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フラッシュクラッシュとは

記事作成日:2019年2月19日

フラッシュクラッシュ(flash crash)とは、株価や為替レートなどが瞬間的に急落(急変動)することを意味します。フラッシュ(flash)は「瞬間」、クラッシュ(crash)は「急落」を意味し、瞬間的な急落ということになります。フラッシュクラッシュが発生すると、強制ロスカットによって大きな損失が生じる可能性があります。

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フラッシュクラッシュの例

フラッシュクラッシュは株価や通貨などで例があり、2010年5月には米国株価が数分で急落した例があります。また、2015年1月のスイスフランショックによる対フランでのユーロの急落、2016年10月のポンド急落、2017年6月の仮想通貨イーサリアムの急落、2019年1月の豪ドルや米ドルの対円での急落などの例があります。また、2014年10月には米国10年国債利回り急低下と急上昇があり、フラッシュラリー、債券版フラッシュクラッシュと呼ばれることもあります。

フラッシュクラッシュが起こる原因

フラッシュクラッシュの要因として、取引参加者が少ないため価格が変動しやすい時間帯に取引が行われること、特定の投資ポジションが積み重なり一斉にロスカットが発生しやすい状況になっていること、機械的(アルゴリズム)取引によって特定の一方向への売買が集中したり取引が手控えられたりすること、などが挙げられます。また、通常よりも多い大量注文や高速での高頻度取引もフラッシュクラッシュを引き起こす可能性があります。

日本の祝日や取引開始前の為替レートの急変

特に最近では日本が祝日の時、日本の東京市場の取引開始前のオーストラリア・ニュージーランドの取引時間帯(日本の早朝の時間帯)に為替レートが急変する事例がしばしばみられます。

取引参加者が少なく流動性が薄くなる中で、一部の投資家が日本の投資家のポジションを狙って売買を仕掛けてロスカットを発生させることによって相場が動くことがあるとみられています。

機械的(アルゴリズム)取引によって急変が起き易くなっている可能性

近年では機械的(アルゴリズム)取引の拡大によって、市場での価格の急変動が起き易くなっている可能背があることに注意が必要です。多くの投資家が似たような機械的判断(アルゴリズム)で売買を行うと、特定の状況下で同じ方向の売買が集中し、瞬間的に価格が急変することがあるのです。

フラッシュクラッシュによる損失を防ぐには

フラッシュクラッシュがいつ起こるかを予測するのは難しいため、フラッシュクラッシュが起き易い状況下ではリスクを分散するということが基本的な戦略になります。

為替市場では日本が祝日の間に相場が動くことがあるため、祝日などによって連休となるよう場合などは特に警戒が必要で、日本で連休となる場合には投資ポジションを解消しておくことが防衛策の1つとなります。

また、相場が動きそうなイベントがある場合には、イベント前にはリスクを取り過ぎないようにして、急変動が起きても深手を負わないようにしておくことが損失を防ぐ方法となります。

また強制的なロスカットを受けないように残高に余裕を持たせておくということも意味があります。フラッシュクラッシュなどによって相場が瞬間的に動く場合には、反動によって戻す動きもみられることが多いため、ロスカットされてしまうと戻る前に損失が確定してしまうからです。

まとめ

  • フラッシュクラッシュとは、株価や為替レートなどが瞬間的に急落することを意味します。
  • フラッシュクラッシュは、取引量が少なく価格が動きやすい状況で発生しやすくなり、機械的(アルゴリズム)取引によって多くの投資家が同じ投資行動をすることなどによって引き起こされると考えられています。

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【フラッシュクラッシュとはの記事は終わりです】

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