仕事が辛いと感じる時の対応方法
記事作成日:2016年1月7日
仕事が辛いとか仕事がきついと感じた時、どうしたらよいか紹介しています。仕事が辛い原因に耐える場合には自分の成長につながるなどのメリットがあるかどうか、理不尽な辛さかどうかを判断基準にするとよいでしょう。意味がない仕事を続けて時間を無駄にしたり、体や心が疲弊して病んでしまったりしては意味がないからです。
スポンサーリンク
仕事が辛い原因はなんですか?
仕事がつらいと感じることには何か理由があるはずです。漠然と辛いと思っていても、漠然とした中に何か原因があるはずです。仕事で嫌だと感じることややりたくないことを考えてみましょう。
嫌な事ややりたくない事の中でも凄くいやなことと、少し嫌なことが混じっていると思いますが、一番嫌なこと、凄く嫌なことは何か考えてみましょう。仕事が辛いと感じる原因は、仕事そのものに起因するものと、仕事をする環境に起因するものとに分けることができます。具体的な例は次のようなものがあります。
仕事そのものに起因する例
- 量が多い仕事
- 難しい仕事
- 急かされる仕事
- ノルマが厳しい仕事
- 肉体的な重労働
- 危険な仕事
- 注意力が必要な仕事
- ミスが許されない仕事
- 倫理観に反する仕事
- 飛び込み営業の仕事
- クレーム処理の仕事
- 同じ姿勢の仕事
- 単調で繰り返しの仕事
仕事をする環境に起因する例
- 労働環境が悪い
- パワハラやセクハラがある
- 職場内でのいじめがある
- 職場の人間関係が悪い
- サービス残業を強要される
- 給料が低く見合わないと感じる
- 仕事の裁量がない
- 理不尽な注意のされ方をする
- 成果を横取りされる
- 監視や疑いの目が厳しい
- 理解しがたい社訓などの唱和がある
- マニュアルなどが整備されていない
仕事が辛い原因は変えられることですか?
仕事が辛いと感じる原因が何となく特定出来たら、原因を自分自身が努力することによって変えられることかどうか考えてみましょう。
例えば、自分が勉強したり、経験を積んで仕事に取り組む能力が向上することで解決できる場合があります。仕事の量が多い場合や、仕事が難しい場合などが該当します。また、自分が職場の上司や同僚に協力を求めたり、自分自身で工夫したり、自分の考え方を変えたりすることによって解決できる場合があります。その場合には、仕事が辛い原因を乗り越えるための対策を考えて、一つ一つ実行していきましょう。
しかし、仕事が辛い原因を変えられそうにないような、どうにもならない場合があります。その場合は時が解決してくれるかどうかを考えます。
仕事が辛い原因は時が経てば解決しますか?
自分では変えられない原因の場合でも、時間が経つことによって解決する場合があります。一時的な原因の場合や、定期的に異動する職場で2~3年で業務が変わる場合などは時間が解決してくれることも多いです。この場合は、我慢が出来そうならば待っているとい選択肢もあります。もちろん待つ場合でも本当に時間を犠牲にしても良いかどうか考えてみてください。待ってもいいと思えるのであれば、解決するまで耐えるということになります。
しかし、時間が解決しない場合は何か対策を考えなければいけません。仕事が辛い原因を受け入れて耐えるのか、そうでないのか考える必要があります。
仕事が辛い原因は耐えられるものですか?
仕事が辛いというのはよくあることで、ちょっと嫌なことがあったらすぐ仕事を辞めてしまうということを繰り返していると、まともに働くことができません。仕事の困難も時には耐えなければいけません。
仕事が辛いと感じる原因を受け入れて何とか耐えられそうと思えるなら、踏みとどまって耐えるということを考えた方が良い場合があります。ただし、耐える必要がないことを耐えて、もっと別の場で活躍できるかもしれないチャンスを失っていることもあります。
乗り越えるべきかどうかの重要な判断基準は、乗り越えることで自分にメリットがありそうか、理不尽な辛さを耐えることにならないかの2点です。
頑張ることで自分の成長につながるあるいは出世につながるような場合など自分へのメリットがあると感じる場合には耐えた方が良いことがあります。
一方で、仕事が辛い原因があまりに理不尽なものは、ストレスになりますので原因から即座に遠ざかるべきです。例えば、パワハラやセクハラが横行する職場、過剰なノルマがある仕事、倫理観に反する仕事などです。うつ病などで体や心を止んでしまっては元も子もありません。
仕事が辛い原因が耐えられるものではない場合、仕事を辞めて転職あるいは独立するということになります。
仕事が辛い原因から離れる
仕事が辛い原因は、努力などによっては変えられないことで、時間が経っても解決する見込みがなく、耐えられそうにないという場合には、原因から離れることを決断しなければいけません。つまり、退職するということになります。
もちろん生活をしていかなければいけないので、配偶者などに養ってもらえるなど例外的な場合を除いて、次の職場を見つけなければいけません。転職をするあるいは独立して起業するということになります。
まとめ
- 仕事が辛いと感じる時は、まず仕事が辛い原因が何かを考えます。原因が努力によって変えられるものならば対策を考えて実行していきましょう。努力によってはどうにもならないなら、時間が解決してくれるものか考えましょう。時間が解決してくれるなら解決するまで待つことも選択肢です。時間も解決してくれないなら受け入れて耐えるか、逃げ出すかのどちらかになります。
- 仕事が辛い原因に耐える場合には自分の成長につながるなどのメリットがあるかどうか、理不尽な辛さかどうかを判断基準にするとよいでしょう。意味がない仕事を続けて時間を無駄にしたり、体や心が疲弊して病んでしまったりしては意味がないからです。