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閑散に売りなしとは

記事作成日:2018年4月12日

「閑散に売りなし」とは、株価などの相場が閑散として出来高が少なくなっていき、上昇も下落もしなくなり、変動が少なくなっている局面では、弱気な見通しに基づいて売るのは良くないという相場の格言です。主に、株価などの相場が下落して安値圏となってから、相場が閑散として横ばい、レンジ内、もみ合いの動きとなった場合に当てはまります。

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閑散相場では売りたくなる

市場参加者の注文が手控えられて、取引の成立が少なくなり売買の出来高が少なくなっていく状態を閑散相場といいます。閑散相場では、売りも買いも出てこなくなり、出来高が少なくなるため、株価などの相場は上昇も下落もしないで、変動幅が小さく、横ばい、レンジ内の動きとなります。

閑散相場となると、もう株価などの相場が上がらない気がする、一段と下げてしまうのではないかと心配になるなどの感情を背景に、株式などを保有している場合は売りたくなる、保有していない場合は空売り(信用売り)を行いたくなることがあります。

「閑散に売りなし」とは閑散相場で売りたくなる気持ちを戒める相場の格言なのです。しびれを切らして売ってしまうと、損をしてしまう可能性があるのです。

安値圏の閑散相場では売りが一巡している可能性がある

株価などの相場が下落した後で安値圏にある状態で閑散相場となった場合は、売りが一巡している可能性に注意が必要です。閑散相場となっていて、上昇も下落もしないということは、売りたい投資家はもはや売ってしまっていて、売りが一巡していることがあるのです。

売りたい投資家が売ってしまったということは、閑散相場を抜け出すときには、上昇する可能性を秘めているということになります。

高値圏の閑散相場は買いの一巡に注意

「閑散に売りなし」は基本的に株価などの相場が下落した後で安値圏となった時の閑散を指しています。逆に、株価などの相場が上昇した後で高値圏となった時の閑散相場では、買いの勢いがなくなり、買いたい投資家がいなくなった状態になっていることに注意が必要です。閑散相場後に下落リスクがあるのです。「閑散に買いなし」ということになるのです。

閑散後に下がらないという訳ではない

閑散に売りなしは、閑散相場の後は売りが一巡しているため、上昇する可能性があり、売るのはやめた方がいいという意味ですが、閑散相場の後は下がらないという訳ではありません。一段と売られる、下放たれするといったことは普通にあります。そのため、閑散の後にどのような動きをするのかは、様々な情報から総合的に判断するしかありません。

閑散に売りなしの他の使われ方

なお、「閑散に売りなし」について、相場が閑散としているから、売りが出ず、値下がりしないという文脈で用いられている例もありますが、本来の意味ではありません。

まとめ

  • 「閑散に売りなし」とは株価などの相場が下落した後で安値圏となった後に、取引が手控えられ出来高が減少し、上昇も下落もしなくなる閑散の状態となることがありますが、焦って売ってはいけないという意味になります。
  • 株価などの相場が下落した後の閑散相場では、売りが一巡している可能性があり、何かのきっかけで相場が動きだした場合は上昇する可能性があるため、焦って売ると収益機会を逃してしまう可能性があるのです。空売り(信用売り)は踏み上げられていしまう可能性があります。

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【閑散に売りなしとはの記事は終わりです】

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