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インフレーションスワップ・ゼロクーポンインフレスワップとは

記事作成日:2020年10月27日

インフレーションスワップ(インフレスワップ)とは、想定した元本に対して物価上昇率(インフレ率)の変化に応じて変わる金利と固定金利を交換するスワップ取引を意味します。例えば、一定期間の物価変動率(終了時点の物価指数/開始時点の物価指数)と固定金利を交換するといったようなスワップです。

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インフレーションスワップの仕組み

インフレーションスワップは物価変動に応じて変わる支払いと固定金利による支払いを交換するスワップです。物価変動はCPI(消費者物価指数)によって示されることが多く、一定期間の物価上昇率(取引終了時の物価指数÷取引開始時の物価指数)に応じて支払い金額が変化するという仕組みとなります。

インフレーションスワップ(インフレスワップ)の仕組みのイメージ

インフレーションスワップで行われる支払いは次のようなイメージとなります。

  • 物価に応じて変わる支払い:想定元本×一定期間の物価上昇率(またはそれに連動する利率)
  • 対価となる支払い:想定元本×固定金利

インフレーションスワップでは、取引期間中に一定期間ごとに支払いが行われる場合もあれば、取引終了時に一度だけ支払いが行われる場合もあります(ゼロクーポンインフレスワップ)

ゼロクーポンインフレーションスワップ(ゼロクーポンインフレスワップ)

ゼロクーポンインフレーションスワップ(ゼロクーポンインフレスワップ)とは、物価上昇率に連動にする金利の支払いが取引終了時に一度だけ行われるスワップを意味します。通常は相手が支払うインフレに連動しない固定金利も取引終了時に一度だけとなります。取引終了時に固定金利とインフレに連動する金利を交換するスワップということになります。

ゼロクーポンスワップとは、片方あるは両方の支払いが取引終了時に1回だけ行われるスワップで、このゼロクーポンスワップの仕組みに基づいてインフレに連動する支払いが行われるものがゼロクーポンインフレーションスワップになります。

ゼロクーポンインフレーションスワップ(ゼロクーポンインフレスワップ)

インフレーションスワップを用いるメリット・デメリット

インフレーションスワップを用いることでインフレのリスクを移転することができます。物価変動のリスクを回避する、あるいは引き受けることができます。

固定金利を支払う代わりにインフレに連動する支払い(変動金利)を受け取れば、物価上昇のリスクを回避することができるのがメリットです。ただし、物価が上昇しなかった場合は余分に固定金利を支払う可能性があることがデメリットです。

物価に連動する変動金利を支払う側はインフレのリスクを引き受けることになりますが、物価上昇が起きなかった場合には支払いが少なくなり利益を得ることが出来るのがメリットです。物価が上昇した場合は支払いが多くなることがデメリットです。

まとめ

  • インフレーションスワップ(インフレスワップ)とは、物価上昇率(インフレ率)によって変わる支払いと固定金利による支払いを交換するスワップ取引を意味します。
  • インフレスワップのうち、取引終了時に1回だけ支払いを交換するものをゼロクーポンインフレーションスワップ(ゼロクーポンインフレスワップ)といいます。

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【インフレーションスワップ・ゼロクーポンインフレスワップとはの記事は終わりです】

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