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起業・独立にはリスクがあり会社員が向いている場合も

記事作成日:2016年12月6日

会社員には多くのデメリット・リスクがありますが、会社員にもメリットはあります。会社で働くのが辛くなったという場合には、起業・独立をすることも選択肢の1つですが、別の会社を探して転職することも選択肢です。起業・独立にはリスクがあり、会社員のままでいた方が幸せな人生を送れる場合もあります。

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起業・独立はしやすくなったけど難しくなった部分も

才能や強運あるいはタフさなど何か秀でたものが必要です。インターネットが普及したことでウェブサイト、オンライン販売などを活用することで小さく始めるビジネスは格段に成功しやすくなったことは確かです。

しかし、日本は昔の高度経済成長期から少子高齢化社会に向かう中で国内の需要が伸びないという点からはビジネスがしづらくなっている部分もあります。また、インターネットの普及によってビジネスが始めやすくなった部分もありますが、技術革新のスピードも速いので、いままで稼いでいた稼ぎ方が急に時代の流れに合わなくなってしまうこともあります。

戦後の復興期から高度成長期にかけてはチャレンジすれば今とは別の意味で報われやすい環境があったはずです。経済全体が強く成長していていればその恩恵を受けやすいからです。その意味では今はビジネスの難しさを感じざるを得ない部分もあります。

会社組織は効率的な部分があり会社員を守っている部分もある

全ての人が会社員から独立することは社会構造から考えても難しいでしょう。ありとあらゆる人が個人事業主として活動をして組織立った活動がないという社会は逆に非効率な面もあるからです。

人々が協力して組織を作ることで初めてできること、効率が高まることもあります。会社という組織がより効率的で多くの人を幸せにできる部分があるから、現代では会社組織が発達していると考えることもできます。

会社員でいるからこそできることもありますし、会社員は会社に守られている部分もたくさんあります。

起業・独立に向かない人もいる

また、個人の適性から見ても独立して活動することで幸せに近づける人と、独立して活動するよりは会社員として組織の中で活動することで幸せに近づける人がいます。

消極的な理由・後ろ向きな理由で独立・起業しようとしている場合には、事業計画の見通しが甘く失敗する可能性が高くなる場合があり、会社員として幸せを追求する方が幸せになれる可能性が高いこともあります。

会社員を辞めて独立して起業した方が幸せになれるだろうなという人はもちろんたくさんいます。しかし、会社員を辞めて独立するよりも会社員として組織の中で生きていく方が幸せになれる人もいます。独立して起業しても失敗する可能性があるからです。また、性格的に自分ですべてやるよりも、人と協力しながら分担してやるということが向いている人もいます。

負のエネルギーをバネにできるなら

会社員でいるのが辛いというような後ろ向きな理由で起業・独立を志す場合、単に現状から脱したくて起業・独立が良く見える場合と、会社員でいる時に感じた負のエネルギーをバネに、もう二度と会社員に戻りたくないと必死に頑張れるのであれば、起業・独立を成功に導ける場合があります。

起業・独立しても失敗する可能性がある

会社員を辞めて、起業をして成功するためには、成功するための要因が揃っていなければいけません。人によっては持ち前の性格と人脈だけで成功を収める人、強運だけで成功してしまう人など特殊だと考えられるような事例もありますが、再現が難しい特殊なケースを見て、自分も同じことができると考えてはいけません。

起業・独立は失敗するリスクもあり、誰もが成功できるわけではありません。起業・独立の失敗した時への備えがない人は安易に起業・独立してはいけません。生活に困窮してしまう恐れがあります。

起業が成功するためには才能や準備が必要

起業を成功させるためには才能や入念な事前の準備が必要です。もちろん才能や入念な事前の準備が無くても成功することはあるのですが、稀な事例で再現性が高いわけではありません。

起業を成功させるためには、商品やサービスを生み出す発明家・技術者・研究者のような才能だけではなく、商品やサービスを売り込む才能や、商品やサービスを提供するための土台、例えば資金繰りや経理、在庫管理など日常業務をしっかりと管理するための才能も必要です。

そして思い付きだけで起業してもなかなか成功しません。準備に時間をかけすぎてもいけませんが、何も揃っていない段階で起業するととても苦労します。

起業・独立する目的・理由を考えよう

会社で働くのが辛くなったから、とりあえず勢いだけで起業・独立するようなことがあると後々苦労する可能性が高いです。起業・独立をする場合には、なぜ起業・独立をしたいのか目的や理由を考えましょう。もしどうしても起業・独立をしたいという情熱があるのであれば、成功のために必要な準備をしてから起業・独立に踏み切りましょう。

また、起業・独立には失敗するリスクもあるため、失敗する確率を下げるような努力をするだけでなく、失敗した時への備えも十分にしておきましょう。お金を貯めたり、支出を減らして、収入の減少に耐えられる家計にしておくことも大切です。

まとめ

  • 会社員として働いていて今の生活に疑問を持ったら、転職をする以外に起業・独立という方法もあります。
  • しかし、起業・独立のリスクは大きく、起業・独立よりも会社員の方が向いている人もいます。起業・独立をするためには相当な努力が必要になるので、会社員が辛いからというような後ろ向きな理由だけで起業・独立をしない方がいい場合があります。

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【起業・独立にはリスクがあり会社員が向いている場合もの記事は終わりです】

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