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契約社員とは・契約社員のメリットとデメリット

記事作成日:2018年11月19日

契約社員とは、半年や1年といったような雇用期間の定めがある有期の雇用契約を結んだ労働者のことを意味します。契約社員は正社員と同じような労働日数や時間で働くことが多いです(フルタイム労働者)。契約社員はアルバイトやパートよりは待遇が良いことなどがメリットになりますが、正社員よりは待遇が悪く、雇用も不安定なことなどがデメリットです。

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契約社員とは

契約社員とは、会社と半年や1年といった雇用期間の定めがある有期雇用契約を結んだ労働者のことを意味します。社員と名前がついていますが、正社員と同じような労働日数や労働時間のフルタイムで働くことが多いです。期間従業員、準社員などと呼ばれることがあるほか、工場など製造業の現場で働く場合には期間工といったように呼ばれることもあります。

契約社員と正社員の違い

正社員の場合は基本的に雇用期間の定めがない無期雇用契約で、契約社員は雇用期間の定めがある有期雇用契約です。

契約社員とアルバイト・パートとの違い

契約社員は一応「社員」と名前がついている通り、正社員と同じような労働日数、労働時間働くことが求められる傾向があります(フルタイム労働者)。アルバイトやパートタイムは労働日数や労働時間が少ない傾向があります(パートタイム労働者)

契約社員として働くメリット

契約社員として働くメリットは、アルバイトやパートよりは待遇が良いこと、正社員よりは採用されやすいことなどがあります。

期間限定で働ける

一定期間限定で働きたいと考えた場合、契約社員は働きやすい形態となることがあります。雇う側も一定期間で契約が終了するという前提で働いてもらうことになるため、割り振る業務や引継ぎなどに一定の配慮をすることになるため、働く側も働きやすくなるのです。

労働日数や労働時間が調整でき時間に融通が利くこともある

契約社員は正社員と労働日数や労働時間が全く変わらない場合も多い(フルタイム)ですが、正社員の場合と比べると労働日数や労働時間を交渉できる場合もあります。働く日数を少しだけ少なくする、少しだけ短く働くということが正社員よりはしやすい場合があるのです。ただし、正社員と同様の働き方を求める企業もあるため、確認が必要です。

アルバイトやパートよりは賃金が高く待遇が良い

契約社員は、「社員」とついているだけあって、アルバイトやパートよりも賃金が高い傾向があります。アルバイトやパートも会社の一員という意味では社員に他ならないのですが、待遇や地位の面で契約社員はアルバイトやパートよりも一段上という扱いとなることが多くなります。そのため、アルバイトやパートと比べると、給与などの待遇が良いことが多いです。

仕事を変えやすい

契約社員は有期労働契約なので、契約期間が満了したら契約を更新しないでそのまま次の仕事を探すこともできます。定期的に仕事の区切りが来ること、正社員よりも採用されやすいことなどから、仕事を次々と変えていきたいと考えている人にとっては、色々な仕事を経験しやすい労働形態であると考えられます。

仕事を掛け持ちできる場合がある

契約社員だからといって副業が自由にできるとは限りません。契約社員でも就業規則で副業に制限をかけている場合があります。しかし、副業に制限がかかっていない場合、働く日や時間などが重ならなければ、正社員よりは仕事の掛け持ち、兼業がしやすいことがあります。ただし、会社によるので就業規則などの確認が大切です。

通算5年を超えて働くと無期雇用への転換が可能

労働契約法の改正によって有期労働契約が繰り返し更新されて通算で5年を超えた時は、労働者が申し込みを行うことで、期間の定めがない無期労働契約に転換できるようになりました。

そのため、契約社員であっても5年以上働くことで、期間の定めがない無期労働契約を結べるのです。

ただし、有期雇用から無期雇用になっても、正社員になるとは限りませんし、待遇が良くなるとも限りません。あくまでも、労働期間の定めがなくなることで、雇用の不安が緩和されるに過ぎないのです。

有給休暇が取得しやすい

アルバイトでもパートでも条件を満たせば有給休暇が取得できるのですが、アルバイトやパートは事実上有給休暇が取りづらい立場となっています。アルバイトやパートと比べると、契約社員は有給休暇が取得しやすくなっています。職場の雰囲気や正社員との関係性にもよりますが、有給休暇を実際に取得できるということは契約社員のメリットの1つになります。

正社員よりは採用されやすい

契約社員は契約期間が決められている有期雇用となるため、基本的に無期雇用となる正社員よりも採用されやすい傾向があります。企業側がもし採用を失敗したと感じても、契約がそのうち切れるため、正社員よりは採用に慎重にならなくても済むからです。働く側からすると、失業している時などにとりあえず働きたい、どんな形態でも働きたいという時に職に就きやすくなるのです。

転勤や異動は少ない

契約社員は基本的に転勤や異動は少ない傾向があります。もちろん、契約内容次第なので、契約社員だから転勤や異動がないということはないのですが、正社員と比べると、契約社員は転勤や異動が少ないのが実情です。正社員と比べると、突然勤務地が変わるリスクが小さいのです。ただし、全くないわけではありません。

残業をしなくても負い目に感じづらい

契約社員は、正社員と比べると会社との結びつきも弱く残業を必死になってやらなくても精神的な負い目となりづらいですし、正社員ほど残業することをも求められない傾向があります。責任も強く求められないため、残業しなくても何とかなる場合も多く、定時で上がりやすいことがあります。

ライフプランを実現しやすく時間を作りやすい

契約社員は、正社員と比べると必死に残業をしなくても負い目にならない、労働時間の調整ができることがある、転勤が少ないなどを背景に、自分や配偶者などの家族のライフプランを実現しやすい、時間を作りやすい傾向があります。自分の時間を持ちたいという場合には、契約社員の方が都合が良いと感じることがあるかもしれません。

基本的に社会保険に加入する

契約社員は、アルバイトやパートとは異なり、正社員と同じような労働日数や労働時間となることが多いため、基本的に社会保険に加入することになります。厚生年金保険に加入すれば将来の年金が増えますし、職場で健康保険に加入すれば傷病手当金や出産手当金を受け取ることができます。

契約社員として働くデメリット

契約社員として働くデメリットは、雇用が不安定になりやすい、正社員よりも給与・賞与・退職金などの待遇が劣る、などがあります。

雇用が不安定になりやすい

契約社員は雇用期間の定めがあり、雇用期間が満了した後はどうなるか約束されていません。もちろん、契約の更新ができる場合もありますが、契約の更新を断られる場合もあります。契約社員は雇用の不安定さがデメリットで、契約期間の満了が近づくたびに、更新はできるのだろうか、職探しをしなければいけないのだろうかと、不安になってしまうことがあります。

契約期間の途中の退職ではやむを得ない事由が求められる

有期雇用契約の場合には、契約期間の途中で辞める、退職する場合、やむを得ない事由がないといけないことになっています。そのため、契約社員の場合には、正社員の場合と異なり辞めたくなったから辞める、何となく辞めるというだけではトラブルとなってしまう可能性があり、やむを得ない事情・理由の説明を求められることがあります。なお、絶対に辞められないという訳ではありません。

正社員よりも給与水準は低め

契約社員は正社員と比べると給与水準が低い傾向にあります。契約社員は雇用期間が決められていること、正社員よりは職務上の地位が低めなこと、昇進・昇給が限られるかないことなどから、正社員よりも給与水準が低くなってしまうことがあります。契約社員は雇用が不安定で給与も少ないということになってしまうことがあるのです。

出世・昇進・昇給が限定的

契約社員は期間の定めがある雇用形態で、正社員と比べると役職が上がる出世・昇進や給与水準が上がる昇給が限定的であるか、全くないことがあります。頑張っても報われづらい部分があるため、仕事に身が入らなかったり、一生懸命頑張ろうという意欲が湧きづらかったりすることがあります。

賞与や退職金がないこともある

契約社員は待遇面で正社員よりも劣っていることが多いです。賞与(ボーナス)や退職金が支給されないか、支給されても少額であることがあります。退職金は勤続期間が長くなるほど金額が多くなる仕組みとなっていることが多いため、期間を限定して働く契約社員にとっては元々不利になりやすい制度でもあります。

職場で正社員とは立場が違い地位が低め

契約社員は社員ですが、正社員と比較すると職場での位置づけは下になることが多くなります。正社員よりも職務上の地位が低い、仕事上の裁量が少ない、責任ある仕事を任せられない、単調な作業の仕事が多い、雑用が多いなど、契約社員の扱いが良くない場合があります。もちろん、望んでそうする場合は構わないのですが、望んでいない場合は契約社員に向いていないことがあります。

人事制度や福利厚生制度で正社員より扱いが悪いことがある

契約社員は正社員と比較すると人事制度や福利厚生制度で正社員と同等に扱われないことがあります。例えば、通常の有給休暇とは別に特別な休暇が人事制度上設けられている場合に、正社員よりも取りづらくなっていることがあります。研修制度や福利厚生制度なども正社員よりも充実していないことがあります。

社会的な信用が正社員よりも低い

契約社員は社員であるとはいえ、雇用期間が有期なので、雇用が不安定となりやすく、正社員と比べると社会的な信用が低くなります。例えば、住宅ローンを借りる時に審査が通らなかったり、クレジットカードを作る時に臨んだほどは利用限度額が高くなったりすることがあります。また、結婚などの際にも、相手や相手の親を不安にさせてしまう可能性があります。

職歴として評価されづらい

契約社員としての職務経歴は、正社員と比べると評価されづらい傾向があります。同じような仕事で同じ期間契約社員として働いてきた人と、正社員として働いてきた人では、正社員として働いてきた人の方が評価されやすい傾向があるのです。そのため、契約社員の人が正社員になろうとしてもなかなかなりづらいことがあります。

まとめ

  • 契約社員とは、雇用期間の定めがある有期雇用契約を会社と結んだ労働者を意味します。契約社員は、基本的に正社員と同じような労働日数・時間で働きます。
  • 契約社員のメリットは、アルバイトやパートよりは待遇が良く、比較的採用されやすいことです。デメリットは、雇用が不安定で正社員よりは待遇が悪いことです。

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【契約社員とは・契約社員のメリットとデメリットの記事は終わりです】

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