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年(暦年)と年度・CYとFYの意味と違い

記事作成日:2018年3月16日
最終更新日:2021年6月21日

年(暦年)と年度・CYとFYの意味と違い

年(暦年)と年度、CY(カレンダーイヤー)とFY(フィジカルイヤー)の意味と違いについてです。年(暦年)(CY)とは、1月1日から12月31日までの1年間を意味します。年度(FY)とは、財政上、会計上の特定の1年間の区切りの意味です。日本では通常4月1日から3月31日まで(年の数値は期間の始まりの年)を意味し、米国の連邦政府は10月1日から9月30日まで(年の数値は期間の終わりの年)を意味します。

2021年を例に暦年(CY)、日本とアメリカの年度(FY)がいつからいつまでかをまとめると次のようになります。

  • 2021暦年(CY)→2021年1月1日から2021年12月31日まで
  • 日本の2021年度(FY)→2021年4月1日から2022年3月31日まで(FYの年は始まりの年)
  • 米国連邦政府のFY2021(FY21)→2020年10月1日から2021年9月30日まで(FYの年は終わりの年)

1年間の各種統計データなどを見る場合に、データが暦年基準なのか、年度基準なのかについて注意する必要があります。日本では、暦年ベース、年度ベースどちらもよく用いられるからです。

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年(暦年)とは・CY(Calendar Year)とは

年とは暦年(暦年)を指し、1月1日から12月31日までの暦(こよみ)上の1年間を意味します。年(暦年)は英語で"Calendar Year"(カレンダーイヤー)といい、頭文字をとってCYと略されます。カレンダー通りの1年、つまり1月から12月までという意味になります。

例えば2021年といえば2021年1月1日から2021年12月31日までを指します。2021暦年、2021CY、CY2021(CY21)も同様に2021年1月1日から2021年12月31日までの1年間を意味します。

  • 2020CY,CY2020,CY20→2020年1月1日から2020年12月31日まで
  • 2021CY,CY2021,CY21→2021年1月1日から2021年12月31日まで
  • 2022CY,CY2022,CY22→2022年1月1日から2022年12月31日まで

年度とは・FY(Fiscal Year, Financial Year)とは

年度とは、暦上の1月1日から12月31日までの1年間とは異なり、会計、事業、学校など特定の目的のために用いられる会計上、財政上の1年間の区切り方を意味します。英語では"Fiscal Year"(フィジカルイヤー、米国でよく用いられる)あるいは"Financial Year"(英国でよく用いられる)といい、頭文字をとってFYと略されます。「Fiscal」には財政上の、会計上の、といった意味があります。

日本ではFYの前に西暦を記載する例(2021FYなど)をよく見ますが、通常英語ではFYの後に西暦を記載します(FY2021)。また、西暦の下2桁のみを記載することも多いです(FY2021→FY21)。

日本の年度(FY)

日本語では、年度は単独でも用いられることがありますが(例:2021年度)、どのような区切りを意味しているのかを示すため、会計年度、財政年度、予算年度、事業年度、学校年度などのように他の言葉を頭につけて用いられることもあります(例:2021事業年度)。

例えば、日本では国の予算は4月1日から翌年の3月31年までが会計年度となります。そして、年度の年の数字は期間の始まりの年を表しています。

他にも日本では学校の1年間の区切りも4月1日から3月31日となっていて学校年度と呼ばれることがあります。企業では、会計期間の区切りとして事業年度が用いられます。大企業で多くみられる3月末決算の会社は4月1日から3月31日までは事業年度となります。他にも金融庁は事務の区切りとして7月1日から翌年6月30日までを事務年度として位置づけています。

日本では、色々な年度がありますが、通常は年度と言った場合、特に断りがない限り4月1日から3月31日をします。例えば、2021年度、2021FYといった場合、日本は2021年4月1日から2022年3月31日までを指します。

  • 2020年度(2020fy)→2020年4月1日から2021年3月31日まで
  • 2021年度(2021fy)→2021年4月1日から2022年3月31日まで
  • 2022年度(2022fy)→2022年4月1日から2023年3月31日まで

米国の年度(FY)

国の予算の会計年度は国によって異なり、アメリカ(連邦政府)の会計年度は10月1日から翌年の9月30日です。そして、年度の年の数字は期間の終わりの年を表しています。例えば、FY2021(FY21)は2020年10月1日から2021年9月30日です。日本の年度とは年の基準が違うため、いつからいつまでかを考える時に1年ずれてしまわないよう注意が必要です。

  • FY2020(FY20)→2019年10月1日から2020年9月30日まで
  • FY2021(FY21)→2020年10月1日から2021年9月30日まで
  • FY2022(FY22)→2021年10月1日から2022年9月30日まで

年(暦年)と年度・CYとFYの意味と違い

以上をまとめると、年(暦年)と年度の違い、CYとFYの違いは次の通りとなります。

暦年(CY):1月1日から12月31日までの1年間

年度(FY):特定の1年間の区切り、日本では通常4月1日から3月31日まで(年は始まりの年を記載)。米国連邦政府では10月1日から9月30日まで(年は終わりの年を記載)。

統計やデータを見る場合は暦年(CY)なのか年度(FY)なのかに注意

統計や各種データを見る場合には、その数値が暦年(CY)ベースのデータなのか、年度(FY)ベースのデータなのかに注意する必要があります。

日本の場合には、公的統計・民間統計のデータで暦年基準のものも、年度基準のものもどちらも多くあるため、どちらの基準によるのか確認して用いる必要があります。暦年基準と年度基準両方のデータが利用できる場合もあります。

特に気を付けなければいけないのは、異なるデータ同士を比較する場合です。あるデータは暦年の2018年で別のデータは2018年度のデータの場合、比較してしまうと期間がずれているため正しい比較になりません。

もちろん、3か月のずれは大きなずれではないとみなして、大雑把に比較してしまえる場合もありますが、精度が高い検証を行う場合は注意が必要です。

年度(FY)基準のデータの場合には、その年度はいつからいつまでの区切りの1年間を指しているのかにも注意が必要です。日本の会計年度や学校年度は通常4月1日から翌年の3月31日までですが、企業の事業年度の場合には企業によっていつから始まるかが変わってきます。

また、国が異なる場合には同じ年度(FY)でも期間が異なるために注意が必要です。日本では年度は4月1日から翌年3月31日までですが、必ずしも他の国でも同じ区切りとは限りません。

暦年と年度の違いと四半期の呼び方

1年間を3か月ずつ4つに分けて四半期と呼ぶ場合があります。暦年を3か月ずつ4つに分けると1~3月、4~6月、7~9月、10~12月の4つの四半期になります。このとき最初の1~3月を一番目の四半期であることから第1四半期、4~6月を同様に第2四半期、7~9月を第3四半期、10~12月を第4四半期と呼びます。

ただし、四半期の区切り方でも暦年(CY)基準なのか年度(FY)基準なのかに気を付ける必要があります。年度(FY)基準の場合には1年間の区切りは4月から翌年3月となるため、4~6月、7~9月、10~12月、1~3月と区切られることになり、4~6月を第1四半期、7~9月を第2四半期、10~12月を第3四半期、1~3月を第4四半期と呼ぶことがあります。

第1四半期といっても暦年ベースであれば1~3月を指し、年度ベースであれば4~6月を指すことになるため、どちらを指しているのかを確認しないと、とんでもない誤解をしてしまう場合があります。

一般的には第1四半期といえば暦年を基準に1~3月を指すことが多いのですが、日本の置ける株式投資など資産運用の場面では第1四半期が4~6月を指している場合も少なくありません。注意が必要です。

まとめ

  • 年(暦年)(CY)とは、1月1日から12月31日までの1年間です。年度(FY)とは、特定の1年間の区切りで、日本では4月1日から3月31日を指すことが多いです。
  • 各種統計データなどを見る場合には、そのデータが暦年基準のものなのか、年度基準のものなのかを意識するようにする必要があります。暦年と年度のデータは単純に比較できない場合があるためです。

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【年(暦年)と年度・CYとFYの意味と違いの記事は終わりです】

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