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買いたい弱気・売りたい強気とは

記事作成日:2019年2月12日
最終更新日:2021年6月18日

買いたい弱気・売りたい強気とは

買いたい弱気とは何か、売りたい強気とは何かということについてです。買いたい弱気とは、値上がりを期待して買いたいけれど、安く買いたいので値下がりを期待してしまう投資家の心理状態を意味します。売りたい強気とは、値下がりが見込まれるので売りたいけれど、高く売りたいので値上がりを期待してしまう投資家の心理状態を意味します。上がって欲しいという気持ちと下がって欲しいという気持ちが混在する矛盾した投資家の心理状態です。

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買いたい弱気の意味

買いたい弱気とは、価格の上昇が期待できるので買いたいと考えているけれど、安く買いたいからもう少し安くなってから買おうという心理状態のことを意味する相場格言です。

価格が上がると思っているからこそ買いたいのに、買いたいためにもう少し下がって欲しい、少し下がるだろうという弱気の願望を持っている状態で、矛盾した心理状態となっています。

売りたい強気の意味

売りたい強気とは、価格の下落が見込まれるため売りたいと考えているけれど、高く売りたいからもう少し高くなってから売りたいという心理状態のことを意味する相場格言です。

価格が下がるだろうと思っているから売りたいはずなのに、売りたいからこそ少しでも高くなって欲しい、少し上がるだろうという強気の状態になっていて、矛盾した心理状態になっています。

良い条件で売買したいという気持ちが買い時や売り時を逃してしまう

買いたい弱気も売りたい強気も、買いたい、売りたいという気持ちがあるものの、欲が出てしまっているため、少しでも安く買いたい、少しでも高く売りたいという気持ちから、買い時や売り時を上手く見極められない状態になってしまっています。

買いたいけど少し待てばもう少しだけ安く買えるんじゃないか、売りたいけれど少し待てばもう少しだけ高く売れるんじゃないか、と思っているうちに、値上がりしてしまって買い時を逃したり、値下がりしてしまって売り時を逃したりしてしまうのです。

値上がりしてほしい気持ちと値下がりしてほしい気持ちが混じって存在すると冷静に相場動向を見極められなくなってしまうのです。

最も良い条件でなくても売買機会を逃さないことが大切

投資では、タイミングよく安い価格で買う、高い価格で売る、ということが利益を出すためには重要です。しかし、良い条件にこだわり過ぎてしまうと、売買のタイミングを逃してしまうため、多少の割り切りが必要になります。

相場格言に「頭と尻尾はくれてやれ」というものはありますが、最高値(天井)や最安値(底値)で売買をしようとしてもなかなか上手くいかないので、多少最安値から離れていても買う、最高値から離れていても売るようにすると売買タイミングを逃すくことが少なくなるのです。

買いたければ買い、売りたければ売る

買いたいと思ったら買う、売りたいと思ったら売ることが大切なのであって、少しの値幅に目がくらんでしまって売買機会を逃さないことが大切です。買い逃してしまえば値上がり益を得ることができませんし、売り逃してしまえば利益を確定することができません。実際に売買できることが大切なのです。

欲張り過ぎると上手くいかないので、買うと決めたら買う、売ると決めたら売ることを何よりも優先すべきなのです。変にもう少し下がれば買おう、もう少し上がれば売ろうといったような欲を出すと上手くいかないことがあるのです。

まとめ

  • 買いたい強気とは、値上がりを期待していて買いたいけれど、安く買いたいので値下がりして欲しいと思っている心理状態を意味します。
  • 売りたい弱気とは、値下がりが想定されるため売りたいけれど、高く売りたいので値上がりして欲しいと思っている心理状態を意味します。

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【買いたい弱気・売りたい強気とはの記事は終わりです】

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