資格の勉強で予備校の通信講座をするメリット・デメリット
記事作成日:2016年7月14日
予備校の通信講座を受講するメリットやデメリットについてです。通信講座といっても様々な種類があり、インターネットを利用した通信講座、送られてくるDVDで受講する講座、講義がなくテキストで勉強する講座、問題を解いて添削をしてもらう講座などがあります。通信講座はどこでも受講できることや通学が必要ないことがメリットです。
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予備校の通信講座のメリット
資格の勉強で予備校の通信講座をするメリットについてです。
通信講座なら自宅で受講でき通学の時間が必要ない
講義がある通信講座の場合、予備校まで通わなくても自宅で予備校の講義を受講できるということは大変なメリットです。通学のため往復する時間を使う必要がないからです。通学の時間の分を別のことをする時間に充てることもできますし、勉強時間に充てることもできます。
通信講座なら講義をいつでも受講できる
予備校に通学する講座の場合、時間割が決まっているものが多いですし、時間が決まっていなくても予備校の営業時間内でないと受講できません。しかし、通信講座ならいつでも受講できます。深夜や早朝など予備校が営業していないような時間帯でも、通信講座なら時間を問わず勉強できます。
通信講座なら講義をどこでも受講できる
最近の通信講座はパソコンだけではなく、スマートフォンやタブレットでも受講できるものが増えています。スマートフォンやタブレットでも受講できる場合は予備校の講義をどこでも聴くことができます。外出先や通勤電車、休憩中の職場などどこでも受講できるのです。
通信講座は受講料が少し割安
予備校の通信講座を利用する場合、通常は通学講座よりも割安に設定されることが多いです。ただし、通信講座の中でもDVD講座は通学講座よりも高額な料金設定になる場合があります。料金が高い順に通信DVD講座→通学講座→通信インターネット講座(WEB講座)→テキストや添削のみの通信講座となる傾向があります。
通信講座は全国どこでも受講できる
予備校の講座を受講したいと思っても通学講座の場合は通学できる範囲内に予備校がある必要があります。しかし、通信講座であれば郵送かインターネットによる配信になるため、基本的に全国どこでも予備校の講座を受講できます。予備校が近くにあるかどうかを気にする必要がないため便利です。
通信講座は通学で疲れる心配がない
予備校の通学講座は予備校に往復する必要があるためエネルギーを使います。たまたま通勤ラッシュなどの時間帯と重なってしまうと電車やバスに乗っているだけで疲れてしまうことがあります。しかし通信講座は場所を移動する必要ないため、通学で疲れてしまうような心配はありません。
予備校の通信講座のデメリット
資格の勉強で予備校の通信講座をするデメリットについてです。
通信講座は自分で勉強ペースをつかむ必要がある
予備校の通信講座は曜日や時間帯に関わらずいつでも受講することができるため、自分がしっかりとした意思を持たないと受講を先送りにしてなかなか勉強が進まなくなってしまうことがあります。
予備校の通学講座であれば曜日や時間帯が決まっているため勉強を習慣化しやすいですが、通信講座は自分で勉強ペースを作り出すようにしないと勉強が思うように進まなくなってしまう可能性があります。
通信講座は勉強をさぼってしまうことがある
通信講座は自宅などで自分が受講する気になって受講しないと意味がありません。今日は気がのらないからとか、今日は疲れているからとか、今日は別の用事があるからといったように先延ばしをすることができてしまうので、強い意志を持たないと楽をする方向へと流されてしまう可能性が高くなります。
通信講座は受験仲間ができない
通信講座の場合は、1人で受講するため独学の場合と同じように受験仲間ができないということがデメリットになります。受験仲間がいれば勉強の励みにもなりますし、合格後も何かとお世話になる可能性もありますが、1人自宅で勉強していると仲間ができる機会がないのです。
通信講座は質問がしづらい
通信講座の場合は、質問を電話やFAX、郵送、インターネットで行うことになりますが、郵送やインターネットの場合には回答まで時間がかかる場合があり、質問がしづらく、質問の答えが返ってくるころには質問自体を忘れてしまう可能性があることがデメリットになります。また、電話の質問では意図を伝えづらい場合があります。対面の方が伝えやすいこともあります。
通信講座はインターネットのメンテナンスやトラブルがリスク
通信講座でインターネットを利用した講座(WEB講座、E-learning)では講座の受講のためインターネットを利用できる環境が必要となりますが、予備校側のサイトのメンテナンス中は通信講座の受講ができません。また、インターネット環境に関する何らかのトラブルにより通信ができなくなると講座が受講できないリスクがあります。試験が迫っているのにパソコンが壊れてしまったというようなことがあると勉強計画が大きく狂う場合があります。
まとめ
- 予備校の通信講座はいつでも、どこでも受講できることや通学が必要ないことがメリットです。
- 一方で、通信講座はさぼってしまう可能性があるため自己管理が必要なることや受験仲間ができないことなどがデメリットです。