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資産運用・資産形成・投資・貯蓄の意味・定義や目的と違い

記事作成日:2017年11月16日

資産運用、資産形成、投資、貯蓄の意味や定義、目的とそれぞれの言葉の意味の違いについてです。資産運用や資産形成は非常に似た言葉ですが、資産運用は保有している資産を活用する、資産形成は資産がない場合も含めて資産を増やしていくという意味の違いがあります。資産運用と投資も似ていますが、資産運用にはお金を増やすことが目的の投資だけでなく、お金を安全にとっておく貯蓄が含まれるという違いがあります。

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資産運用とは何か、資産運用の意味・定義や目的

資産運用とは、保有している資産を上手く活用することを意味し、保有している資産をお金を貯める貯蓄とお金を増やす投資にバランスよく配分することで、日常生活に必要なお金や将来必要となるお金を確保しつつ、資産を増やしていくことを目指します。

資産運用には、物価上昇による資産の目減りを防ぐ、分散投資によって過度にリスクを取らないようにするなど、資産を守るという役割もあります。

老後資金の運用の場合などのように、徐々に運用している資産を取り崩していく場合、減っていく場合には、なるべく資産を減らさないようにすることも資産運用に含まれます。

資産運用は、理論的には少しでも資産があれば運用できるため、少額の資産運用も資産運用には違いないのですが、ある程度の資産を保有している場合に良く用いられる言葉です。

例えば、1万円とか5万円はあまり資産運用するとは言いません。10万円でも資産運用としては少ないかもしれません。50万円や100万円になると資産運用と言っても違和感が薄れてきて、1,000万円あれば資産運用という言葉がしっくりきます。資産運用は資産を既に保有している場合、資産を既に形成している場合に良く用いられます。

貯蓄とは何か、貯蓄の意味・定義や目的

貯蓄とは、広義には金融資産なども含めて資産を蓄えるという意味がありますが、投資と対比して用いられる場合には、貯金をしたり、銀行などの金融機関に預金(一部金融機関は預金ではなく貯金と言います)したりすることを意味します。

金融機関にお金を預金すれば利子が付きますが利子の獲得よりも、元本が保証された状態で蓄えていくことに重きが置かれます。

貯蓄をしたお金は、金融機関の破綻などがない限り保全されるため、貯めたお金を守るために行われます。貯蓄しているお金は基本的にリスクにさらされないため安全なのです。

貯蓄の目的はお金を安全に貯めて取っておくことです。

投資とは何か、投資の意味・定義や目的

投資とは、資本(資金)を何かに投じることによって、投じた先から配当金や利息などの支払いを受けたり、お金を投じた先の価値が上昇することによる値上がり益を得たり、するなど、何らかの利益を得ようとする行為です。

投資は、必ず見返りとなる利益が得られるわけではなく、見込み違い、思い違いがあれば、当初想定していた利益が得られず、投資した資本(資金)が回収できないことがあります。

投資を行う場合には、資産が減るリスクを負う代わりに、資産を増やすことができる可能性を得られるのです。投資の目的はお金を増やす(殖やす)ために行われます。

資産形成とは何か、資産形成の意味・定義や目的

資産形成とは、資産を作っていくこと、すなわち資産を増やしていくことです。住宅購入資金や老後資金など特定の目的のために資産を形成することもありますし、資産を形成すること自体が目的の場合もあります。

一見、資産形成は資産運用と同じような意味と思うかもしれませんが、資産形成をするための資産の増やし方は、資産運用に限らず、働くことによる労働収入(賃金・給与・給料・賞与・事業収入)も含まれます。

資産運用(主に投資)で資産を増やすためには多額の資産を運用する必要があるため、資産を保有していない人にとっては、資産形成とは、家計の収支の黒字分を積み重ねて資産として形成していくことを意味します。

家計の収支を改善する基本的なこととして、収入を増やすこと、支出を減らすことによって、余裕資金となる家計収支の黒字を増やし、黒字分のお金を資産として積み重ねていくことで資産を形成していくのです。

既に資産がたくさんある人は、資産運用によって更に資産を形成できる場合もあります。つまり資産がたくさんある人は働かなくても、資産運用の不労所得によって資産を増やすこと、資産形成ができるのです。

資産運用と資産形成の違い

資産運用は保有している資産を上手に活用するという意味があり、既に資産を保有している場合に良く用いられます。必ずしも増やすことだけが目的となるわけではありません。資産を減らさない、資産を守るということも目的となります。

資産形成は資産を形成していく、資産を増やしていくという意味です。資産がない人は労働収入などによって資産を積み重ねて資産を形成します。資産がある人は労働収入だけでなく、資産運用によっても更に資産を形成できます。資産形成は資産を増やすことが目的です。

資産がない人にとっては、まず資産形成を行い、資産形成した資産で資産運用を行うという順番になります。

資産運用は保有している資産を活用して資産を増やすなどすることで、資産形成は労働収入・不労収入など手段を問わず増やすことという違いがあります。

資産運用と投資の違い

資産運用と投資は非常に似た言葉です。ほぼ同じ意味で用いられることもありますが、微妙に意味が違っています。

資産運用は保有している資産を上手に活用するという意味があり、資産を投資することも含まれます。しかし、資産運用は投資だけでなく、貯蓄も含まれます。つまり投資しないで貯蓄で貯めておくことで一部の資産はリスクを取らないようにするのです。資産運用は、貯蓄する資産と投資する資産の資産配分を決めることになります。

投資は、資本(資金)を何かに投じて、配当金や利息、値上がり益などの利益を狙う行為です。資本(資金)を投じないでとっておく、貯めておくということはありません。

投資するタイミングをうかがうため、一時的にリスクを避けるためにキャッシュ(預金など)に資金を避難させることはありますが、基本的には蓄えるのでなく、利益を狙うために資本を投じるのが投資です。

つまり資産運用には貯蓄と投資が含まれるという関係になり、投資は投資という意味しかありませんが、資産運用には貯蓄と投資が含まれるという違いがあります。

貯蓄と投資の違い

貯蓄は、広い意味では株式や債券などの金融資産なども含めた資産を貯めることを意味しますが、狭い意味では手元で貯金箱やタンスにお金を貯める貯金、銀行などの金融機関にお金を預ける預金・貯金を意味します。貯蓄はお金を安全に貯めておく行為です。

投資は、お金を増やす為に何かにお金を投じることを意味します。投資は元本割れが起きるリスクがありますが、投資した資産の値上がりなどによってお金が増えることがあります。

つまり貯蓄とはお金を安全に貯めること、投資はリスクをとってお金を増やそうとすることという違いがあります。

まとめ

  • 資産運用とは保有している資産を活用して、資産を増やすことや、資産を守ることを意味します。資産運用とは貯蓄や投資をすることが含まれます。資産形成とは資産を増やしていくことを意味します。資産を増やす手段としては資産運用に限らず労働による収入も当てはまります。
  • 投資は資本を何かに投じて利益を狙う行為です。リスクを負いますが、お金が増える可能性があります。貯蓄はお金を銀行への預金などによって安全に貯めておく行為です。元本保証によりお金を安全に守ることが目的です。

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【資産運用・資産形成・投資・貯蓄の意味・定義や目的と違いの記事は終わりです】

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