ありふれた既存のビジネスでも立派な起業
記事作成日:2015年11月3日
起業は天才的な人だけが行うものではありません。よくありがちといえばありがちですが、ラーメン屋さんやカフェ、パン屋さんのお店を開くことも立派な起業です。ネットショップを始めることも起業です。起業や独立、開業などというとちょっと構えてしまうかもしれませんが、すごいアイデアを持っていなくても始められるものなのです。
スポンサーリンク
革新的なビジネスだけが起業ではない
起業というといかにも凄いビジネスをイメージしてしまいがちです。世の中では多くのビジネスコンテストが開催され、とてもユニークなアイデアが大賞をとり表彰されています。しかし、凄いアイデアがあってずば抜けた商品やサービスを提供できる人だけがビジネスをしているわけではありません。ありふれたなアイデアからビジネスが始まっていることも多いのです。
世の中の商売を見渡してみれば分かると思いますが、天才的なアイデアに基づくビジネスばかりではありません。むしろありふれた既存のビジネスの方が身近に感じると思います。
世の中で必要とされているかどうか
ビジネスでお金を稼げるかどうかで大切なのは提供しようとしている商品やサービスを買ってくれる人がいるかどうかです。斬新なアイデアがあるかどうかや革新的なビジネスかどうかという以前に、世の中で必要とされているかどうかが重要となります。
一般人では思いつかないようなアイデアで起業する人もいますが、自分以外の人の考え方や技術が追い付かず失敗してしまうことさえあります。また、販売しようとしている商品やサービスがいかに優れていても、それだけでは商品やサービスが十分に売れない場合もあります。
ただし、まだ世の中では必要と思われていないことであっても、将来必要となる場合や、自ら働きかけることで必要性を理解してもらえる場合もビジネスとして可能性があります。
既存のビジネスで起業することにはメリットもある
ありふれた既存のビジネスで起業することにもメリットはあります。もちろん既存のビジネスは昔から参入している人のブランド力があったり、独占・寡占状態になっていたり、競争が激しかったりもします。
しかし、既存のビジネスであるということは、商品やサービスを受け入れる市場があるということであり、そのビジネスで存続できている会社があるということを示しています。
また、既にビジネスとして成り立っていれば、市販本やウェブサイトなどでビジネスの情報やノウハウも手に入れやすくなっています。さらに他社の成功例の研究を行うことで、自社のビジネス展開のヒントを得られることもあります。
既存のビジネスのやり方に自分なりの改良や改善を加えることで他社との比較で優位になる可能性もあります。
まとめ
- 革新的な商品やサービスを提供するわけでなく、既存のビジネスに取り組む場合も起業です。
- 既存のビジネスを始める場合には、既に市場がありビジネスの情報やノウハウが手に入れやすいということがメリットになります。