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善意のボランティアがただ働きとして利用されることがある

記事作成日:2017年4月18日

無償で自分以外の人のためになる活動を行うボランティアの人は大変素晴らしい活動をしているのですが、ボランティアの人々の善意を都合が良いただ働きとして利用しようとする人がいます。ボランティアをしている人にとって見れば自分が誰かの役に立てればよいという一心で頑張っているのですが、善意を逆手に取るような人がいることに注意が必要です。

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本来のボランティアは自主的に社会貢献の活動を行う人のこと

ボランティアとは本来、自主的に社会貢献活動を行う人のことを指します。また、社会貢献活動そのものをボランティアということもあります。ボランティアの活動は通常は無償で行われますが無償でなければいけないということはなく、有償のボランティアもあり得るのです。困っている人を自主的に助ける活動をする人がボランティアなのです。とても素晴らしいことです。

ボランティアと称してただ働きの無償労働者を求めていることがある

本来のボランティアは社会貢献のために自主的に無償で奉仕するような活動を指しますが、「ボランティア」という言葉の響きの良さをいいことに、都合良く「ボランティア」の人を募集していることがあります。ボランティアとタダ働きの違いがなくなってしまっているのです。

本来はお金を出して働いてくれる人を雇うべきなのに、「ボランティア」として活動をしてくれる人を募集することがあります。「ボランティアで貢献をしてくれる人を募集します!」と言えばとても聞こえが良いのですが、実態が「ただで働いてくれる人を募集します!」となってしまっている場合があるのです。

もちろん、募集とは言っても、ボランティアが活動できる場を紹介しているような、ボランティアの人が活動がしやすいように純粋な情報提供をしているだけの場合は問題はないのですが、都合が良い労働力として利用しようとしている場合に問題があるのです。

価値ある労働力の提供には対価として賃金が支払われるべき

価値がある労働力を提供してくれる人を募集するのであれば、ただではなく労働に見合った対価を支払うのが筋です。本来はお金を払うべき行為に、ボランティアの人の好意を利用して、お金を支払わないでも働いてくれる人を募集し、対価を支払わないということがあっていけないのです。

ボランティアの名のもとに作業をしてくれる人を無償で募集するということには警戒をすべきです。本来ボランティアは社会貢献したい人が自主的に行うもので、労働力を求めている人が募集したり、強制したりするものではありません。ボランティアを募集というならば、本来は給与を支払って労働者を募集するべき場合があるのです。

もちろん、募集も何もしてないのに、自主的に役に立ちたい、力になりたい、お金は必要ないんだという人が勝手に社会貢献をするというのは、本来のボランティアの姿で、素晴らしい奉仕精神であり、大変と尊いものです。

人手不足や人件費の節約のためボランティアを都合よく使う場合がある

人手が不足しているけど、給与を支払いたくない、新しく人を雇いたくない、人件費は抑えたい、予算がないというような場合に、ボランティアが都合よく利用されてしまうことがあります。

本来はボランティアは自主的に行うもののはずなのに、ボランティアが無償の労働力として予算不足を補う形で利用されてしまうのです。ボランティアの募集で「ただ働きしてくれる人」を求めている場合があるのです。

ボランティアをしてくれる人のために活動拠点を提供するとか、活動のための物資を提供するということは素晴らしい取り組みと言えるのですが、人手不足のためボランティアを募集するとなってしまうと話が違ってきてしまいます。人手不足なら、対価である賃金を支払って作業をしてくれる人を雇うのが筋なのです。

一見みんなが満足のように見えても

タダで働いてくれる人を探している人と、他人のために無償で貢献したいと考えている人は需要と供給が合致していて、一見どちらの側も満足するように見えます。

しかし、本来お金が支払われるようなことが、広く社会で当たり前のようにボランティアとして無償で行われるようになると、ボランティア以外に普通に働きたいと考えている人の働く機会を損なってしまうことにもなります。

しかも、本来は賃金を支払うべきなのに、タダ働きとしてボランティアを利用している人を更に儲けさせてしまうことにもつながるのです。誰かのために無償でもいいから役に立ちたいと思っている善意の行動が、不当に利用されてしまうと社会全体の不公正につながってしまうことがあるのです。

ただ働きする人を募集しているボランティア募集には注意する

ボランティアは助け合いの精神で自主的に行うものです。しかし、社会への貢献などではなく、もし単に人手不足や人件費の節約を目的として、ボランティアを都合よく使おうとしている場合があれば注意が必要です。

都合よくつかわれることを分かっていても社会貢献がしたいと考えるのは素晴らしいことなのですが、本来賃金を支払うべき労働力の提供を無償で行う人が増えると、賃金を支払うべき活動が無償でやってもらえるという意識が広がってしまう恐れがあります。

まとめ

  • ボランティアは本来自主的に社会貢献活動を行う人を指しているのであって、ただ働きの無償労働者ではありません。
  • しかし、人手が足りない場合に、ボランティアを募集することで、対価を支払うべき労働力の提供を無償でやってもらおうとすることがあるため注意が必要です。本来給与が支払われるべき活動が、タダでやってもらえる活動になってしまうのは望ましいことではありません。

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【善意のボランティアがただ働きとして利用されることがあるの記事は終わりです】

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