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既発債とは・特徴やメリットとデメリット

記事作成日:2018年5月13日

既発債とは既に発行された債券のことを意味します。既発債券と呼ぶこともあります。既発債は、流通市場において投資家同士(投資家と証券会社による相対取引を含む)が売買をするため、購入金額や利回りなどは市場金利の動向に応じて変動することが特徴です。また、債券の残存期間も発行時における満期までの期間よりも短くなっています。

既発債は、流通市場で購入しますが、通常は証券会社との相対取引によって購入します。既発債は、流通市場で流通していないと基本的に購入が難しいです。また、売りたい投資家と買いたい投資家の売買の条件が一致しないと取引が成立しません。

既発債の購入時には手数料が発生しますが、証券会社との相対取引の場合、購入価格は手数料を考慮して決定されているため、購入価格に手数料が含まれているため、別途手数料負担が発生しないことがあります。ただし、基本的に経過利子の支払いが必要となります。また、売却時にも基本的に手数料が必要となり、売却価格に各種手数料が考慮されていることがあります。

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既発債の特徴とメリット

様々な種類の債券が購入できる

既発債の場合、市場で流通している債券を自由に選んで投資をすることができます。新発債の場合は、その時に発行される債券しか購入できませんが、既発債の場合には市場で流通している債券の中から投資したい債券を自由に選ぶことができるため、利回りや残存期間などで様々な選択肢があるのです。

希望する時期に購入できる

既発債の場合、債券投資をしたいと考えた時期に債券を購入することができます。新発債の場合には発行日などが決まっているため、その日に合わせて資金を用意することが必要となります。一方で、既発債の場合は、購入できる債券の取引が行われているのであれば、希望する時期に購入することができます。

既発債のデメリット

購入価格は変動する

既発債の場合には、市場における金利動向の影響を受けて価格や利回りが変化します。新発債の場合には発行条件が決まっているため満期まで保有した場合の利回りは確定していますが、既発債の場合は市場での金利動向次第で価格や利回りが変動します。市場動向次第で割高となる場合や割安となる場合があるのです。

流動性が低いと購入しづらい

購入を希望する債券の流動性が低い場合には希望するタイミングに希望する価格で購入できないことがあります。流動性が低いと売却する投資家がなかなか見つからず、適正な価格形成が行われず価格変動が大きくなることがあったり、希望価格からかけ離れることがあったりするためです。

相対取引となり不利な取引となることがある

既発債は、取引所取引ではなく投資家と証券会社などの相対取引によって購入することが一般的です。相対取引の場合、債券市場について情報が豊富に得られる証券会社と、情報をほとんど持たない投資家の間では、情報格差があり、適正な価格かどうか判断が難しい場合があります。そのため、不利な条件で購入してしまう場合もあります。

売却時も基本的に相対取引となるため、望ましくない条件での売却を迫られてしまうこともあります。

まとめ

  • 既発債とは既発債券ともいい、既に発行された債券のことをいい、基本的に流通市場において購入します。
  • 既発債は、銘柄や投資タイミングを自由に選べることがメリットですが、相対取引となることが多いため購入条件が不確定であることなどがデメリットです。

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【既発債とは・特徴やメリットとデメリットの記事は終わりです】

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