会社に過度な期待をしてはいけない
記事作成日:2016年6月20日
会社などでの仕事は思い通りにならないこともあり、どうしてもつまらない部分や楽しくない部分があります。人生の中で働いている時間は長いので、働いている時間が有意義でストレスが少ない方が望ましいのですが、我慢しなければいけないこともたくさんあります。会社員や公務員、団体職員は経営者など誰かの指示の下で働くことになるため、自分が思うようにできない部分があります。会社などでの仕事に過度な期待をしていると、他に理想の職場があるのではないかと思い悩んだり、転職を繰り返したりしてしまうことがあります。
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誰かの指示を受けて働く人には強い制約がある
会社員や公務員、団体職員などで誰かに雇われて働く場合には、どこまでいっても自分の思い通りにならないことが出てきます。会社員など雇われて働く人は、雇っている人のために労働力として働くわけですから、自分の思い通りに仕事ができるわけではなく、経営者など雇っている人の指示の通り働かなければいけません。
自分とは違う誰かが作った会社や団体の中で、指示を受けて働くわけですから、当然自分の思い通りにはならず、何らかの不満が出てくることになります。
また、会社や役所などの組織は人が集まってできていますが、人と人が集まって物事を進めていくので周りの人との関係の中でできることとできないことがでてきます。
会社に過度な期待をしてはいけない
働く理由は人とそれぞれですが、多くの人にとってはお金を稼いで生活していくためという理由が重要になります。
会社での仕事は楽しいものとは限らず、自分の意にそぐわない仕事でも生きていくために必要な事もあります。必ずしも思い通りの仕事ができるわけではありませんし、経営者などのために制約の中で働くため職場環境や待遇が十分なものではない時があります。
会社から与えられる仕事はどうしても辛いとか、つまらないとか感じる部分がでてくるため、我慢しながら働かなければいけなくなります。
人生の長い時間を占める仕事ができるだけ自分にとって楽しい時間で、ストレスが少ない時間であることが望ましいですが、会社から与えられる仕事に過度な期待を抱いてしまうと、理想の仕事を追い求めて悩み、転職を繰り返してしまい、結果的により望ましくない仕事にしか就くことができなくなってしまうことがあります。
転職しても同じような不満を抱える場合がある
会社での仕事の内容や職場の環境に悩みや不満があって転職をした場合でも、転職前と同じような悩みや不満を抱えることがあります。会社が悪いと思って転職したけど、結局悩みや不満が解消されないような場合です。
転職をしても不満がなくならないような場合には、会社が悪いのではなく自分自身の考え方や感じ方に問題がある場合があります。会社での仕事への期待が高過ぎてしまい、転職を繰り返しても自分の求める会社や仕事に出会うことができないのです。
隣の芝生は青く見えても実際は違うこともある
世の中には他の平均的な会社と比較すると待遇が良かったり、職場環境が恵まれていたり、仕事内容がやりがいを感じやすかったりする会社があります。色々な会社があって、どの会社にいるかによって人生が大きく変わってきます。
隣の芝生は青く見えるという言葉が示す通り、自分が勤めている会社以外の会社が良く見えることがあります。もちろん実際に自分の理想に近い場合もあるでしょうが、思い込みや勘違いである場合もあります。良く見えていた会社も、実は自分が今勤めている会社とそれほど変わらないということも多いのです。
転職は人生を変える大事な手段の1つですが、転職をしても自分の不満が解決しない場合もあることに注意しましょう。
働くためにはある程度の割り切りも必要
仕事が辛いとか会社に行きたくないといったようなことは多くの人が感じる事です。実際に会社での仕事には辛い部分やつまらない部分があり、避けられないストレスもあります。
会社や仕事に関する不満をすべて取り除くことはできないため、どうしても割り切らないといけない部分が出てきます。自分で会社や仕事の中に希望を見つけるか、生活のためと割り切らなければいけない部分が出てきます。
仕事の面白さは自分で見つけ、作っていくもの
仕事の面白さは自分で見つけていくもの、自分で感じていくものであって、人から与えられることを期待してはいけません。仕事は自分の感じ方や捉え方次第で面白いと感じられることもあれば、苦痛でしかないと感じられることもあるのです。運が良ければ、上司や先輩、同僚などから仕事の面白さや楽しさを教えてもらえることはありますが、人との巡り合わせ、つまり運次第ということになってしまいます。
しかし、経営者の経営方針の範囲内でという制約はありますが、仕事の内容や職場環境は自分が望む方向に替えていくことができます。やりたいことがあれば、実行できるように経営者や上司を説得することになります。自分が経験を積んで頼りにされるようになったり、出世などによって役職や地位が向上したりすると、職場の中で影響力が高まり自分の職場環境の改善の提案が受け入れられるようになります。会社から必要な人材と認められれば待遇が改善される可能性が高まります。
会社員は経営者ほどの自由度があるわけではありませんが、自分自身が制約の範囲内で自分が求める仕事や職場環境を作り上げていくことができます。
まとめ
- 会社など誰かの指示を受けてする仕事は思い通りにならない部分もあり、どんな職場であっても不満を感じてしまう部分が出てきてしまいます。
- 仕事の面白さは自分自身で見つけて作り上げていくものなので、会社から与えられるに期待するのではなく、自分自身の考え方や受け止め方を見直し、望ましい仕事や職場環境を自分から作っていこうとすることも大切です。