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パーセントポイント(%ポイント、%pt)とは・意味と使い方

記事作成日:2018年4月18日

パーセントという言葉にポイントという言葉がついたパーセントポイント(percent point、percentage point、pp、%pt)という言葉があります。パーセントポイントとは、百分率(パーセント)で表示された数値同士の差に用いる言葉です。パーセントは割合、比を示していますが、パーセントで表示された割合の数字の差をとった場合にそのままパーセントという単位を付けるのは不適切であるためです。パーセントポイントと厳密に表示される場合があり、単にポイントと呼ばれることもあります。

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パーセントポイント(%ポイント、%pt)の使用例

パーセントポイント(%ポイント、%pt)について、例えば以前は賛成と回答した人が30%であったのに、今は50%の人が賛成と答えた場合、賛成と回答した人20%ポイント(パーセントポイント)増加したことになります。20%増加したのではなく、20%ポイント(パーセントポイント)増加したのです。

もし、20%増加したなら、30%×120%=36%になるからです。20%ポイント(パーセント)の増加なら30+20=50(パーセントポイント)になるのです。

パーセントポイントはDIなどの経済指標で用いられる

日本銀行が公表している短観で業況判断DIという項目が公表されています。これは、業況判断について「良い」と回答した企業の比率から「悪い」と回答した企業の比率を引いたものです。良いと回答した企業が30%、悪いと回答した企業が20%なら、30-20=10ですが、この場合の単位がパーセントポイント(%ポイント、%pt)なのです。

30%と20%は共にパーセントで、両者の差は10パーセントとしたくなるのですが、割合ではなく差であるということを明確にするためにパーセント(%)ではなくパーセントポイント(%ポイント、%pt)と付けるのです。

個人や企業のマインドを調査している経済指標では回答の比率同士を引いて算出しているものがありますが、このような経済指標の単位はパーセントポイントになります。

世論調査の支持率の変化もパーセントポイント

世論調査で内閣支持率などが調査されていますが、内閣支持率の差もパーセントではなくパーセントポイント(%ポイント、%pt)と表記する値になります。

例えば、前月の内閣支持率は50%であったのに対して、今月は40%でした。前月から10%ポイント(あるいは単に10ポイント)低下しました、と表現します。10%低下しましたとすると、50%×(100%-10%)=45%となりかねないのです。

割合や比ではなく、差であることを明確にするためパーセントポイントと表記するのです。

政策金利の引き上げ・引き下げ(利上げ・利下げ)もパーセントポイント

各国の中央銀行の政策金利の引き上げや引き下げ(利上げや利下げ)による政策金利の変化幅もパーセントポイントで表記することになります。

例えば、ある国が政策金利を6.00%から6.25%に引き上げた場合、「0.25%引き上げ」という表現を使うこともあるのですが、本来は「0.25%ポイント引き上げ」が厳密な表現になります。

0.25%引き上げといっても、誰も間違えないだろう、分かるだろうということで厳密にパーセント(%)とパーセントポイント(%ポイント、%pt)を使い分けないことも多いのですが、政策金利の変化幅は百分率同士の差をとっているため、0.25%ポイントとした方が厳密なのです。

まとめ

  • パーセントポイント(%ポイント、%pt)とは、パーセント(百分率)で表示された値同士の差をとった場合の単位で、割合や比ではなく差を意味しています。
  • パーセントポイントは、パーセントと区別されないで用いられる場合や単にポイントと省略されて用いられる場合がありますが、百分率の差をとった場合は、%ポイントすると厳密な表現となり、誤解を防ぐことができます。

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【パーセントポイント(%ポイント、%pt)とは・意味と使い方の記事は終わりです】

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