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ストラングルの買い(ロングストラングル)とは

記事作成日:2020年11月3日

ストラングルとは、行使の満期が同じで、権利行使価格も異なるコールオプションとプットオプションを同じ単位組み合わせて買うまたは売るものです。

ストラングルの買い(ロングストラングル)とは、権利行使期日が同じで権利行使価格が異なるコールオプションとプットオプションを、同じ単位買うことを意味します。ロングは買うという意味です。

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ストラングルの買い(ロングストラングル)の損益の特徴

ストラングルの買いは、権利行使価格が異なるコールオプションとプットオプションを同じ単位買うものです。

プットの権利行使価格<コールの権利行使価格となる場合を仮定すると、プットの権利行使価格≦原資産価格≦コールの権利行使価格ではコール、プットいずれのオプションからも権利行使をしても儲けが出ないため、2つのオプション料(プレミアム)が損失となります。この時が最大の損失となります。

コールの権利行使価格<原資産価格の時は、プットオプションは利益が出ないため権利行使をしませんが、コールオプションから儲けが出ます。しかしコールオプションとプットオプションの2つのオプション料(プレミアム)を支払っているため、権利行使時の原資産価格とコールの権利行使価格の差が2つのオプション料(プレミアム)を上回るまでは損失となります。権利行使時の原資産価格とコールの権利行使価格の差が2つのオプション料を上回ると、原資産の価格上昇分が利益となります。

原資産価格<プットの権利行使価格の時は、コールオプションは利益が出ないため権利行使をしませんが、プットオプションから儲けが出ます。しかしコールオプションとプットオプションの2つのオプション料(プレミアム)を支払っているため、プットの権利行使価格と権利行使時の原資産価格の差が2つのオプション料(プレミアム)を上回るまでは損失となります。プットの権利行使価格と権利行使時の原資産価格の差が2つのオプション料を上回ると、原資産の価格下落分が利益となります。

ストラングルの買い(ロングストラングル)は、「原資産価格=プットオプションの権利行使価格-2つのオプション料の合計」または「原資産価格=コールオプションの権利行使価格+2つのオプション料の合計」の2つが損益分岐点となります。そして、「プットの権利行使価格≦原資産価格≦コールの権利行使価格」の時が最大損失(2つのオプション料分)となり、原資産価格が値上がりあるいは値下がりのいずれの場合でも大きく動けば利益となります。

つまり、ストラングルの買い(ロングストラングル)は原資産価格が大きく動いた場合に利益となるオプション投資戦略です。

ストラングルの買い(ロングストラングル)の例

原資産の権利行使価格が120、オプション料(プレミアム)が5となるコールオプションと権利行使価格80、オプション料(プレミアム)が8となるプットオプションを仮定します(価格は仮定のもので実際のものとは関係ありません)。

ストラングルの買い(ロングストラングル)の損益図は、購入したコールオプションとプットオプションの損益図を合成したものになります。

ストラングルの買い(ロングストラングル)

このストラングルの買い(ロングストラングル)では、原資産価格がプットの権利行使価格(80)とコールの権利行使価格(120)の間にある時はコールオプション、プットオプションとも権利行使をしても儲けが出ないためコールオプションとプットオプションのオプション料(5+8=13)が損失となります。この時点が最大損失でこれ以上損失が膨らむことはありません。

原資産価格が120を超えて上昇した場合は、コールオプションの行使によって「行使時の原資産価格-コールの権利行使価格」分だけ利益がでますが、2つのオプション料(13)と相殺されるため、「行使時の原資産価格-コール権利行使価格」が「2つのオプション料」を上回る原資産価格(133)となるまでは損失となります。「コール権利行使価格(120)+2つのオプション料(13)」が損益分岐点となります。損益分岐点を超えてからは原資産価格の値上がり分が利益となっていきます。

原資産価格が80を下回った場合は、プットオプションの行使によって「プットの権利行使価格-行使時の原資産価格」分だけ利益がでますが、2つのオプション料(13)と相殺されるため、「権利行使価格-行使時の原資産価格」が「2つのオプション料」を下回る原資産価格(67)となるまでは損失となります。「権利行使価格(80)-2つのオプション料(13)」がもう1つの損益分岐点となります。損益分岐点を超えてからは原資産価格の値下がり分が利益となっていきます。

まとめ

  • ストラングルの買い(ロングストラングル)とは、同じ権利行使期日・異なる権利行使価格のコールオプションとプットオプションを、同じ単位だけ購入するオプション戦略です。
  • ストラングルの買い(ロングストラングル)は、原資産価格が大きく変動して値上がりあるいは値下がりすると利益となり、変動が小さいと損失となります。損失は2つのオプション料の合計に限定されます。

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【ストラングルの買い(ロングストラングル)とはの記事は終わりです】

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