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プレーン・バニラとは(プレーン・バニラ・スワップ、バニラ・オプション)

記事作成日:2019年5月9日

金融関係の用語で「バニラ」や「プレーン・バニラ」という言葉が用いられたり、「バニラ・オプション」や「プレーン・バニラ・スワップ」などのように「バニラ」や「プレーン・バニラ」という言葉が付いた用語が用いられることがあります。これらの言葉は、何も余計なものがついていない最も基本的な、単純なという意味で用いられます。

「バニラ」や「プレーン・バニラ」はオプションや金利スワップ、債券、先物などで用いられる場合があります。

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プレーン・バニラ(バニラ)とは

プレーン・バニラ(バニラ)(plain vanilla, vanilla)とは、アイスクリームのバニラに由来し、「飾り気がない、特別なもの、余計なものが何もついていない最も単純な、基本的な」という意味があります。金融で用いられる場合には、基本的な特性だけが備わっていて、追加的な特性が備わっていない基本的な金融商品、というような意味になります。

プレーン・バニラに対して使われるのがエキゾチック

プレーン・バニラに対する形で用いられることがあるのがエキゾチック(exotic)で、変わっている、風変わりな、特別なものが加わったもの、という意味があります。例えば、エキゾチック・オプションといった場合には、基本的なオプションに特殊な条件が加わったものという意味になります。

プレーン・バニラ・スワップとは

プレーン・バニラ・スワップとは、同一の通貨内で固定金利と変動金利の支払いを交換する金利スワップ取引の最も基本的な取引である、Liborを変動金利として固定金利と交換する形態の金利スワップを意味します。

下の図で投資家Aが変動金利を支払う代わりに固定金利の受け取りを希望していて、投資家Bが固定金利を支払う代わりに変動金利の受け取りを希望する場合、AはLiborの金利(変動金利)を支払い、代わりにBは固定金利を支払う金利スワップがプレーン・バニラ・スワップです。

金利スワップ取引の例・スワップレート

金融市場の金利動向は契約時の固定金利に反映されます。例えば、市場金利が低い時は固定金利0.5%で金利スワップ取引が成立し、市場金利が高い時は固定金利3.0%で金利スワップ取引が成立する、といった形です。プレーン・バニラ・スワップにおける固定金利水準はスワップレート(スワップ金利)として、金利市場の動きを示す1つの重要な指標となります。

バニラ・オプションとは

バニラ・オプションとは、コールオプションやプットオプションのようにオプション取引のうち最も基本的なオプションのことを意味します。現在オプションは様々な種類のものがありますが、最も単純で、基本的なコールとプットのオプションを意味します。

逆に原資産の価格がバリアと呼ばれる一定水準に達するとオプションの権利が発生するノックイン・オプションや権利が消滅するノックアウトオプションといったバリア・オプションのように通常とは異なったオプションがエキゾチック・オプションです。

まとめ

  • 金融用語で、「プレーン・バニラ」や「バニラ」といった場合、特別な条件が付いておらず、最も基本的な取引形態の金融商品という意味があり、オプションやスワップなどで使われることがあります。
  • プレーン・バニラ・スワップとは、金利スワップの最も基本的なLiborを変動金利として固定金利と交換する取引です。バニラ・オプションとは、基本的なオプション取引である、コール・オプションやプット・オプションを意味します。

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