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スワップ取引のレグ(leg、レッグ)とは

記事作成日:2020年10月24日

金融デリバティブのスワップ取引においてレグ(leg、レッグ)という言葉が用いられる場合、スワップ取引の取引当事者が取引開始時から終了時まで相手に支払う一連のキャッシュフローをまとめたものを意味します。スワップ取引はレグとレグの交換ということになります。

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レグとキャッシュフローの違い

レグとキャッシュフローは似ているものですが、スワップ取引では微妙に違う意味で用いられます。1つ1つのお金の支払いがキャッシュフローで、レグは複数のキャッシュフローをまとめたものです(スワップ取引で1度しか支払いがない場合は、1つのキャッシュフローがそのままレグとなります)。

スワップ取引のレグ(レッグ、leg)

ただし、両当事者のキャッシュフローを全部まとめて1つのレグと呼ぶのではなく、片方の当事者から生じるキャッシュフローをまとめて1つのレグと呼びます。

例えば、5年の取引期間中、半年ごとに特定の想定元本の下で固定金利を支払うという場合、半年ごとに固定金利の支払いというキャッシュフローが10回発生します。1回ごとの支払いはお金の流れ(キャッシュフロー)で10回全ての支払いを束ねたものがレグという概念になります。

スワップ取引で当事者が双方に何かを交換する場合、キャッシュフローは複数回生じるかもしれませんが、交換されるレグは2つということになります。

スワップ取引は交換するレグが等価

スワップ取引はレグとレグを交換することになります。もし交換するものが等価でない場合は、通常その取引に魅力を感じられないはずなので取引が成立しません。同じ価値同士のものでなければ交換しようということにならないのです。

スワップ取引が成立するために交換するレグが等価であるということは、取引を開始する時点でお互い交換する全てのキャッシュフローの現在価値の合計が等価であると考えられることが必要となります。等価でなければ裁定の余地が生じてしまうため、取引当事者のどちらかにとって不利となってしまうからです。

スワップ取引では、一つ一つの交換におけるキャッシュフローの価値が等価であるかということよりも、取引全体で見てスワップがフェアな取引になっているかどうかということが重要になります。

そのため、1回ごとの支払いのキャッシュフローという概念だけでなく、一連のキャッシュフローをまとめたレグという概念が役立つことになるのです。

まとめ

  • 金融デリバティブのスワップ取引におけるレグ(レッグ、leg)とは、スワップ取引の開始時から終了時までに片方の取引当事者から生じる全てのキャッシュフローのことを意味します。
  • スワップ取引では、レグとレグを交換し、かつ、レグが等価であるということになります。

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【スワップ取引のレグ(leg、レッグ)とはの記事は終わりです】

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