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債券価格と債券利回りは逆の関係

記事作成日:2015年8月22日

債券投資で最初は分からないと感じることに債券価格と利回りの関係があります。債券価格が上がると利回りは低下し、債券価格が下がると利回りは上昇します。慣れるまでは上がると下がる、下がると上がるといった逆の関係性が何のことだかよく分からないのですが、慣れればそれほど難しいことではありません。

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債券価格とは

債券価格とは、債券の市場での価格です。株価と同じように債券にも価格があります。当然債券を安く買って高く売れば儲かりますし、高く買って安く売ると損をします。

債券利回りとは

債券利回りとは、債券投資によって得られる1年当たりの利益に対する投資金額の比率です。債券を99円で買って1年で1円の利益があれば債券利回りは1÷99=1.01%になります。利益には利子や購入時と売却時(償還時)までの差(利益も損失も)が含まれます。

債券価格と債券利回りの関係

満期に100円で償還され、1年で1円の利息(クーポンが支払われる)国債があったとします。なお、利息は満期まで変化しません。この国債を持っている人が満期まであと1年のところで国債を売却することを考えます。

債券価格が上昇する時

多くの人が国債を買いたいと思えば国債は高く売ることができます。仮に99円で売れたとすると、買った人は満期時に償還額100円と購入額の99円の差額1円と1年分の利息1円を受け取れるため2円の利益になります。99円の投資で2円の利益なので債券利回りは2÷99≒2.02%となります。

債券価格が下落する時

あまり国債を買いたいという人がいないため値下げしないと売れず、仮に96円で売れたとすると、買った人は満期時に償還額100円と購入額96円の差額4円と1年分の利息1円を受け取るため5円の利益になります。96円の投資で5円の利益なので債券利回りは5÷96≒5.21%となります。

債券価格と債券利回りの動きは逆

債券価格が高めの99円では債券利回りは2.02%、債券価格が低めの96円では債券利回りは5.21%と、債券価格が高くなると利回りは低下し、債券価格が低くなると利回りは上昇します。

債券価格と債券利回りの関係

債券価格が値上がりするとその分償還時の利益が減るので利回りは低くなります。つまり債券が値上がりすると債券利回り(金利)は低下します。債券が欲しい人が増えれば、利回りが低くても買いたくなるということです。

債券価格が値下がりするとその分償還時の利益が増えるので利回りは高くなります。つまり債券が値下がりすると債券利回り(金利)は上昇します。債券が欲しい人が減れば、利回りが高くないと買いたくなくなるということです。

つまり次のような関係があります。

債券価格上昇→債券利回り低下

債券価格下落→債券利回り上昇

まとめ

  • 債券を買いたい人が増えて債券価格が上昇すると債券利回りは低下し、債券を売りたい人が増えて債券価格が下落すると債券利回りは上昇します。
  • 債券価格と債券利回りの動きは逆の関係になります。

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【債券価格と債券利回りは逆の関係の記事は終わりです】

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