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就職のつもりが就社になってしまう

記事作成日:2016年8月22日

やりたい仕事のために就職しているつもりなのに、実際は仕事よりもどの会社に入るかが大事になっていて就社になっているということがあります。生活のためには働かなければならないため、どの会社に入るかはとても大切なのですが、やりたい仕事がある時には会社に拘っていてはいけないことがあります。

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就社とは?就職とは?

就社とはあまり一般的な言葉ではないですが、会社に就くということで「職業」や「仕事」に就くというよりも「会社」に入るという意味になります。どんな会社に入ったかが大事になります。

一方で、就職とは職に就くことを意味していて、どんな「会社」に入ったかということよりも、どんな「職業」や「仕事」をするのかということが大事になります。

「どんな仕事をしていますか?」と聞かれたときに「○○社で働いている」というように会社名を答える場合は「就社」していて、「営業の仕事をしている」とか「工場で物を作っている」というように仕事内容を答える場合は「就職」していると言えるでしょう。

会社員は就職しているつもりでも就社しているのが実態

就職活動や転職活動という言葉がありますが、実際には就社活動や転社活動になっている場合が多いと言えます。仕事内容はもちろん考慮されるのですが、どんな会社なのか、大きな会社なのか、安定した生活を送れるのか、給料は良いのかといったことが重視され、結局どのような会社に入るかが大事になり、実体として就社活動や転社活動になっていることがあります。

就職活動をしている学生が大企業や知名度が高い企業を志望する傾向が強いのも「職」ではなく「会社」を求めている証だと言えるでしょう。

会社員は自分で仕事を選べないことも背景

就職や転職ではなく、就社や転社になってしまいがちな背景として、日本の会社員は自分の仕事を選びづらいということが挙げられます。入社する時点で担当する業務が決まっていても、数年後の人事異動で別の業務を担当するようなこともあり、思うように仕事を選べないのです。

就職活動や転職活動ではやりたい仕事を探そうというようなことが言われますが、会社員はやりたい仕事が出来るとは限りません。会社員になると、会社の都合に合わせて働かなければいけないので、やりたくない仕事もしなければいけません。会社の仕事の中にやりたい仕事があっても、会社員は自分で仕事を選べるわけではありません。会社が仕事を割り当てるので、会社員に選択する権利は基本的にありません。

また、人材育成で特定の業務のスペシャリストを養成するのではなく、幅広い業務を担当することができるゼネラリストを要請する傾向が強い場合、定期的な人事異動が行われ、担当する業務が数年ごとに変わっていきます。定期的な人事異動が慣例となっている場合には、自分で仕事を選ぶことは困難で、将来自分がどんな仕事をするのか全く分かりません。

仕事内容も知らされないまま入社することも

就職活動や転職活動で会社に入る時にはっきりと仕事内容が決まっている場合もありますが、担当する仕事の内容が曖昧なままになっていて知らされないことがあります。詳しくは入社してから知らせるといったような感じです。信じられないことにどんな仕事をやるかもはっきりわからないまま入社することがあるのです。

特に大きな企業で新卒採用で入ると最初にどのような部署に配属されるかは入社するまでわからないことも多いですし、入社してからもしばらくわからないことがあります。

会社員は自分のキャリアをデザインするのは難しい

会社員の場合、自分がどのような仕事をするかは自分が決めるのではなく、会社が決めることになります。自分が望んでいた仕事があったとしても、会社が望む仕事をすることになります。自分がやりたいと思う仕事のことを勉強して知識を得ても、会社の都合次第で全く役に立たないことがあります。

やりたい仕事に就いていても、定期的な人事異動で別の仕事を担当することになる場合があります。せっかく専門的な知識や技能を得ても、会社の都合で役に立たなくなることがあります。

会社員は自分のキャリアをデザインしようと思っても、難しいことが多いです。やりたい事のために知識を得ても役に立たないことがあるし、いま担当している仕事の専門性を高めても会社の都合で別の部署に移動になれば役に立たなくなることがあるのです。

就職ではなく就社、転職ではなく転社

就職活動や転職活動といいますが、職に就いている、職を転じるという人は事実上かなり少なくないのではないでしょうか。実際には会社に就いている、会社に入るのであって、職についているという訳ではない場合も多いのです。

日本の会社での働き方を考えるとやむを得ない側面もありますし、就社や転社は生活のためにも必要な事ですから悪い事でもありません。

ただし、自分でやりたい仕事があるのであれば、自分がやりたい仕事をできるように、希望を叶えてくれる会社に入るべきですし、希望がかなえられない場合には転職をできるように準備しておく必要があります。どうしても会社組織の中では自分がやりたいことができない場合は、起業・独立も選択肢に入れることになります。

まとめ

  • 就職活動や転職活動という言葉がありますが、職に就くのではなく会社に就くことが主な目的になっている場合も多いです。
  • 日本の会社員は人事異動で別の業務を担当することがあり、自分自身のキャリアをデザインすることが難しいことがあります。自分がやりたいことがあるなら、転職や起業も視野に入れることが必要です。

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【就職のつもりが就社になってしまうの記事は終わりです】

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