楽しい仕事とは
記事作成日:2016年5月26日
働くなら楽しくない仕事より楽しい仕事がしたいものです。楽しいか楽しくないかは、本人の受け止め方によっても変わってくるため、ある人にとっては楽しくない仕事でも、別の人には楽しい仕事だと感じることがあります。自分にメリットがあったり、ストレスがかからない仕事であったり、人間関係が良い仕事であったりすると、楽しい仕事だと感じやすくなります。
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高収入な仕事
人間が生きていくためにはお金はとても大切です。高収入な仕事はそれだけで楽しいと感じやすくなります。やっぱりお金は大事です。多少辛いことがあっても、見合った高収入が得られる仕事であれば、我慢しようという気にもなります。ただし、高収入な仕事はハードワークになりがちなので、肉体的あるいは精神的な負担感が強くなると楽しいとは感じられなくなってしまいます。
人から認められる仕事
人間には他の人から認められたいという承認の欲求があります。人から認められる仕事は楽しいと感じやすくなります。「ありがとう」とか「助かります」といったような感謝の言葉をもらえるような仕事、「あの人の仕事は凄い」というように評判になりやすい仕事、雑誌や新聞、テレビ、インターネットなど各種メディアで取り上げられる仕事など、人から認めてもらうことができて、自分も人から認められていると実感ができるような仕事は楽しいと感じやすいです。
裁量がある仕事
仕事の裁量が認められていて、自分が自由に仕事を進めることができる場合も、楽しい仕事と感じやすくなります。上司の細かな指示に従わなければいけなかったり、規則やルールに縛られていたり、マニュアル通りにやらないといけなかったりして、自分の創意工夫が入る余地が狭い仕事は窮屈だと感じてしまい、楽しくないと感じやすくなります。
自分が自由にできる仕事、裁量が認められている仕事は楽しい仕事だと感じやすくなります。組織の中で出世していくと、一般的には裁量の余地が広がり、自由度が高くなっていくため、出世をすると、承認欲求が満たされたり、給料が高くなったりするだけでなく、裁量が広がることでも満足度が高くなります。
努力が成果に結びつきやすい仕事
自分の仕事の努力によって成果が大きく変わるような仕事、つまり努力したことが成果に結びつく仕事は、楽しい仕事と感じやすくなります。自分が努力しても努力しなくてもほとんど結果が変わらないような仕事であれば、努力しようとは思わなくなってきますが、自分が頑張れば頑張っただけ成果が出る仕事であれば、仕事をすることが楽しいと感じやすくなります。
仕事内容が楽しい仕事
仕事内容が自分の好きなことや興味があること、趣味などに関することの場合、楽しい仕事だと感じやすくなります。楽しいと感じることをそのまま仕事にすることができれば、楽しい仕事になるということです。ただし、個人的にしていると楽しいと感じることでも、仕事として取り組むと途端に楽しさが失われてしまうことがあるため、楽しいことを仕事にすることが必ずしも良いとは限りません。
職場環境が良い仕事
職場環境が良い仕事は楽しい仕事だと感じやすいといえます。職場環境がギスギスしていたり、ピリピリしていたりすると、常に緊張状態でいなければならず、神経をすり減らしてしまいます。また、職場での人間関係も悪くなりやすいです。逆に、職場環境が良く、職場の人たちの人間関係が良好な場合には、ストレスや負担感を感じづらくなるため、楽しい仕事だと感じやすくなります。
自分が得意な仕事・詳しい仕事
自分の能力が発揮しやすい仕事は楽しい仕事と感じやすくなります。自分が得意な仕事であったり、自分が詳しい仕事であったりすると、人に聞いたり、教えてもらったりしなくても自分のペースで仕事を進めることができ、成果を上げやすくなるため、仕事が楽しいと感じやすくなります。また、人に教えることもできるので、承認されたいという感情が満たされやすくなります。
ノルマや目標が辛くない仕事
厳しいノルマや目標があることでやる気が出てくるという前向きな状況であれば良いのですが、多くの場合厳しいノルマや目標があると達成へのプレッシャーを感じることになるため、仕事が辛い、きついと感じやすくなってしまいます。
目標達成に追われてしまうと、楽しいと思えた仕事も、辛いとかきついとか感じるようになってしまうものです。ノルマや目標が辛くない仕事は楽しい仕事だと感じやすいです。
好きな人がいる職場での仕事
仕事内容とは関係ありませんが、好きな人がいる職場での仕事は楽しいと感じやすいと言えます。恋愛感情は仕事の励みになりますが、恋愛感情に限らず、気が合う同僚がいる、尊敬できる人がいる、認められたい人がいると言ったように、職場に仕事の励みになるような人がいると、仕事の内容や職場の環境に関わらず、楽しい仕事だと感じることがあります。
しかし、これは危うい側面もあって、好きな感情が満たされなかったり、励みになっていた人との人間関係がこじれたりすると、逆に楽しいと感じなくなってしまうリスクがあります。どちらかというと楽しい仕事と感じるのは一時的なものである場合が多いため、注意が必要です。
まとめ
- 楽しい仕事だと感じやすい仕事には、高収入であったり人から感謝されたりするなど自分にメリットがある仕事、裁量の余地が大きかったり創意工夫の余地があるなど自分の力が発揮できる仕事、ノルマが厳しくなかったり人間関係が良いなど働く環境が良い仕事等があります。
- 仕事が楽しいか楽しくないかは受け止め方も影響するので、悪い方向に考えず、良い方向に考えて前向きに受け止めることで楽しいと感じられる場合もあります。