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職場のいじめの種類

記事作成日:2018年5月14日

職場のいじめの種類についてです。職場でのいじめには、いじめをする人といじめの内容によって種類を分けることができます。いじめをする人で分けると、大きく上司・先輩、同僚、後輩・部下、組織全体、社外に分けられます。内容で分けると、大きく身体的な攻撃、精神的な攻撃、物への攻撃、プライベートへの干渉、金銭的な嫌がらせ、人間関係における嫌がらせ、過大な仕事による嫌がらせ、過少な仕事による嫌がらせ、仕事・業務の妨害、人事上の嫌がらせに分けられます。

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いじめを行う人による種類

いじめはいじめを行う人によって対応・対処方法が変わってきます。上司や先輩が行う場合、組織的ないじめの場合には、対応・対処が非常に難しくなります。報告できる相手がいないため、社外の窓口に相談するか、辞めるかということが選択肢に入ってきます。

上司や先輩にいじめられる場合

自分よりも上の立場にある上司や先輩などからいじめを受ける場合があります。立場を利用したいじめなのでパワーハラスメントやセクシャルハラスメントに当たる場合も多いですが、業務上関係がある上司や先輩の場合、逃げ場がない、訴える先がない、相談できる相手がないなどによって深刻化する場合があるため注意が必要です。

上下関係がない同僚にいじめられる場合

上下関係がほとんどない同じ立場の同僚からいじめを受ける場合があります。同じ部署あるいは近い部署などで何らかの接点がある場合がほとんどですが、妬みなどからいじめに発展してしまう場合があります。上下関係はなくても仕事で関係がある場合は、仕事に絡んだ嫌がらせを受けてしまうことがあります。

部下や後輩にいじめられる場合

部下や後輩からいじめられる場合もあります。部下や後輩に対して強い権限を持っていない場合は、馬鹿にされてしまう、嫌がらせをされてしまう、上司に頭ごなしに悪い報告をされてしまう、などいじめを受ける場合があります。上司・先輩や同僚だけではなく部下・後輩からもいじめを受けてしまうことがあるのです。

会社で組織的にいじめられる場合

会社では集団から組織的にいじめられる場合があります。特に経営者を含む集団、管理職を含む集団からのいじめは非常に厄介です。いじめられていることを報告する相手がいじめをしているので報告は無意味ですし、さらに上の上司はいじめの黒幕である可能性すらあります。経営者が関わっている場合は、もはや社内では対応不能な場合がほとんどです。

社外の人からいじめられる場合

取引先や関係者など社外の人からいじめを受ける場合があります。ビジネス上の立場を利用した嫌がらせやセクシャルハラスメントとなる場合があり、言うことを聞かないと取引を辞める、過大な要求を押し付けてくる、暴言を吐かれたり侮辱されたりするなどしていじめられることがあります。

いじめの内容による種類

内容によるいじめの種類です。職場でのいじめの種類には、軽いものから法に触れるような重いものまで様々なものがありますが、大きく分けると身体的な攻撃、精神的な攻撃、物への攻撃、プライベートへの干渉、金銭的な嫌がらせ、人間関係における嫌がらせ、過大な仕事による嫌がらせ、過少な仕事による嫌がらせ、仕事・業務の妨害、人事上の嫌がらせなどがあります。

身体的な攻撃や嫌がらせ

いじめの対象者に対して直接的に物理的な攻撃、身体的な攻撃を行ういじめがあります。物を投げつける、叩くなどの暴行を加える、けがをさせる、軟禁・監禁する、トイレに行かせない、休憩を与えない、食事をとらせない、家に帰らせない、睡眠を与えない、過酷な環境での勤務を継続させるなどのいじめがあります。

精神的な攻撃や嫌がらせ

いじめの対象者に対して、侮辱する、悪口を言う、信用を落とすような根も葉もないうわさを流す、不必要な叱責を行う、恥をかかせるような行為を行う、不必要な行為を強要する、脅迫をする、人格否定をする、セクシャルハラスメントやパワーハラスメントを行う、など精神的な攻撃を加えていじめを行います。

物への攻撃や嫌がらせ

いじめの対象者が所有している物や使用している物に対して攻撃を行うことでいじめをします。所有しているものを捨てる、盗む、損傷させる、隠す、汚すなどによって物を使えなくしたり、使う意欲をそいだりすることによっていじめをします。もちろん、法に触れる行為となることが多いです。

プライベートへの干渉

精神的な攻撃に近くなりますが、個人的なこと、プライベートへの干渉を強めることでいじめや攻撃を行う場合もあります。いじめの対象者に恋人の有無や私生活に関することなどプライベートについてしつこく問い詰める、聞いた情報を周囲に広める、個人的な予定がある休日や時間に仕事の予定を入れて妨害するなどがあります。

金銭面での嫌がらせ

金銭的な負担を強いることでいじめを行う場合があります。仕事で必要な費用について負担をさせたり、難癖をつけて罰金を負担させたり、食事会などで負担する金額に傾斜をかけて過剰に支払わせたり、お金を借りて返さなかったりするなどして金銭的な負担によっていじめを行う場合があります。

人間関係上の攻撃や嫌がらせ

いじめ対象者に人間関係上の攻撃や嫌がらせを行うことでいじめる場合があります。典型的なものが仲間はずれにするということですが、明らかに態度を変える、挨拶をしない、無視する、面倒そうに対応する、悪い噂を流して周りの評判を下げる、仲が良い人を一緒にいじめる、仲が良い人と人事異動などで離ればなれにする、などがあります。

過大な仕事・業務による嫌がらせ

いじめの対象者にとても期間内に終えられないような仕事を押し付ける、長時間残業や休日出勤を強いる、休日に電話やメールをする、面倒な仕事ばかり押し付ける、プレゼンテーションなどで難癖をつける、意義が薄い修正指示ばかり出す、極めて短期間で仕事を完了するように要求する、などのように過大な仕事・業務を押し付けていじめを行うことがあります。

過少な仕事・業務による嫌がらせ

いじめの対象者に仕事を与えなかったり、単調な仕事だけを押し付けたり、意味がない仕事を押し付けたり、役職や能力・経験などと比べて著しく釣り合わないような仕事を押し付けたりするなどして、過少な仕事・業務を与え、やる気をそぐ、精神的なダメージを与えることでいじめをします。

仕事・業務の妨害による嫌がらせ

いじめの対象者に仕事を進める上で必要な情報を遮断する、嘘の情報を伝える、手続きを妨害する、書類を隠す・書き換える、ファイルを消す・書き換える、間違った情報や噂を周囲に伝える、申請を却下する、失敗するように仕向ける、手柄や成果を横取りするなどのように仕事や業務の妨害でいじめをします。

人事的な不利益による嫌がらせ

いじめの対象者に対して人事上の不利益を与えることでいじめを行います。理不尽な人事異動や転勤を強いたり、降格・降給を行ったり、根拠のない懲戒処分を行ったり、業務内容を変更したり、人事評価を下げたり、休暇の取得を拒否したり、手当の支給を取りやめたりするなどして人事上の不利益を与えていじめをします。

まとめ

  • 職場でのいじめは、いじめを行う人では、上司・先輩、同僚、後輩・部下、組織全体、社外に分けることができます。
  • いじめの内容では、身体的ないじめ、精神的ないじめ、物に関するいじめ、プライベートへの干渉でのいじめ、金銭的ないじめ、人間関係上のいじめ、過大な仕事によるいじめ、過少な仕事によるいじめ、仕事・業務の妨害によるいじめ、人事上のいじめに分けることができます。

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【職場のいじめの種類の記事は終わりです】

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