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資産クラスごとのリターン・リスクや相関の特徴

記事作成日:2016年4月13日

資産クラスとは、資産運用での投資対象を国内債券、国内株式、外国株式、国内債券、外国債券、不動産、商品(コモディティ)、ヘッジファンド、通貨、現預金(キャッシュ)などなどのように大まかな資産ごとの単位で分けた種類のことです。資産クラスごとのリターン・リスクや相関(資産間の連動性)の特徴について説明しています。

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資産クラス(アセットクラス)とは

資産クラスとは、資産運用での投資対象を国内債券、国内株式、外国株式、国内債券、外国債券、不動産、商品(コモディティ)、ヘッジファンド、通貨、現預金(キャッシュ)などのように大まかな資産ごとの単位で分けた種類のことです。外国債券は先進国債券と新興国債券、外国株式は先進国株式と新興国株式に分けることができます。不動産は国内不動産と外国不動産(海外不動産)に分けることができます。

資産クラスのリスク・リターンで見た分類

リターンやリスクの大きさでは、ローリターン・ローリスクな資産クラスは現預金(キャッシュ)や国内債券など、ミドルリターン・ミドルリスクな資産クラスは通貨や外国債券など、ハイリターン・ハイリスクな資産クラスは不動産、国内株式、外国株式、商品(コモディティ)などとなります。

ローリスク・ローリターンの資産クラス

  • 現預金(キャッシュ)
  • 国内債券
  • 為替ヘッジをした外国債券
  • ヘッジファンド(戦略による)

ミドルリスク・ミドルリターンの資産クラス

  • 通貨
  • 外国債券
  • 為替ヘッジをした外国株式(ややリスク高い)

ハイリスク・ハイリターンの資産クラス

  • 国内不動産
  • 外国不動産
  • 国内株式
  • 外国株式
  • 商品(コモディティ)

国内株式のリターンやリスク、相関の特徴

国内株式の特徴

個人投資家の場合は、個々の銘柄に直接投資をする場合と、ETFを利用してインデックスに投資を行う場合、株式の投資信託に投資をする場合があります。流通市場である取引所での売買ではなく、発行市場でIPO(新規公開株式)を購入する場合もあります。典型的なリスク性資産でダイナミックな価格変動をします。

国内株式のリターン・リスク特性

国内株式はハイリスク・ハイリターン(高リスク高リターン)の資産クラスです。ただし、安定的に高リターンを稼げるわけではありません。

リターン

国内株式のリターンは経済情勢や企業業績、市場でのリスク選好度合いなどに左右されます。株式は企業業績が価値の源泉になるため企業業績が拡大する場面では株価は上昇しやすく、企業業績が縮小する場面では株価は下落しやすくなります。市場がリスク選好的であれば株式は買われやすく、リスク回避的であれば株式は売られやすくなります。

リスク

国内株式の価格変動は比較的大きいですが、銘柄によっても価格変動の特性は違っているため、選ぶ銘柄や銘柄の組み合わせ方によってはリスクが多少高くなったり、低くなったりします。生活の基本的な部分に関する事業や公共的な事業を行っていて、景気変動に関わらず業績が安定している銘柄はリスクが相対的に低いという特徴があります。いわゆるディフェンシブ銘柄と言われるような銘柄です。

国内株式と他資産との相関

国内株式と他資産との相関は、外国株式と正の相関関係があり、国内債券と弱い負の相関関係があります。リスク回避的な相場環境では株式が売られて債券が買われる一方、リスク選好的な相場環境では株式が買われて債券が売られるためです。株式と債券の価格は反対の動きとなりやすいため、負の相関になりやすくなっています。

外国株式のリターンやリスク、相関の特徴

外国株式の特徴

個人投資家の場合は、海外企業の銘柄に直接投資をする場合と、ETFを利用してインデックスに投資を行う場合、外国株式の投資信託に投資をする場合があります。為替レートの変動リスクと株式の価格変動リスクを負います。為替ヘッジを行い為替リスクを回避するような場合もあります。先進国株式と新興国株式を別の資産クラスとする場合があります。

外国株式のリターン・リスク特性

外国株式はハイリスク・ハイリターン(高リスク高リターン)の資産クラスです。株式と通貨のリスク・リターンということになりますが、株式がハイリスク・ハイリターン、通貨がミドルリスク・ミドルリターンということになり組み合わせるとハイリターン・ハイリスクとなります。為替リスクをヘッジした場合には、ミドルリスク・ミドルリターンかややハイリスク・ハイリターンとなります。

リターン

外国株式のリターンは経済情勢や企業業績、市場でのリスク選好度合いなどに左右されます。株式は企業業績が価値の源泉になるため企業業績が拡大する場面では株価は上昇しやすく、企業業績が縮小する場面では株価は下落しやすくなります。市場がリスク選好的であれば株式は買われやすく、リスク回避的であれば株式は売られやすくなります。新興国株式の方が先進国株式よりも高リターンとなる傾向があります。

リスク

外国株式は株式の部分の価格変動は大きく、通貨(為替)の部分の価格変動はやや大きくなっています。ただし、銘柄によっても価格変動の特性は違っているため、選ぶ銘柄や銘柄の組み合わせ方によってはリスクが相対的に高くなったり、低くなったりします。生活の基本的な部分に関する事業や公共的な事業を行っていて、景気変動に関わらず業績が安定している銘柄はリスクが相対的に低いという特徴があります。先進国株式よりも新興国株式の方がリスクが高い傾向があります。

外国株式と他資産との相関

外国株式と他資産との相関は、国内株式や外国債券と正の相関関係があります。外国株式の価格変動は為替の影響も大きく、外国債券の価格変動も為替の影響が大きいため、外国株式と外国債券はある程度の連動性があるためです。また、世界的に株価の変動は連動するため、外国株式と国内株式は正の相関関係があります。

国内債券のリターンやリスク、相関の特徴

国内債券の特徴

個人投資家の場合は、個人向け国債や個人向けの地方債、社債、公社債投資信託などに投資を行うことが一般的です。国内債券は安全資産とされていて、市場での価格変動が少ない資産です。

国内債券のリターン・リスク特性

国内債券はローリスク・ローリターン(低リスク低リターン)の資産クラスです。

リターン

個人が国内債券に投資する場合、個人向け国債や個人向けの地方債、社債等に投資すると基本的にその時点の利回りがリターンとなります。利回りは市場の金利動向の影響を受けます。

投資信託に投資する場合など金利動向に影響を受ける場合には、国内債券のリターンは市場の金利水準や市場でのリスク選好度合いに左右されます。金利水準が高いほどリターンが大きくなり、金利水準が低いほどリターンが小さくなります。金利が上昇する局面では価格が下落し、金利が低下する局面では価格が上昇します。リスク回避的な相場では債券は買われ、リスク選好的な相場では債券は売られます。

リスク

個人が国内債券に投資する場合、個人向け国債や個人向けの地方債、社債等に投資すると基本的に満期までの持ちきりとなるため利払いが滞ったり、償還が不可能となるといったようなことがなければ、最初からマイナスの利回りでない限り元本を上回るリターンが得られることになります。そのため、リスクはかなり限られています。

公社債投資信託の場合は市場での国債や社債の価格変動リスクを負いますが、他の資産と比較するとリスクが小さくなります。一般に償還までの年限が長いほどリスクが大きくなります。国債よりも社債の方がリスクが大きくなります。

国内債券と他資産との相関

国内債券と他の資産との相関は、株式と弱い負の相関関係があります。リスク回避的な相場環境では株式が売られて債券が買われる一方、リスク選好的な相場環境では株式が買われて債券が売られるためです。株式と債券の価格は反対の動きとなりやすいため、負の相関になりやすくなっています。

各国の金利はある程度連動して動くことから、現地通貨ベースで見れば国内債券と外国債券と正の相関関係があるのですが、円建て価格で見ると弱い負の相関関係があります。つまり為替ヘッジを行った外国債券とは正の相関関係があることになります。

外国債券のリターンやリスク、相関の特徴

外国債券の特徴

個人投資家の場合は、外国債券の投資信託や外貨建てMMFの購入、米国国債や国際機関債、外貨建て債券などの直接購入などによって投資を行います。為替レートの変動リスクと債券の価格変動リスクを負います。為替ヘッジを行い為替リスクを回避するような場合もあります。先進国債券と新興国債券を別の資産クラスとする場合があります。

外国債券のリターン・リスク特性

外国債券はミドルリスク・ミドルリターン(中リスク中リターン)の資産クラスです。債券と通貨のリターンということになりますが、債券はローリスク・ローリターンで、通貨はミドルリスク・ミドルリターンなので、組み合わせると債券と株式の中間的なリターンということになります。為替ヘッジをした外国債券はローリスク・ローリターン(低リスク低リターン)の資産クラスとなります。

リターン

外国債券のリターンは為替レートの動向と海外市場での金利水準やリスク選好度合いに左右されます。投資対象の通貨が円に対して上昇した場合には円建てのリターンが増加し、投資対象の通貨が円に対して下落した場合には円建てのリターンが減少します。

海外で金利が上昇した場合には債券価格が下落し、金利が低下した場合には債券価格が上昇します。先進国の債券は、リスク選好的な相場環境では債券が売られやすく価格が下落しやすくなります。リスク回避的な相場環境では債券が買われやすく価格が上昇しやすくなります。

ただし、新興国の債券は、リスク選好的な相場環境で買われて価格が上昇しやすく、リスク回避的な相場環境で売られて価格が下落しやすいという特徴があります。リスク回避的な相場環境では新興国市場から資金流出が起きやすいためです。 先進国債券よりも新興国債券の方が利回り水準が高くリターンが大きくなる傾向があります。

リスク

債券部分は価格変動はそれほど大きくありませんが、通貨部分の価格変動はやや大きくなっていて、組み合わせると価格変動はやや大きくなります。国債よりも社債のリスクが高く、先進国債券よりも新興国債券のリスクが高い傾向があります。

いわゆるハイイールド債と言われる債券は利回りは高いですが、リスクも高くなっています。ハイイールド債は低格付けの債券が中心で、破綻するリスクが相対的に高いためです。

外国債券と他資産との相関

外国債券と他資産との相関は、国内株式や外国株式と正の相関があります。株式と債券は負の相関があるはずですが、外国債券の価格変動は為替の影響が大きく、外国株式の価格変動も為替の影響が大きいため、為替の変動を通じて外国株式と外国債券はある程度の連動性があるためです。

また、日本の場合には円高になると株価が下落し、円安になると株価が上昇するという傾向がありますが、円安は外国通貨高で外国債券の円建て価格を上昇させ、円高は外国通貨安で外国債券の円建て価格を下落させるため、国内株式と外国債券は正の相関がみられることになります。

不動産のリターンやリスク、相関の特徴

不動産の特徴

不動産には国内不動産と外国不動産(海外不動産)があります。個人投資家の場合は、不動産を直接所有する方法とREIT(不動産投資信託)に投資する方法があります。

不動産に直接投資する場合には、不動産の価格変動と不動産の賃料が収益の源泉になります。REITは市場での価格変動や分配金が収益の源泉になります。

外国不動産の場合には通貨の影響も受けます。為替ヘッジを行い為替リスクを回避するような場合もあります。

不動産のリターン・リスク特性

不動産はハイリスク・ハイリターン(高リスク高リターン)の資産クラスです。ただし、リターンやリスクは直接所有するかREITを通じて間接的な投資を行うかによっても異なりますし、直接所有する場合でも賃貸事業を行うのか、値上がり益狙いなのかによっても異なってきます。

リターン

直接不動産投資を行う場合には、不動産価格は不動産需要の影響を大きく受けます。REITの場合には、株式などと同様に市場のリスク選好の度合いによって価格が変動します。

リスク

賃貸事業を行う場合には空室リスクや価格変動リスクなどがあり不確実性が高くなる傾向があります。

直接所有によって値上がり益を狙う場合には投資対象地域での価格変動の大きさにもよりますが、比較的高リスクとなることがあります。

REITによって間接的に投資を行う場合、株式と同様にREITの価格変動は激しいため、リスクは高くなります。外国不動産の場合には為替のリスクも負うことになります。

国内REITについては特に注意しておくべき点があります。国内のREITは日本銀行が金融緩和の一環として買い入れを行っているため、金融政策に対する思惑から急激な価格変動をする場合があります。特に日本銀行がREITの保有残高を減らすというような事態になった場合には、価格が急落するリスクがあります。

不動産と他資産との相関

不動産と他資産との相関は、REITの場合、国内株式、外国株式といったリスク性資産と連動した動きとなりやすいため、正の相関関係があります。リスク選好的な相場環境では、株式やREITが買われるためです。

直接所有する場合は、経済動向や不動産取引需要に価格や賃料が左右され、金融市場の動きとの関係性は低くなるため、理論的には相関係数は0に近づきやすいと考えられます。

商品(コモディティ)のリターンやリスク、相関の特徴

商品(コモディティ)の特徴

個人投資家の場合は、金やプラチナ、銀などに積み立て投資などで直接投資をするか、ETFを購入するか、商品に投資している投資信託を利用して投資をすることになります。ETFの投資対象には、エネルギー(原油、天然ガス、ガソリン、灯油)、金属(金、銀、白金、パラジウム、アルミニウム、銅、ニッケル、亜鉛)、農産物(小麦、とうもろこし、大豆、砂糖)などがあります。

商品(コモディティ)のリターン・リスク特性

商品(コモディティ)は原油などリスク選好的な相場で買われやすいものが多いですがと、金はリスク回避的な相場で買われやすいなど商品ごとに値動きに特徴があります。

一般的に商品(コモディティ)はハイリスク・ハイリターン(高リスク・高リターン)の資産クラスです。

リターン

商品(コモディティ)は市場での価格変動がリターンの源泉になります。リスク選好的な相場では金など安全資産とされる商品(コモディティ)以外が買われる傾向があります。リスク回避的な相場では金など安全資産とされる商品(コモディティ)が買われる傾向があります。

リスク

商品(コモディティ)は市場規模が株式などと比較して大きくないような場合には、投機的な動きでより価格変動が大きくなる場合があります。市場規模が小さいような場合には、投機的な資金の動きの対象となりやすく価格変動が大きくなりやすい傾向があります。

商品(コモディティ)と他資産との相関

商品(コモディティ)と他資産との相関は、リスク選好的な相場環境で買われやすい商品(コモディティ)は株式と正の相関関係を見いだすことができます。一方でリスク回避的な相場環境で買われやすい金などは株式などとの相関が弱く、相関係数は0に近くなりやすいです。株価と金価格は逆の方向に動く場合もあります。

ヘッジファンドのリターンやリスク、相関の特徴

ヘッジファンドの特徴

ヘッジファンドは株式や債券だけではなく信用取引やデリバティブ(金融派生商品)を駆使して、より高い収益を獲得することを狙うファンドのことです。通常は株式に投資を行った場合には、株価が上昇しなければリターンが得られませんが、信用取引を行うことで株価が下落しても利益が上げられるようになります。

個人投資家の場合は、ヘッジファンドに投資する投資信託に投資をすることになります。

ヘッジファンドのリターン・リスク特性

ヘッジファンドは一般的にはローリスク・ローリターン(低リスク低リターン)の資産クラスですが、リスクを抑制したヘッジファンドもあれば積極的にリスクをとるヘッジファンドもありヘッジファンドの投資戦略によって、ハイリスク・ハイリターンからローリスク・ローリターンまで様々なリスク・リターン特性ものがあります。

リターン

ヘッジファンドは、信用取引やデリバティブを用いることで、株式や債券に普通に投資するよりも高いリターンを得ようとします。

リスク

ヘッジファンドは、信用取引やデリバティブを用いることで、一般的にリスクを低く抑えています。

ヘッジファンドと他資産との相関

ヘッジファンドと他資産との相関は、信用取引やデリバティブを駆使して、株式や債券などの価格変動の影響を受けずにリターンを得るような設計がされますが、外国株式と正の相関がみられるものが多いです。ただし、ヘッジファンドの戦略によって他の資産との連動性は大きく違ってきます。

デリバティブは資産クラスとは少し違う

デリバティブとは金融派生商品のことで、株式や債券、為替、商品などの金融商品から派生した商品です。株式や債券、為替、商品などの原資産の価格変動など何かの価格や指標に基づいて、原資産など少し異なった価格変動をする特殊な商品です。

デリバティブは指数先物取引や為替予約などの先物取引、株価オプションなどのオプション取引、変動金利と固定金利を交換する金利スワップなどのスワップ取引などがあります。

天候デリバティブなど特殊なデリバティブもありますが、多くのデリバティブは株式などの原資産の価格変動に関係した動きをするものが多いため、基本的には原資産に対応する資産クラスとして扱った方が分かりやすいと考えられます。

通貨のリターンやリスク、相関の特徴

通貨(FXや外貨)は資産クラスか

年金資産などの機関投資家の場合には、純粋に通貨のみを投資対象とすることは一般的ではありませんが、個人投資家の場合はFX(外国為替証拠金取引)を行っている人も多く、レバレッジが1倍であれば通貨への投資と考えることができますし、レバレッジが1倍を超えていても通貨の価格変動に投資していることは変わりありません。

通貨ペアの期待収益率(期待リターン)やリスク、相関係数を計測することは不可能ではないため、敢えて通貨を資産クラスと考えることもできます。純粋な投資目的でドルやユーロなどの外貨を購入している場合にも通貨は資産クラスになります。

通貨の特徴

個人投資家の場合は、外国通貨を直接保有したり、FX(外国為替証拠金取引)を通じて取引したりします。外貨預金でも通貨を目的に投資している場合があります。

通貨のリターン・リスク特性

通貨はミドルリターン・ミドルリスク(中リスク中リターン)の資産クラスです。

リターン

為替レートは、二国間の金融政策の違いや金利差、経済情勢、経常収支などの影響を受けて動きます。先進国通貨よりも新興国通貨の方が変動が大きくリターンが大きくなる傾向があります。

リスク

通貨は先進国通貨よりも新興国通貨の方が変動が大きくリターンが大きくなる傾向があります。ただし、為替レートの動きがその国の政府などによってコントロールされている場合もあり、リスクが抑えられている場合もあります。

金融政策の変更があった場合や為替介入があった場合には通貨は大きく動くことがあります。

通貨と他資産との相関

通貨と他資産との相関は、日本では通貨安(円安)で株価上昇、通貨高(円高)で株価下落という関係が見られますが、海外では通貨高で株価上昇、通貨安で株価下落というような関係がみられる場合もあり通貨によって動きが異なっています。

新興国の通貨は新興国株式や新興国債券とセットで売られる場合があり、そのような場合は新興国株式と新興国債券と新興国通貨は連動して同じ方向に動くことがあります。

現金(キャッシュ)のリターンやリスク、相関の特徴

現金(キャッシュ)の特徴

個人投資家の場合は、現金、普通預金や定期預金などの銀行などへの預金での保有が一般的です。証券会社の口座で預金と同じような感覚で投資することになるMRFも現金(キャッシュ)とほぼ同じものと考えて良いです。

現金(キャッシュ)のリターン・リスク特性

現金(キャッシュ)は基本的に価格変動をするものではなく、利息が付くだけの動きとなります。現金(キャッシュ)はローリスク・ローリターン(低リスク低リターン)の資産クラスです。

リターン

リターンは預金金利に左右されますが、リスクがほとんどないことからリターンは他の資産よりは低くなる傾向があります。強力な金融緩和が実施されている場合には、リターンはほとんど期待できません。

リスク

預けている金融機関が経営危機に陥って、引き出しが制限されるようなことがなければ、現金(キャッシュ)は毀損するリスクがほとんどないということになります。ただし、預金金利の上下によってリターンの変動があり、金融政策が変わっている時期は、リスクが上がることになります。

現金(キャッシュ)と他資産との相関

現金(キャッシュ)は他の資産と連動して価格変動する性質の資産クラスではありません。そのため他の資産との相関係数は0に近くなります。

まとめ

  • 資産クラスとは、資産運用での投資対象を国内債券、国内株式、外国債券、外国株式、不動産、商品(コモディティ)、ヘッジファンド、現預金(キャッシュ)などのように大まかな資産ごとの単位で分けた種類のことです。
  • ローリターン・ローリスクなものは現預金(キャッシュ)や国内債券など、ミドルリターン・ミドルリスクなものは通貨や外国債券など、ハイリターン・ハイリスクなものは不動産、国内株式、外国株式、商品(コモディティ)などとなります。

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【資産クラスごとのリターン・リスクや相関の特徴の記事は終わりです】

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