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会社に依存しない生き方

記事作成日:2018年12月20日

会社員(サラリーマン)は自分の人生やお金が会社に左右されてしまいます。そのため、例え望んでいなくても会社に依存して生きていかなければいけなくなってしまいます。会社の経営が傾いた場合や、会社に居られない状況に陥った時、会社に依存した会社員になってしまうと困ってしまうことあがります。会社に依存しないためには、会社との関わりを減らす、会社に関わらなくても生きていけるようにするということが大切です。

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会社員は人生とお金を会社に依存してしまう生き方

会社員(サラリーマン)は自分の人生とお金を会社に委ねてしまい、会社に依存している生き方となってしまいがちです。また、定年まで勤め上げて、会社を辞めた後も会社員時代の生き方が老後の暮らしを左右してしまうことがあります。

会社員の人生は会社に左右される

会社員の人生が幸せなものになるかどうかは会社に左右されます。つまり、会社員の人生は会社に依存してしまっています。人生の時間の多くの部分を仕事が占めることになりますが、仕事をしていて幸せかどうか、少なくとも不幸でないかは会社次第です。また、普段の生活は会社からの収入の多さに左右されます。また、会社の仕事で疲れていると日常生活も荒れてしまうことがあります。

会社の指示に従って仕事をしなければならない

会社員は会社の指示に従って仕事をしなければいけません。当たり前のことと感じるかもしれませんが、会社がおかしな指示をした場合でも会社を辞められないのであれば従わなければいけません。会社の不正に従業員が巻き込まれて従ってしまうというような事件は数多く起きており、誰にでも起きうることなのです。

また、自分が望んでいない仕事であっても、会社の指示であればやらなければいけません。やりたい仕事があっても会社の意向に沿わなければ諦めなければいけないのです。

評価されて出世できるかどうかは会社が決める

会社員の仕事の成果が認められるかどうかは、上司、すなわち会社が決めることになります。自分が良い仕事をしたと思っていても、会社は評価しないかもしれません。自分の努力に見合った評価をされていないと感じていても、会社を辞めないのであれば従わなければいけません。

出世することで収入が増えたり、仕事の裁量が広がったり、地位や立場が上がったりしますが、会社で出世できるかどうかは自分ではなく会社が決めるのです。仕事での成功は会社の意向次第なのです。

会社の経営が上手くいかなければ自分の人生にも影響する

会社員は勤めている会社の経営が傾いてしまうと自分も影響を受けてしまいます。会社の経営者の経営戦略が的外れで損失を出してしまい経営が傾くことになった場合、経営者だけでなく、従業員も影響を受けるのです。つまり、他人である会社の経営者の失敗の被害を自分が被ることになるのです。

会社員は自分に何の落ち度がなくても、会社の経営が立ち行かなくなってしまい、突然失業してしまったり、収入を失ったりしてしまうことがあります。仕事で成功できるかは、やはり会社次第なのです。

会社は会社員を守ってくれない

会社は従業員に勤勉に働き、会社の規則を守るように求めますが、経営が傾いたらリストラを行います。会社は会社自身を守ろうとはしますが、従業員である会社員を守ろうとはしません。

また、会社員が病気やケガなど個人的な事情で働くのが困難となった場合、災害や事件に巻き込まれて苦境に陥った場合、一定の支援を受けられる場合もありますが、手厚く守ってもらえることはほとんどありません。

会社員は会社にとって都合がいい労働力に過ぎずないのです。会社員は会社に依存していたとしても、決して会社に守られているわけではないのです。

会社員の収入は会社が決める

会社員の収入は会社が決めます。例えある会社員が仕事で大きな成果を上げたとして会社に巨額の利益をもたらしたとしても、その会社員の収入が大きく増えることはあまりありません。会社員として上げた成果は会社のものであって、個人である会社員のものではないのです。

会社が会社員にどれくらいのお金を配分するか、すなわち、毎月の給料や賞与(ボーナス)を支給するかを決定するのです。そして、会社は必要以上に会社員に気を遣わなくても、会社員は我慢をするため、なかなか給料や賞与は上がっていきません。

お金は生活をするために欠かせないものですが、会社員の収入は会社に握られているのです。これは自分の人生が金銭面から会社に縛られていることに他なりません。

会社員は会社が唯一の収入源になってしまう

会社員は会社で働いて給料をもらうことで生活をします。会社員は会社のほかに収入源を持とうとしなければ、会社だけが収入源となります。そのため、生活を維持するために会社を簡単に辞められなくなりますし、会社で理不尽なことや納得できないことがあっても我慢しなければいけなくなってしまいます。

会社に逆らうと唯一の収入源からの収入が危うくなってしまう恐れがあるからです。

会社員の住む場所は勤務地に縛られる

会社員が住む場所は会社が決めた勤務地に縛られます。仮に入社時点では希望通りの勤務地であったとしても、勤務して何年か経つと人事異動・転勤によって異なる勤務地での勤務を命じられることがあります。

会社を辞めることができないのであれば、会社の転勤の命令に逆らうことはできません。会社の意向に沿って住む場所を変えなければいけないのです。自分が自由に住所を変えることができないのです。配偶者(夫や妻)がいる場合には、配偶者の仕事の都合がつかない場合単身赴任をしなければいけない場合があります。一緒に住みたい場合には配偶者が仕事を辞めなければいけない場合があります。

子どもがいる場合は子どもと離れ離れになるか、子どもが通う学校や幼稚園・保育園などを転校・転園しなければいけません。子どもの教育環境も会社に左右されてしまうのです。

会社員の時間は会社のために自由にできない

会社員の時間は会社に左右されます。起きる時間や寝る時間、食事をする時間などは勤務時間を考慮しなければいけません。会社に出勤するためにいつまでも寝ているわけにはいきません。夜更かしも自由にできません。

残業や休日出勤を求められることがあります。会社は始業時刻に遅刻しないように求める一方で、終業時刻を守らずに長時間残業を強いられることがあります。休日に出勤を求められることがあり、休みの日の予定を立てられないこともあります。

また、休日出勤をしなくても、休みの日に会社の関係者からメールや電話などで連絡があって対応をしなければいけない場合があります。会社からの連絡を見過ごすことがないよう気を張って休みの日を過ごさなければいけないことがあります。

また、会社員は長期の休暇を取得しづらく、海外旅行や長期のボランティア、自己啓発などたくさんの時間が必要なことをしづらくなります。

人間関係も会社の影響を受けてしまう

会社員の人間関係は会社が中心となります。しかし、会社はあくまで仕事をする場所なので、人事異動などによって仕事でのつながりがなくなってしまえば、人間関係が疎遠になってしまうことがほとんどです。会社を離れれば失われてしまう人間関係が多いのです。

また、会社では仕事で関わらなければいけないので、自分が合わないと思う人でも我慢して人間付き合いをしなければいけません。人間付き合いがストレスになってしまうこともあります。

会社員として働いていると仕事で長時間拘束されてしまい、仕事長い日は疲れを癒さなければいけないため、自分の時間がなかなか持てません。時間がなかなか取れないので、社外に人間関係を作ろうとしても上手くいかないことがあります。

老後の生活も会社員時代の過ごし方が影響する

会社は定年後も会社員に影響を与え続けます。老後資金は会社員時代の収入によって左右されます。十分な収入がなかった場合、老後の生活は金銭面から厳しいものとなる可能性があります。

現役時代の多くの時間を仕事に費やしても定年した後は会社との関係が切れてしまい、仕事での貢献が何も生かされなくなります。会社員時代の人間関係や人脈は失われてしまいますし、仕事以外にやりがいを見つけられなかった場合には何もすることがなくなります。

会社に依存しない生き方

会社に依存しない生き方をするための方法として、会社と関わらない生き方、すなわち起業・独立をするということがあります。しかし、起業・独立にはリスクがあるため、誰もが選択できる生き方ではありません。起業・独立をしないのであれば、会社をいつでも変えられるよう転職の準備をしておく、今の会社以外の収入源を作るなども会社への依存を減らすために効果的です。

起業・独立をして雇われない生き方をする

会社に依存しないための究極的な方法は会社に関わらないことです。すなわち、起業や独立をして個人事業主や会社の経営者のように会社に雇われる会社員ではない生き方を選ぶということです。個人事業主や経営者であったとしても従わなければいけないルールがあるため完全に自分の思い通りという訳にはいきませんが、他の人が経営する会社に人生を左右されるようなことはなくなります。

会社員でいる限り会社に人生やお金を左右されてしまうので、会社に縛られない人生を送りたいと思うのであれば、転職ではなく、起業や独立を目指した方が良いということになります。

会社をいつでも辞められるよう転職の準備をしておく

起業や独立をすることで会社に依存しないで生きていくことができますが、起業や独立にはリスクもあります。誰もが上手くいくという訳ではありません。起業や独立をしようとした結果、会社員よりも悲惨な状況に陥ることもあります。

起業や独立が難しい場合でも、会社に依存しないために会社をいつでも辞められるように準備ておくということができます。今勤めている会社で困ったことがあっても、いつでも辞めることができるのであれば会社の言いなりにならなくても済みます。現実的にはいつでも転職できるようにしておくということになります。

具体的には、今の会社だけでしか通用しない仕事の知識やスキルだけを身に付けるのではなく、どこの会社でも通じるような仕事の知識やスキルを身に付けるように普段から心がけること、自分の転職市場での価値を把握すること、転職の情報を集めておくことなどが考えられます。また、貯金をすることで急な失業時でも当面の生活費に困ることがなくなります。

会社以外の収入源を作る

会社以外の収入源を作ることで会社への依存度合いを減らすことができます。貯めたお金で資産運用・投資を行ったり、副業をしたり、夫婦であれば共働きになったりするなど、今の会社ではない収入源を作るようにするのです。

会社からの収入に何か問題があった場合でも、他の収入源があれば被害を最小限にできます。

会社以外の人間関係や居場所を作る

会社で仕事をするだけの人生になってしまうと、定年後に生きがいややりがいがなくなってしまい、燃え尽きてしまいます。また、会社に勤めている間も、仕事だけの人生になってしまうと視野が狭くなってしまい人間らしさを失ってしまうことがあります。

趣味の活動や地域の活動、ボランティア活動など、会社以外で人間関係や居場所を作るようにすると、人間関係や精神的な部分で会社への依存度合いを減らせます。

会社での不必要な残業や人間付き合いは断る

会社で必要以上に時間を浪費しないよう、不必要な残業をしないようにする、望ましくない人間付き合いを減らすということが重要になります。会社での人間付き合いは、会社の愚痴や仕事の自慢、他人の噂話など楽しく感じづらい話になることが多く、不毛だと感じることがあります。会社での立場を悪くしない範囲で、関わりを減らすということも自分の時間を確保するために重要です。

まとめ

  • 会社員は会社に人生やお金を左右されてしまうため、会社に依存しながら生きていかなければならなくなります。会社の経営が傾いたときや会社の指示に従いたくなくなった場合に困ることがあります。
  • 会社に依存しない方法として、起業・独立をするということがあります。しかし、起業・独立にはリスクがあるため、会社をいつでも辞められるよう転職の準備をしておく、会社外の収入源や人間関係を作っておくということも効果的です。

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【会社に依存しない生き方の記事は終わりです】

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