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フラット化・フラットニング・フラットナーとは

記事作成日:2018年5月13日

フラット化・フラットニング(flattening)とは、短期金利と長期金利の差が小さくなり、イールドカーブの傾きが緩やかになって平たん化することを意味します。景気の好況時に政策金利が引き上げられている時(ベア・フラットニング)や、景気の後退局面で政策金利引き下げの予測が強まっている時(ブル・フラットニング)にフラット化する傾向があります。

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フラット化・フラットニングの種類

フラット化・フラットニング化には、金利上昇の環境下で短期金利が長期金利よりも上昇することで生じるベア・フラットニング(ベア・フラット化)、金利低下の環境下で長期金利が短期金利よりも低下することで生じるブル・フラットニング(ブル・フラット化)、短期金利が上昇する一方で長期金利が低下することによって生じるツイスト・フラットニング(ツイスト・フラット化)があります。

  • ベア・フラットニング(ベア・フラット化)
  • ブル・フラットニング(ブル・フラット化)
  • ツイスト・フラットニング(ツイスト・フラット化)

ベア・フラットニング(ベア・フラット化)

ベア・フラットニング

ベア・フラットニング(ベア・フラット化)とは、金利が上昇する中で長短金利差が縮小しイールドカーブがフラット化することです。ベアとは金利が上昇する相場環境を指しています。

景気の好況時には、景気の過熱や物価の上昇を抑えるために中央銀行は政策金利の引き上げ(利上げ)を行うため、金利は全般的に上昇しますが、利上げの影響が強く及ぶ短期金利が長期金利よりも大きく上昇します。

長期金利の上昇幅<短期金利の上昇幅となるため、長短金利差が縮小し、イールドカーブが平たん化します(フラット化・フラットニング)

ブル・フラットニング(ブル・フラット化)

ブル・フラットニング

ブル・フラットニング(ブル・フラット化)とは、金利が低下する中で長短金利差が縮小しイールドカーブがフラット化することです。ブルとは金利が低下する相場環境を示しています。

景気が山を越えて後退局面となると金利は低下する一方で、景気を刺激するため中央銀行は政策金利の引き下げる(利下げをする)という予測が出てくるため、将来の(政策金利の影響を強く受ける)短期金利の予想が反映される長期金利が、短期金利の低下よりも大きくなります。

長期金利の低下幅>短期金利の低下幅となり、長短金利差が縮小するため、イールドカーブが平たん化します(フラット化・フラットニング)

ツイスト・フラットニング(ツイスト・フラット化)

ツイスト・フラットニング

ツイスト・フラットニング(ツイスト・フラット化)とは、短期金利が上昇する一方で長期金利が低下し、イールドカーブがねじれる(ツイスト)形で長短金利差が縮小し、イールドカーブがフラット化することです。ツイスト(twist)とはねじれるという意味です。

短期金利には政策金利の引き上げ(利上げ)などによる上昇圧力がかかる一方、長期金利には将来の政策金利引き下げ(利下げ)見通しなどによって低下圧力がかかるような特殊な状態で発生する可能性があります。

フラットナーとは

フラットナーとは、イールドカーブがフラット化した場合に利益を上げられるような投資ポジションを構築することを意味します。

まとめ

  • フラット化・フラットニングとは、長短金利差が縮小して、イールドカーブの傾きが緩やかとなり、平たん化することを意味します。
  • フラット化・フラットニングには、金利が上昇しながら長短金利差が縮小するベア・フラットニング、金利が低下しながら長短金利差が縮小するブル・フラットニングなどがあります。

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【フラット化・フラットニング・フラットナーとはの記事は終わりです】

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