生活に役立つお金の情報です。

為替レートと金利の関係

記事作成日:2015年8月24日

為替レートと金利の関係については、金利差に注目して資金が動き為替に影響を与えることが知られていますが、為替レートが変動することによって金利にも影響を与えます。為替レートが自国通貨高(円高)となると物価下落を通じて金利低下要因となります。為替レートが自国通貨安(円安)となると物価上昇を通じて金利上昇要因となります。

スポンサーリンク

為替レートが自国通貨高となった場合

物価低下につながり金利が下がる

為替レートが自国通貨高(日本の場合は円高)となった場合は、海外からの輸入品は安く買えることになります。

例えば2ドルの物は1ドル=100円であれば200円で買えますが、1ドル=80円と円高になれば160円で買うことができます。円高によって、日本に輸入されるものの値段が下がります。原油や天然ガス、食料品など輸入品の価格が下がれば、輸入品を原材料にしている商品の値段も下がるため、国内の物価は低下します。

物価が低下すると金利は下がる傾向にあるので、為替レートで自国通貨高(円高)になった場合は物価の低下を通じて金利を引き下げる効果があることになります。

物価低下は金融緩和の可能性を高める

物価が低下すると、デフレを防止するために、中央銀行は金融緩和を行うようになるので、物価低下は金融政策の面からも金利低下要因となります。

為替レートが自国通貨安となった場合

物価上昇につながり金利が上がる

為替レートが自国通貨安(日本の場合は円安)となった場合は、海外からの輸入品の価格が上昇することになります。

例えば、2ドルの物は1ドル=100円であれば200円で買えますが、1ドル=120円と円安になれば240円に値上がりしてしまいます。円安によって日本に輸入されるものの値段が上がってしまいます。原油や天然ガス、食料品など輸入品の価格が上がると、輸入品を原材料にしている商品の値段が上がることになるため、国内の物価は上昇してしまいます。

物価が上昇すると金利は上がる傾向にあるため、為替レートが自国通貨安(円安)になると、物価の上昇から金利を引き上げる傾向があります。

物価上昇は金融引き締めの可能性を高める

物価が上昇すると、インフレが行き過ぎないように、中央銀行は金融引き締めに踏み切るようになるので、物価が上昇すると金融引き締め観測が高まり、金利が上昇する要因になります。

逆に2国間の金利差が為替に影響を与える

金利から為替レートへの影響については、相対的に金利が低い国から金利が高い国へと資金が流れるため、金利が高い国は自国通貨高となり、金利が低い国は自国通貨安となります。

為替レートから金利への影響では通貨高は金利低下、通貨安は金利上昇ですが、金利から為替レートへの影響では金利上昇は通貨高、金利低下は通貨安となり、行き過ぎると逆の方向へと動きバランスが保たれることになります。

まとめ

  • 為替レートが自国通貨高(円高)となると物価下落を通じて金利低下要因となります。
  • 為替レートが自国通貨安(円安)となると物価上昇を通じて金利上昇要因となります。

スポンサーリンク

【為替レートと金利の関係の記事は終わりです】

「資産運用|お金を増やす」のページに戻る

最近よく読まれているページ

関連コンテンツ

関連コンテンツ(一部広告を含む場合があります)

家計・節約のおすすめページ

ページの先頭へ