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オープン外債とは・意味とメリットやデメリット

記事作成日:2019年10月30日

オープン外債とヘッジ外債の違い

オープン外債とは、為替ヘッジを行わない、為替リスクを負っている外国債券投資のことを意味します。日本から投資を行う場合は、円を外貨に換えて、外貨建ての外国債券を購入するということになります。為替ヘッジとは、為替予約などを活用し将来の為替取引の為替レートを固定するなどして外貨建て資産の為替変動リスクを回避することです。オープン外債は、ヘッジがなく、為替のリスクに向けて開いている状態、オープンだということになります。オープン外債はヘッジ外債と対比されて用いられることが多い言葉です。

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オープン為替とヘッジ外債の違い

外国債券(外債)に投資をする時に、為替ヘッジを行うかどうかが問題となります。為替ヘッジがないのがオープン外債で、為替ヘッジをするのがヘッジ外債です。

オープン外債は為替リスクを負うため、リターンは外国債券の現地通貨建てリターン+為替リターンとなります。外国通貨高、例えば円安ドル高になると為替リターンはプラスになり全体のリターンが大きくなります。

一方、ヘッジ外債は為替リスクを負わない代わりに、為替ヘッジを行うためのコストが発生します。外国債券の現地通貨建てリターンから為替ヘッジコストを引いたものがヘッジ外債のリターンとなります。

  • オープン外債:外国債券の現地リターン+為替リターン
  • ヘッジ外債:外国債券の現地リターン-為替ヘッジコスト

オープン外債投資のメリット

オープン外債投資は為替リターンを得られる場合があること、ヘッジコストがないことがメリットとなります。

外国通貨高(円安ドル高など)の場合はリターンが大きくなる

オープン外債は為替リスクを負っているため、外国通貨高(円安ドル高など)になると為替リターンが大きくなり、オープン外債投資全体のリターンが大きくなります。為替レートが円安傾向で推移すると見込んだ場合は、為替ヘッジを行わず、オープン外債投資にすることでリターンを大きくできる可能性があります。

ヘッジコストが発生しない

オープン外債は為替変動リスクを回避する為替ヘッジを行わないため、2通貨間の金利差に相当するヘッジコストが発生しません。為替ヘッジを行うと、外国債券の現地通貨建てリターンからヘッジコストが差し引かれたものが全体のリターンとなるため、金利差が大きい場合にはリターンがほとんどなくなってしまうことがあります。しかし、オープン外債であればヘッジコストは発生しません。

オープン外債投資のデメリット

オープン外債投資のデメリットは為替変動リスクがあるため、為替差損を出してしまう恐れがあることです。

為替変動リスクがある

オープン外債は為替ヘッジを行わず、為替変動リスクを負います。外国通貨高(円安ドル高など)となった場合には為替リターンはプラスになりますが、外国通貨安(円高ドル安など)になった場合には為替リターンがマイナス、すなわち為替差損を出してしまう恐れがあります。

まとめ

  • オープン外債とは、為替ヘッジを行わず、為替変動リスクを負う外国債券のことを意味します。
  • オープン外債のメリットは、円安となった時に為替差益が発生することやヘッジコストが発生しないことです。デメリットは円高になると為替差損が発生することです。

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【オープン外債とは・意味とメリットやデメリットの記事は終わりです】

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