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株式・為替(FX)投資の悲惨な大損・失敗で破産・破滅する理由

記事作成日:2017年11月11日

株式投資や為替(FX)投資で大失敗をしてしまい、大きな損失を出してしまい、破産・破滅してしまうことがあります。投資で大損をする、大失敗をする特徴・理由は、相場の動きを見誤る・読み間違えることよりも、自分の資金に対して過大なリスクをとってしまうことです。読みと反対の方向に相場が動いても大きな勝負をしていなければ、負け続けても退場となることはないのです。

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投資で破滅する最大の理由は過度なリスクを取ってしまうこと

相場を上手く読めなければ投資で大失敗をして破産・破滅してしまうと考えるかもしれません。しかし、実は投資で破滅する理由は単に読みを誤ったからということではなく、過度なリスクをとってしまうからなのです。

投資の失敗の本質は、自分の資産・手持ち資金に見合わないような大きな投資をしてしまい(ポジションを持ってしまい)、思った通りに相場が動かなかった時に大損してしまうからなのです。もし、自分の資金力に応じた投資金額に調整できていれば、耐えられる損失にとどまるのです。

相場の動きを見誤る・読み間違えるだけでは破滅しない

投資では、相場の方向性を正しく読むことが大切です。投資のノウハウを説明する場合には、ファンダメンタル分析やテクニカル分析などによって相場の先行きを予測することに力点が置かれます。しかし、相場の動きを見誤っても、読み違えても、それだけでは必ずしも破滅しないのです。

具体例

仮に金融資産を100万円保有している2人(Aさん、Bさん)がいたとします。2人は別々に投資を10回行ったとします。Aさんは毎回手元資金の10分の1の10万円を現物株式に投資しました。BさんはFXで毎回手元資金の100万円を証拠金として10倍のレバレッジをかけ1000万円のポジションを持ちました。次のような結果が出たとします(あくまでイメージです)。

現物投資でリスクを抑えたAさんの投資結果
投資回数取引金額(円)騰落率の結果損益金額(円)
1回目100,000▲5.0%▲5,000
2回目100,000▲3.0%▲3,000
3回目100,000▲1.0%▲1,000
4回目100,000▲3.0%▲3,000
5回目100,000▲6.0%▲6,000
6回目100,000▲7.0%▲7,000
7回目100,000▲4.0%▲4,000
8回目100,000▲6.0%▲6,000
9回目100,000▲5.0%▲5,000
10回目100,000▲10.0%▲10,000
累計損失額▲50,000
レバレッジ10倍でリスクをとったBさんの投資結果
投資回数取引金額(円)騰落率の結果損益金額(円)
1回目10,000,000+2.0%+200,000
2回目10,000,000+1.0%+100,000
3回目10,000,000+0.5%+50,000
4回目10,000,000▲1.5%▲150,000
5回目10,000,000▲2.0%▲200,000
6回目10,000,000+2.5%+250,000
7回目10,000,000+0.5%+50,000
8回目10,000,000▲1.0%▲100,000
9回目10,000,000▲2.0%▲200,000
10回目10,000,000▲10.0%▲1,000,000
累計損失額▲1,000,000

リスクを抑えた取引とリスクを取った取引の結果

取引の結果、Aさんは毎回読みを外し10回とも損失となりました。特に最後の10回目の投資の騰落率は▲12%と大きくなりました。Bさんは読みが当たった時もあり利益が出た時もありましたが、外した時もあり損失が出た時もありました。特に最後の10回目の投資の騰落率はAさんと同じように▲12%と大きくなりました。

Bさんの最後の損失の時は為替が急激に変動し、ロスカットルールにより強制的なポジションの解消が行われましたが、短期間での急速な価格変化により証拠金を全額失う損失となっていしまいました(強制的に決済される場合は、証拠金が全額無くなる前に決済されることが多く、実際には証拠金を全額失った上で、更に損失が発生することは少ないと考えられます)。

この時、Aさんは相場を読み間違えたにもかかわらず累計損失は5万円、Bさんは読みが当たったこともあったのに累計損失は100万円となりました。

BさんはAさんよりも相場の流れを正しく予測していたのに、損失は大きくなってしまいました。極端な例ではありますが、相場を正確に予測できるかどうかと、損失が大きくなるかどうかは必ずしも結びつかないのです。

もし生活資金や借金で投資していたら

AさんとBさんの資産が100万円と仮定しましたが、もし100万円が純粋な余裕資金ではなく、子供の教育費や老後の生活資金など特定の目的を持ったお金や生活資金であった場合、誰かから借りたお金であった場合はどうでしょうか。

Aさんの累計損失は5万円でしたが、Bさんは累計損失100万円です。Bさんは生活に必要なお金を支払えなくなってしまうかもしれません。必要だったお金を失ってしまったため、教育費や老後資金に困るかもしれません。借金であったなら返済できなくなってしまうかもしれません。

分かれ目はリスク管理が出来ていたかどうか

AさんとBさんで分かれ目となったのは言うまでもなく、取引金額(ポジション金額)です。自分の資金に見合ったリスクを取ったAさんは相場の読みを誤り続けましたが、損失は限られました。一方でBさんはレバレッジを掛けて過大なリスクを取ったため損失が膨らみました。

自分の資金量に応じたリスクをとる、つまりリスクを適切に管理できていたかどうかが損失が膨らんだかどうかの分かれ目になったのです。

投資で大損してしまう人、大失敗をしてしまう人というのはリスクを取り過ぎてしまう人です。リスクを取り過ぎてしまうため、投資で破産・破滅してしまうことがあるのです。

株式・為替(FX)・先物などの投資で大損・大失敗しないために

株式・為替(FX)・先物などの投資で大損・大失敗しないため、破滅・破産しないためには資金余力に見合ったリスクの範囲内で投資を行うということが大切になります。また、生活資金を削って投資をしてしまった場合、借金で投資をしてしまった場合には悲惨な結末を招くことがあります。

リスクを取り過ぎない

リスクを取りやすい株式投資、為替(FX)投資、先物投資、レバレッジ型投資信託などでは、リスクを取り過ぎてしまうことがあるため大損・大失敗してしまい、市場から退場を強いられてしまうことがあります。

高いリターンを上げるためにはリスクを取らなければいけません。特に手元資金が少額の場合は、リスクが低い投資をしていても投資資金の絶対金額が増えていかないため、極端にリスクを取ってしまう場合がありますが、想定とは逆の方向に相場が動いた場合には大きな損失を出してしまうことがあります。

信用取引を行う場合、レバレッジをかける場合でも、リスクを取り過ぎない様にする、レバレッジの倍率を抑えるなど、リスクを取り過ぎない様にすることが大切です。

余裕資金で投資し生活資金や借金では投資しない

投資を行う場合には余裕資金で行うことが大原則です。もしなくなってしまっても困らない金額の範囲内に最大の損失が収まるように投資を行います。

生活資金、子どもの教育や老後の生活費など特定の目的のために貯金していたお金などで投資を行ってしまうと、損失を出してしまった時に生活が困難となったり、住宅ローンなどの返済が遅れてしまったり、ライフプランの見直しを迫られたりしてしまいます。

また、借金で投資を行った場合、損失を出したら借金を返済できなくなってしまいます。借りたお金の資金使途として投資できないことが定められている場合もありますが、仮に借金で投資ができる場合でも、借金で投資をしてはいけません。親族や友人などからお金を借りて投資するのも同じように悲惨な場合には破滅・破産につながる恐れがあります。

損切り(ロスカット)を適切に行う

損失を膨らませないためには、損切り(ロスカット)を適切に行うことも重要です。損切りルールをきちんと実行することができれば、損失を想定の範囲内に収めることができるようになり、予想外の損失を出すリスクを減らすことができます。

相場の読みを誤ったと感じた時は早めに反対売買(売却など)を行う、ポジションの解消を行うことで、損失が膨らまないようにすることも破滅を防ぐために大事なことです。

まとめ

  • 株式・為替(FX)・先物投資で大損・大失敗を出し破滅・破産してしまう人の特徴は、過大なリスクを取ってしまっているということです。
  • 資金量に見合ったリスクを取るように心掛けていれば、市場から退出を迫られるほどの損失が発生することを避けられます。特に手元資金が少ないと利益を出したいという気持ちから過大なリスクを取ってしまうことがあるため注意が必要です。

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【株式・為替(FX)投資の悲惨な大損・失敗で破産・破滅する理由の記事は終わりです】

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