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資源国通貨とは・資源国通貨の特徴や変動要因

記事作成日:2018年6月2日

資源国通貨とは、原油などのエネルギー資源、鉄鉱石などの鉱物資源などの資源の豊富に産出し、資源を他の国に輸出している資源国の通貨を意味します。農産物も資源として含めて考える場合があります。資源国通貨は、商品市況の影響を受けやすいことが特徴で、商品市況が上昇するときは資源国通貨高となりやすく、商品市況が下落するときは資源国通貨安となりやすい傾向があります。

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資源国通貨の特徴や変動要因

資源国通貨の特徴や変動要因についてです。資源の輸出相手国の景気や商品市況の影響を受けることが特徴です。

資源の輸出先の国の景気動向に影響を受けやすい

資源国通貨の動向は資源の輸出先の国(輸出相手国)の景気動向に影響を受けやすいことも特徴です。輸出先の国の景気が悪化すれば、生産活動も停滞するため、資源の需要が低迷してしまうため、資源国通貨安となります。逆に輸出先の国が好景気であれば、資源の需要も高まり、資源の輸出が増大するため、資源国通貨高となります。

世界的な景気後退時には売られやすい

資源国通貨は世界的な景気後退時にも弱い動きとなる傾向があります。世界的な景気後退時には、世界各国で生産活動などが停滞することから資源に対する需要が落ち込むため、資源の輸出が減少し、資源国通貨は売られやすくなります。

原油などの商品市況の影響を強く受ける

資源国通貨の動向は原油などの商品市況の影響を強く受ける傾向があります。特にその資源国で算出している資源価格の影響を強く受けることになり、資源価格と資源国通貨は連動する傾向があります。

また、資源国通貨は商品市況全般の動きとも連動性が高くなります。商品市況を示す代表的な指標が原油価格ですが、原油は様々な経済活動で使われるため資源需要を推し量る指標として重要で、原油価格の動向が資源国通貨全般に影響を与える傾向があります。

インフレに相対的に強い

資源国通貨は、インフレ時にも相対的に強い傾向があります。近年では経済政策や金融政策の失敗などがない限り、インフレの多くは商品市況高によってもたらされています。そのため、インフレ時には商品市況高となっていることが多く、資源国は資源輸出によって好影響を受けることから、インフレでも資源国通貨は相対的に強い動きとなる傾向があります。

逆に資源輸入国はインフレ時(商品市況高騰時)には、輸入コストの増大によって経済活動が停滞しやすくなるため、資源輸入国の通貨は弱い動きとなる傾向があります。

資源国通貨の例

資源国通貨として有名なものには次のようなものがあります。ただし、何を資源国通貨とするかは人によって異なります。オーストラリアドル(豪ドル)やカナダドル、南アフリカランドなどは資源国通貨として特に有名です。

  • オーストラリアドル(オーストラリアは鉄鉱石・金・石炭などの鉱物資源を産出)
  • ニュージーランドドル(ニュージーランドは農業国で農産物や畜産物の生産で有名)
  • カナダドル(カナダは原油や天然ガスなどの産出が盛ん)
  • ノルウェークローネ(ノルウェーは原油や天然ガスの産出国)
  • 南アフリカランド(南アフリカランドは金・プラチナ・ダイアモンドなどの貴金属の産出国)
  • ブラジルレアル(ブラジルは鉄鉱石や原油を生産)
  • ロシアルーブル(ロシアは原油・天然ガス・石炭などエネルギー資源が豊富)
  • チリペソ(チリは銅鉱石の産出で有名)
  • 中東産油国の通貨(中東産油国は原油が資源)

まとめ

  • 資源国通貨とは、原油などのエネルギー資源や鉄鉱石などの鉱物資源、農産物等を産出・生産する国の通貨のことを意味します。
  • 資源国通貨は、商品市況の影響を受けやすいことが特徴で、商品市況が上昇すると資源国通貨高となりやすく、商品市況が下落すると資源国通貨安となりやすい傾向があります。

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【資源国通貨とは・資源国通貨の特徴や変動要因の記事は終わりです】

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