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相場のカタリストとは

記事作成日:2020年10月1日

株式市場などでは相場のカタリストという言葉を聞くことがあります。相場のカタリストとは、相場を動かす材料やイベント、きっかけのことを意味します。カタリストは英語で触媒を意味する"catalyst"から来ていて、化学反応を促進させる触媒から意味が転じて、相場の価格変動を刺激し相場の流れを大きく動かすもの、変えるものという意味で用いられています。

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相場のカタリストの例

相場のカタリストは、株価指数など市場全体(マクロ)に影響を及ぼすものと、個別銘柄の株価など個別企業(ミクロ)に影響を及ぼすものに分けることができます。通常は市場全体のカタリストという意味で用いられることが多いと考えられますが、個別銘柄の話をしている時は個別企業にとっての材料やイベントということになります。

市場全体のカタリスト(マクロレベル)

市場全体、マクロ(経済)のレベルでは、カタリストの例として大規模な経済対策の発表、金融政策の転換や金融緩和の強化、予想外の好結果となる経済指標の公表、重要な企業の業績の大きな変化、国政に関する選挙の実施、政権の交代、相場を押し下げる要因となったイベント(紛争や事件)などの解決などが考えられます。

個別銘柄のカタリスト(ミクロレベル)

個別銘柄、ミクロ(企業)のレベルでは、カタリストの例として業績の上方修正(下方修正)、新商品の開発、好調な販売実績の発表、企業の買収や合併(M&A)、他の企業との業務提携、リストラ、自社株買い、社長の交代、関係する規制の緩和、事業に必要な政府などによる許認可の取得などが考えられます。

相場のカタリストという言葉が用いられる場面

カタリストという言葉は相場を動かす材料やイベント、きっかけという意味なので、相場にとって良いイベントや材料であっても、悪いイベントや材料であっても使うことができますが、通常使われるのは相場にとって良いイベントや材料で用いられます。相場が悪くなるカタリストという意味ではあまり用いられません。

株式市場などでは普通は価格変動が収益の源泉となります。デリバティブを活用して相場が動かない時に利益が出ないようなオプション取引を行うなど特殊な場合を除いて、株価が動かないと儲けることが出来ません。そのため、相場変動が小さくなったような場面で「カタリストがない」というように用いられますし、「株価が上昇するためのカタリストは~」というようにも用いられます。

日本では「カタリスト」という言葉はあまり用いられないかもしれませんが、海外ではよく用いられるので、外国株式などへの投資を行っている人からは「カタリスト」という言葉が出てくることがあります。相場を動かす材料と理解しておけばよいでしょう。

まとめ

  • 相場のカタリストとは、相場を動かす材料やイベント、きっかけという意味で用いられます。
  • カタリストの例として、市場全体では金融政策や経済政策、政治的なイベント、経済指標の公表などが、個別銘柄では業績発表、新商品開発、買収・合併などが考えられます。

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【相場のカタリストとはの記事は終わりです】

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