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材料出尽くしとは

記事作成日:2018年4月17日

材料出尽くしとは、株価などの相場の変動要因となるような材料が公表された場合に、市場が無反応あるいは限定的な反応となり大きな変動がないか、材料の内容から想定される動きと逆の動きをするような相場の状況を意味します。例えば、株価に好影響を及ぼしそうな事実が公表されても、公表によって株価が下落してしまうような場合には、材料出尽くしで株価は下落したというように表現します。

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株価などの相場は事前に先回りして材料を織り込む

相場に影響を与えそうな材料が公表されたとしても、相場が内容から想定される影響通りの反応をしないのは、材料の公表時点までに相場が先回りして価格に反映されていくためです。

株価などの相場は事実の公表によって動くのではなく、事実が公表されるかなり前の段階から期待や思惑、噂などによって動くのです。実際には全く根拠のない噂であっても相場を動かすことがあるのです。実際に嘘であるというようなこともあります。

既に株価などの相場に材料が反映されてしまっている場合には、材料が公表されても相場を動かす材料にはなりません。そのような状態を材料出尽くしと表現するのです。

良い材料の出尽くしは下落要因となることも

株価などの相場にとって良い材料が出尽くしとなった場合には、市場の反応が限定的なものとなって株価などがほとんど変化しなかったり、株価などが下落したりすることがあります。

良い材料が期待や思惑の段階で既に株価などの相場に織り込まれていて上昇していると、実際に良い材料が発表されてももはや株価などの相場を押し上げる材料とはならないのです。

それどころか、良い材料が出尽くしてしまうと、当面相場を押し上げるような材料はないだろうということで、一旦利益確定を行う売り時だと判断されて株価が下落することがあるのです。

悪い材料の出尽くしは上昇要因となることも

一方で悪い材料の出尽くしは株価などの相場にとって、上昇要因となることがあります。悪い材料が実際に発表されると、一見株価などの相場にとってマイナスに見えたとしても、実際には相場が先回りして織り込んで下落してしまっている場合があり、実際の悪材料の発表をきっかけに株価などの相場が反転して上昇に転じることがあります。

悪材料が実際に公表されると、もう悪い材料はないだろう、下落要因は出尽くしたというように評価されて、買い場だとみなされることがあるためです。

材料出尽くしかどうかは相場にどの程度織り込まれているのかに注目する

株価などの相場を動かす要因が材料出尽くしと評価されるのかどうかは、既に市場でどの程度織り込まれていたかに左右されます。まったく誰も想定もしておらず、まったく相場に織り込まれていない場合には、材料出尽くしとはならないことがあります。

材料が発表される時点までにどの程度まで株価などの相場に織り込まれていたのか、十分に市場は認識していたかを確認することが大切となります。

まとめ

  • 材料出尽くしとは、相場を動かすような材料が公表されたにもかかわらず、相場が反応しない、もしくは相場が想定される動きと逆の動きをするような状態を指します。
  • 株価などの相場を動かす材料は公表される前の段階から相場に反映されていくため、事実として公表される段階では既に相場に反映されていて相場を動かす材料とならないため、材料出尽くしとなるのです。

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【材料出尽くしとはの記事は終わりです】

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