終わっても良いのかもしれません。しかし、自己啓発として書籍を読んだり、セミナーに参加したりしているのであれば、実際の仕事や生活に活かして初めて効果があったということになります。
しかし、知識やノウハウを得ると、そのこと自体で満足してしまうことがあります。知識やノウハウを見聞きしただけで自分が凄くなったような気がしてしまうのです。記憶にも残っていないかもしれません。実行に移さなければ何も変わらないのです。
そのため、知識やノウハウを見聞きしただけで満足しないように意識しなければいけません。本やセミナーで得たことは役に立たないまま終わってしまうことが多いので、得たものを無駄にしないように気を付ける必要があります。
得たことや役立てる方法を記録する
書籍やセミナーで得た知識やノウハウはそのまま放っておくと忘れてしまいます。そのため、書籍やセミナーで得られた知識やノウハウはどのようなものなのか、自分の仕事や生活などでどうやって役立てることができるのか、といったようなことについて何か記録を残すことが役に立つ場合があります。
ただし、記録自体が目的かしてしまわないように注意が必要です。あくまでも実践するために補助的に記録するので、記録して満足しないように注意が必要です。ノートやメモ、手帳など紙にまとめる方法やスマートフォンなどを活用して記録しておく方法があります。記録しておけば後から見直すことができ、忘れなくて済みます。
得られたことはすぐに実践する
書籍やセミナーの成果を無駄にしたいために最も重要なことは実践するということです。実行に移すところまで辿り着かなければ得られた知識やノウハウは無駄になってしまいます。
得た知識やノウハウを実践するためには、できれば得た直後にすぐに試しにやってみる、実行することが大切です。時間をおいてしまうと書籍やセミナーで得られた成果への感動が薄れてしまい、どうでもよくなってしまうからです。いつかやろうではなく、今すぐやろうという気にならなければいけません。今やらなければ、ずっとやらなくなってしまう可能性が高いのです。
実践することで知識やノウハウが自分のものとして定着していきます。また、実際に効果が得られると知識やノウハウを吸収することが楽しくなります。
役に立つ知識やノウハウを得る
知識やノウハウを書籍やセミナーから得る場合には、自分にとって役に立つかどうかを気にしなければいけません。自分には関係ないもの、抽象的過ぎるもの、易し過ぎたり難し過ぎたりするもの、将来にしか実践できないもの、実践するためにはお金や時間が足りないものなど、何らかの理由ですぐに役に立たない知識やノウハウは活用されないまま終わってしまうことが多いです。特にいつか役に立ちそうなものは案外役に立たないのです。なぜならば、すぐに実践して試せないため忘れてしまうからです。
そのため、今自分が実践することができる知識やノウハウを得ることが重要になります。書籍やセミナーなどで得た知識やノウハウが自分の仕事や生活に全く活かせないというのであれば、自己啓発やスキルアップとしてはちょっと違っていたというになります。
まとめ
- 書籍やセミナーで得た知識やノウハウは自分の仕事や生活などで役立てて初めて意味があります。
- 得た知識やノウハウを無駄にしないため、すぐに実践することが大切です。