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海外金利と国内金利の関係

記事作成日:2015年8月22日

米国など海外の金利の動きが日本の金利に与える影響については、米国の株価と日本の株価ほどの強さではありませんが、一定の関係性があります。主要な国の間では金利の動きはある程度似たような動きを示します。海外金利が上昇すれば国内金利も上昇し、海外金利が低下すれば国内金利も低下するという傾向があります。

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金利は主要な国の金利動向も影響する

金利の動きは主要な国の金利の動向にも影響を受けます。日本や米国、ドイツといった主要国の金利はある程度似たような動きをしています。日本の国債流通市場では海外投資家の存在感は株式市場ほど大きくはないといえ一定の影響があること、各国の市場の取引参加者は国際的な経済や金融の動きを材料にして取引を行うためリスク選好やリスク回避などの投資行動が似てくること、各国の市場である種の裁定のような資金の動きが起きることなどが背景にあると考えられます。

例えば、世界経済が回復に向かっていることが材料視されれば各国で金利上昇要因になりますし、世界的な金融危機が発生すれば各国でリスク回避の動きが強まり先進国では金利低下要因になります。原油価格が上昇すれば世界的なインフレにつながるため各国の金利上昇要因となります。

海外金利が上昇すれば国内金利も上昇し、海外金利が低下すれば国内金利も低下するという傾向があります。

金融政策の方向感が違えば異なった動きをする

米国の金融政策では金融引き締めが行われる一方で、日本の金融政策では金融緩和が行われている場合など金融政策の方向性が違っている場合には、必ずしも金利は連動して動くわけではありません。

金利は他の主要な国の金利の動きの影響も受けますが、国内の金融政策の影響を強く受けるためです。ただし、金融政策の方向感が違っていても、日々の動きは似たような金利の動きを示す場合があります。

金利差により市場間で資金移動が起きる場合も

国によって金利水準が異なっているため金利差があります。金利が高い国もあれば金利が低い国もあります。そのため、金利差に注目した投資が行われる場合があります。

例えば金融緩和によって極端に市場の国債利回りが低下してしまうと債券投資では収益がほとんど期待できなくなってしまう場合があります。金融緩和が強まっている場合、市場の国債利回りはマイナスとなってしまうことさえあります。そのような場合には、他国の利回りが高い債券に投資することによって収益率を改善できる可能性があるので、投資資金が移動する場合があります。

投資資金が大規模に移動した場合には、金利の変動要因となる可能性があります。

また、キャリートレードと呼ばれる取引が活発になる場合もあります。キャリートレードとは、低金利の国で資金調達を行い、集めたお金を高金利の国の金融市場に投資する取引です。大規模な資金の流れが発生する場合には、金利の変動要因となります。

まとめ

  • 主要な国の間では金利の動きはある程度似たような動きを示します。海外金利が上昇すれば国内金利も上昇し、海外金利が低下すれば国内金利も低下するという傾向があります。
  • ただし、金融政策の方向性が違うと金利は異なる動きをすることが多くなります。

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【海外金利と国内金利の関係の記事は終わりです】

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