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派遣社員として働くメリットとデメリット

記事作成日:2018年11月20日

派遣社員として働くメリットとデメリットについてです。派遣社員とは、派遣元である派遣会社から派遣先の企業に派遣されて働く社員の事です。派遣社員のメリットは、短期間だけ働きたい場合に都合が良いことがある、職場を変えやすい、正社員よりは採用されやすいなどがあります。デメリットは、正社員よりは収入が少なくなりやすい、雇用が不安定になりやすいなどがあります。

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派遣社員とは

派遣社員とは、人手が必要な派遣先に派遣元である派遣会社から派遣されて働く働き方です。派遣社員は派遣元に雇用されます。

派遣社員として働くメリット

派遣社員として働くメリットは、短期間だけ働く場合に働きやすい場合があること、職場を変えやすいため色々な職場で働けること、正社員よりは採用されやすい場合があることなどがあります。

期間限定で働きたい場合に都合が良いことがある

一定の期間だけ働きたいというような場合、派遣社員として働くことが都合が良い場合があります。派遣社員は一定の期間だけ働くことが前提となっているほか、正社員よりは採用されやすい労働形態でもあるため、期間限定で働きたいと思った場合に都合が良いことがあります。ライフプランに合わせて働きやすい場合もあるのです。

職場を変えやすい

派遣社員として働く場合、期間を限定して働くことになるため、正社員よりも仕事や職場を変えやすいことになります。同じ職場で働き続けるのは嫌だ、飽きやすいという場合には、気軽に職場を変えることができる派遣社員はメリットとなることがあります。色々な業種や会社で働くことが正社員よりも容易なのです。

正社員よりは採用されやすい

派遣社員は、正社員よりは採用のハードルが低いと言えます。正社員の場合は一度雇うとなかなか辞めさせることができないため経営者は雇用に慎重になります。

しかし、派遣社員であれば簡単に契約を打ち切れるという意識が経営者にあるため、派遣社員なら受け入れやすいという空気があります。そのため、派遣社員であれば、派遣会社に採用されて働きやすいことがあるのです。未経験でも受け入れてもらえる場合があります。

基本的に社会保険に加入できる

派遣社員は、派遣先の正社員とほとんど同じ労働日数・労働時間で働くため、厚生年金保険や健康保険といった社会保険の加入対象となります。厚生年金保険料や健康保険料の支払い負担は発生してしまいますが、将来の厚生年金が増えたり、健康保険から傷病手当金を受け取ったりすることができるようになります。

人間関係に悩まされにくい

派遣社員は、派遣元から派遣されて来る人で派遣先の人ではありません。そのため、人間関係にもどこか壁ができてきますし、いずれは関係なくなる人でもあります。また、一定期間限定で働くことになるため、濃い人間関係やしがらみに悩まされづらくなります。ただし、派遣社員の地位の弱さにつけ込まれて嫌な思いをする可能性はあります。

責任が軽い

多くの企業では正社員と比較すると、派遣社員にはあまり責任が求められるような重要な仕事を任せない傾向があります。責任が求められる仕事ではなく、責任が軽い仕事、雑用的な仕事などが多くなります。そのため、人によっては物足りなさを感じるかもしれませんが気軽に働きたいという場合には、働きやすいこともあります。仕事が比較的楽であるという場合もあります。

残業が少なめ

派遣社員は正社員と比べると、仕事の責任は軽いことから、残業がほとんどないか、あっても少な目であることが多くなります。もちろん、会社によって異なりますが、正社員よりは残業が少ない傾向があります。派遣社員は派遣先で雇われているわけではなく、短期間だけ働くため、残業をしないことの負い目を感じづらく、帰りやすいということもあります。

アルバイトやパートよりは待遇が良い

派遣社員は、派遣ではあっても社員と名前がついているだけあって、アルバイトやパートよりは給与水準が高い(時給単価が高い)傾向があります。そのため、アルバイトやパートで働くくらいなら、派遣社員として短期間働く方が良い場合があります。

有給休暇が一応取得できる

派遣社員は、アルバイトやパートとは異なり、基本的に派遣先の正社員と同じような働き方をします。有給休暇もアルバイトやパートよりは取得しやすくなっています。もちろん、アルバイトやパートであっても、条件を満たせは有給休暇の取得は可能です。

通算5年を超えて働くと無期雇用への転換が可能

労働契約法では有期労働契約が繰り返し更新されて通算で5年を超えた時は、労働者が申し込みを行うことで、期間の定めがない無期労働契約に転換できるようになりました。派遣社員の場合にも同じ派遣会社で5年を超えて働いている場合には派遣元で無期雇用となることができる場合があります。

派遣会社のサポートを受けられる

派遣先の職場で困ったことが発生した場合、派遣元である派遣会社の担当者に相談してサポートを受けることができます。パワハラやセクハラなどを受けた場合は、相談しやすいことがあります。ただし、派遣元は派遣先との力関係で弱いため、相談したから解決するとは限らないことに注意が必要です。

派遣社員として働くデメリット

派遣社員として働くことのデメリットは、派遣会社が間に入る形になるため収入が増えづらいということや、雇用が不安定になりやすいということがあります。

派遣会社に中間搾取されている

派遣の仕組みでは、派遣先と派遣社員の間に派遣元となる派遣会社が入ります。派遣先と派遣社員が直接労働契約を結べば、派遣会社に対する報酬は必要ありませんが、派遣会社が入ることで派遣会社への報酬が発生します。

一方で、派遣先の企業は直接雇用するよりも、安く労働力が使えるからこそ派遣を利用するのですから、元々安い労働力と考えられている派遣で、派遣会社への報酬が差し引かれるのであれば、派遣社員である労働者に対する対価は更に少なくなるのです。

派遣の仕組みは派遣会社が中間搾取している仕組みでもあるため、構造的に低収入となりやすいのです。もちろん、派遣会社が入ることによって、派遣先を見つけやすい、短期間だけで働きやすい、派遣先と調整してくれるというメリットはあります。

派遣社員は契約を切られやすく雇用が不安定

派遣社員は、日本では人員調整がしやすい労働力と考えられていて、契約を更新しないことによって比較的簡単に人員の調整を行うことができます。正社員の場合は辞めさせるのが大変であっても、派遣社員なら簡単に契約を辞められるのです。

派遣社員は契約の更新期間が3か月や6か月といった比較的短い期間となっていることが多く、企業の業務の状況に合わせて切られやすいのです。そのため、雇用が不安定となりやすいのです。

派遣先の同一の職場で3年を超えて働けない

労働者派遣法によって、派遣社員は同じ派遣先で3年を超えて働くことができないことになっています。ただし、企業内でも部署が異なれば3年の限度の制限を受けないことがあるため、別の部署で受け入れてもらえば同一企業で3年を超えて働くことも不可能ではありません。

職場での立場が弱い・地位が低い

派遣社員は派遣先の職場では立場が弱い、地位が低い傾向があり、「下」とみられることがあります。派遣社員をお客さんのようなものとして、比較的対等に扱ってくれる派遣先であればまだ良いのですが、「下」と見られて不快な思いをしてしまうことがあります。仕事についてもあまり詳しく教えてもらえないことがあります。

賞与や退職金がないか少ない

派遣社員の場合、正社員と比較すると賞与が少ないか、あるいは賞与がない場合があります。退職金も同様で、ないか、あってもすくないけいこうがあります。そもそも退職金は長期間働けば働くほど多くなる仕組みとなっていることが多いですが、派遣社員の場合は期間限定が基本なので、あまり日本型の退職金に馴染まないとも考えられます。

専門的な仕事や重要な仕事ができない

日本では、派遣社員は高度な専門性を持った有用な人材というような扱いではなく、正社員よりも位置づけが下で単純な仕事が中心の雇用調整がしやすい労働力というような扱いをしている傾向があります。また、期間限定の労働力でもあるため、高度に専門的な仕事、重要な仕事ができることはあまりないため、やりがいを感じづらいことがあります。

社会的な信用が低い

派遣社員は正社員と比べると社会的な信用が低い傾向があります。派遣社員として働くことは不安定である、地位や立場が弱い、正社員よりも給料が少ないなどのイメージがあるため、信用力が高くないのです。住宅ローンなどの融資を受ける場合に審査が通りづらくなったり、結婚する場合に相手や相手の家族に不安を抱かせたりすることがあります。

正社員よりも有給休暇が取りづらいことがある

派遣社員は有給休暇の取得が可能ですが、正社員と比較すると実態上取りづらくなっていることがあります。あまり有給休暇を取得させないような雰囲気を感じる場合があるのです。

時給計算の場合は収入が不安定になることも

時給制の派遣社員である場合には、その月の日数や曜日の並び、祝日の数などによって収入が変動するため、収入が不安定になってしまうことがあります。祝日が多い月は働く時間が少なくなるため、労働時間×時給単価で給料が決まる場合は少なくなってしまうのです。月給制の場合は異なります。

通勤のための交通費が出ないことがある

正社員で働いている場合には、通勤のための交通費が支給されるのは当たり前と考えてしまうかもしれませんが、派遣社員として働く場合、通勤のための交通費が別途支給されないことがあります。

出世や昇進を望みづらい

派遣社員は期間限定で働く働き方であるため、派遣先で出世したり、昇進したりすることは基本的に望めません。頑張ることで地位や立場が上がる、給料がどんどん上がるということを期待している場合には、派遣社員よりも正社員の方が報われます。

まとめ

  • 派遣社員は、都合が良い期間だけ働く場合に働きやすいこと、責任が軽いため気軽に働けること、正社員よりは採用されやすいことがメリットです。
  • 派遣社員は、派遣会社が間に入る分収入が正社員より低くなりやすいこと、雇用が不安定となりやすいことがデメリットです。

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【派遣社員として働くメリットとデメリットの記事は終わりです】

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