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金融や投資でのロングとは・ロングポジションとは

記事作成日:2018年9月1日

金融や投資におけるロング(Long)とは、保有していない資産を購入して保有することを、取引を買い→売りの順番で行う場合の最初の買いのことを意味します。例えば、株式を保有していない状態で、空売りなどもしていない場合に、買いから取引を始める場合をロングといいます。ただし、通常の現物株式の取引ではロングという言い方はあまりせず、信用取引、金融デリバティブ取引(先物取引など)、FX(外国為替証拠金取引)で良く用いられます。買いから取引に入ることを「ロングする」というように用います。

ロングの反対はショートで、ショートは売りから入る取引です。ショートは信用取引による空売りなどが該当します。

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ロングポジションとは

ロングポジションとは、買いから入り、買いの残高がある状態のことを意味します。例えば、FXでドルを購入した場合(ロング)、ドルのロングポジションがあるというように表現します。どのような金融資産でも、買いから取引に入り、保有している残高がある場合はロングポジションがあると表現できますが、現物株式ではロングポジションという表現はあまり用いられません。

また、単にロングといった場合に、買うことを意味しているのではなく、ロングポジションを持っていることを意味していることもあります。

なお、オプションの場合には、コールオプション(買いオプション)であっても、プットオプション(売りオプション)であっても、オプションを買うことがロングとなります。オプションを保有していればロングポジションとなりますが、コールオプションなのか、プットオプションなのかによって損益の発生は異なります。

ロングは対象資産が値上がりすると利益に

ロングは基本的に購入した資産が値上がりすると利益になります。通常の買いの取引と同じことです。例えば、先物取引で株式を100円分ロングした場合、120円まで上昇した時に売却すれば、120(売却価格)-100(購入価格)=20円の利益となります(手数料や税金を考慮しない場合)。ロングは、対象資産が値上がりすると予想される場合に行われます。

ロングは対象資産が値下がりすると損失に

ロングは対象となる資産が値下がりすると損失が発生します。例えば、FXでドルをロングした場合、ドルが値下がりすると損失が発生します。例えば、1ドル=100円の時にドルをロングした場合、1ドル=80円と円高ドル安になった時に売りで決済すれば、80(売却価格)-100(購入価格)=20円の損失となります。

ロングは基本的に損失額が限定される

ロングは、特殊な取引を除き、損失額が購入価格までに限定されます。例えば、株式を100万円で購入した場合、株式の評価額の下限は0円なので、100万円を全額失う可能性はありますが、100万円を超えて損失が発生することは、特殊な取引を行っていない限りありません。ロングは損失額に一定の歯止めがかかるため、リスクが分かりやすいという特徴があります。

ロングしかできないと投資機会が限られる

買いから入るロングだけの取引を行っていると、投資機会が限られてしまいます。金融商品の価格は上下に変動していて、値上がりすることもあれば、値下がりすることもあります。しかしロングしかできない、買いからしか取引に入れないと、価格が上昇している時しか設けることができません。

そのためロングオンリーの投資家になってしまうと、値上がりしていないと利益が得られないため、相場が軟調な時は損失しか出ないという状況に陥りがちです。そのため、ロングもショートもできるようにしておくと、投資機会を広げることができます。

まとめ

  • 金融や投資におけるロングとは、買いから取引に入ることを意味します。また、買いによって資産を保有しているロングポジションの状態を意味することもあります。
  • ロングは、対象資産が値上がりすると利益になり、値下がりすると損失になるため、ロングだけしかできないと、相場の値下がり局面で利益を得ることができなくなってしまいます。

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【金融や投資でのロングとは・ロングポジションとはの記事は終わりです】

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