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市場リスクとは

記事作成日:2017年8月8日

市場リスクとは、マーケットリスクと呼ばれることがあり、市場(マーケット)のリスクということですが、投資・資産運用で用いられる場合には2つの意味で用いられる場合があります。1つは単に市場(マーケット)の取引における価格変動のリスクという意味です。もう1つは個別銘柄の価格変動において市場全体の影響による価格変動のリスクという意味です。

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投資・資産運用における市場リスクの2つの意味

  • 市場の取引における価格変動リスク
  • 個別銘柄の市場全体の影響による価格変動リスク

市場の取引における価格変動リスク

まず、市場リスクが、市場の取引における価格変動のリスクを意味する場合についてです。市場で取引が行われるということは市場参加者によって取引が行われ、価格が形成されるということですが、価格変動のリスクがあります。

この場合の市場リスクとは、株価変動リスク、金利変動リスク、為替変動リスクなど、市場の取引における価格変動リスクという意味になります。つまり、単に、市場での取引によって価格が変化するリスク全般ということです。


市場リスク=株価変動リスク、金利変動リスク、為替変動リスクなど

個別銘柄の市場全体の影響による価格変動リスク

続いて、市場リスクが、個別銘柄の価格変動リスクのうち、市場全体の影響による価格変動リスクを意味する場合についてです。

市場全体の値動きと個別銘柄の価格の関係

個別銘柄の価格は、その銘柄の要因だけで動くわけでなく、市場全体の動きの影響を受けることになります。

例えば、株式市場全体が値上がりしている時は、個別の銘柄の値上がりしやすくなり、個別銘柄に悪材料があっても上昇することがあります。いわゆる地合い(相場環境)が良いという状態です。

逆に、株式市場全体が値下がりしている時は、個別の銘柄に好材料があっても、値上がりしづらくなります。地合い(相場環境)が悪い状態です。

個別銘柄の価格変動の要因分解

株式などの個別銘柄の価格変動は、市場全体の変動の影響を受ける部分と、個別銘柄の要因による部分に要因分解することができます。この場合、市場リスクとは、前者、市場全体の変動の影響を受けた価格変動リスクを指すことになります。


個別銘柄の価格変動=市場全体の影響を受ける部分(市場リスク)+個別銘柄の要因による部分(個別(銘柄)リスク)


なお、この場合の市場全体の影響を受ける部分(市場リスク)はシステマティックリスク、個別銘柄の要因による部分(個別(銘柄)リスク)はアンシステマティックリスクと呼ばれる場合があります。

事業活動における市場リスク

市場リスクは事業活動においても用いられることがあります。事業活動においては、市場リスクの市場は株式市場、債券市場などの意味ではなく、自分たちの商品を投入する市場、という意味になり、自分の顧客(市場)における固有のリスクという意味で用いられることがあります。

まとめ

  • 市場リスクという言葉は、投資・資産運用において用いられる場合には2つの意味があります。
  • 1つは単に市場の取引における価格変動リスクという意味で用いられる場合、もう1つは個別銘柄の価格変動における市場全体の影響による価格変動リスクという意味で用いられる場合です。

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【市場リスクとはの記事は終わりです】

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