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ポジショントレードとは・メリットとデメリット

記事作成日:2019年9月14日

ポジショントレードとは、数週間から数か月、長い場合は数年の期間、投資ポジション(持ち高)を維持する投資の取引方法です。投資期間がある程度長くなるため、日々の値動きに左右されるのではなく、ある程度長い目で見た価格変動を基に売買を行います。忙しい人でも取り組みやすいというメリットがある一方、投資資金が回転しないので投資の効率は良くないというデメリットがあります。

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ポジショントレードとは

ポジショントレードとは、数週間から数か月、長い場合は数年の期間、投資のポジション(持ち高)を持つ投資方法です。短期的な相場の値動きではなく、ある程度長い期間でみてより大きな値動きを捉えて利益を狙うことになります。1年で数回から多い場合で十数回の売買となります。FX(外国為替証拠金取引)で良く用いられる言葉ですが、考え方は株式投資などにも当てはめることができます。

ポジショントレードよりも短いトレードとしてはスキャルピング(数秒から数分)、デイトレード(1日の中で数回の取引、数分から数十分、数時間)、スイングトレード(数日から1、2週間)があります。

ポジショントレードのメリット

ポジショントレードのメリットとしては、長い期間の値動きを追うため日々の値動きを必要以上に追わなくても良いため忙しくてもできるということ、ファンダメンタルズの影響が相対的に大きくなることなどがあります。

毎日相場に張り付いて居なくても良い

ポジショントレードは、数週間から数か月、長い場合は数年の期間で投資を行うので、1日中相場に張り付いて、値動きを監視していなくても済みます。1日の中でどのタイミングで売買をすれば最も効率が良いかを追求しなくても良くなるので、他のことをしながらでも投資ができます。サラリーマンなど仕事があって、日中は値動きを追うのが難しい人でも取り組みやすい投資方法であると言えます。

ファンダメンタルズの影響が相対的に大きくなりテクニカルな影響が小さくなる

ポジショントレードでは、数週間から数か月、長い場合は数年の期間で投資を行うため、値動きがある程度ファンダメンタルズに沿ったものとなり、経済環境や企業収益などの分析が相対的に重要になってきます。その分だけ相対的に相対的にテクニカル的な要素の影響が少なくなります。

1回の投資当たりの利益の幅を大きくすることができる

ポジショントレードは、数週間から数か月、長い場合は数年の期間で投資を行うため、1回の投資当たりの値上がり幅(利幅)を大きくすることができます。同じ日に売買を行うデイトレードの場合は1回の投資で1日分の値幅しかとれませんが、ポジショントレードであれば、1回の投資当たりの値幅を大きくすることができます。

売買回数が少なめなので売買手数料があまりかからない

ポジショントレードは、数週間から数か月、長い場合は数年の期間の投資となるので、売買を行う頻度は少なくなり、投資期間あたりの売買手数料のコストは小さくなります。短期間の間に売買を繰り返す手法の場合、値幅が小さいので売買手数料が相対的に多くなり、思ったほど利益が出ない場合があります。

配当・利息・スワップポイントのインカムゲインも期待できる

ポジショントレードは、数週間から数か月、長い場合は数年の期間で投資を行いますが、比較的長い期間投資を継続するため、株式であれば配当金や株主優待、債券であればクーポン(利息)、FXであればスワップポイント(プラスの場合)を期待することができます。

値上がり益が少ない場合でも、保有していることによって得られるインカムゲインがカバーできる場合があるのです。

ポジショントレードのデメリット

ポジショントレードのデメリットは、長い期間投資ポジションを持つので資金が回転せず、投資効率が良くないことがあることです。

資金が回転せず投資の効率が良くない

ポジショントレードは、数週間から数か月、長い場合は数年の期間で投資を行いますが、その間投資資金が拘束されることになり、資金が回転しなくなることから投資の効率が良くならないことに注意が必要です。デイトレードであれば1日に1回転以上させるので、毎日投資をした場合は1年では数百回資金が回転することになります。しかし、ポジショントレードは年に数回から十数回しか資金が回転しないことになります。ポジショントレードでは資金の回転が悪くなるので、その分だけ投資1回ごとの利幅を多くしないと、同じ期間で比較した場合の投資の効率が悪くなってしまう恐れがあります。

保有コストが重しとなることがある

ポジショントレードでは、比較的長い期間投資のポジションを維持するため、FXでスワップポイントがマイナスとなる場合は、その分だけマイナスのスワップポイントが重しとなってしまうことがあります。

また、同じことが投資信託でも言えます。投資信託は保有期間中、信託報酬(運用管理費用)が信託財産から差し引かれていくため、保有コストが重しになることになります。

投資回数が少なくなるため経験を積めない

ポジショントレードは、数週間から数か月、長い場合は数年の期間で投資を行うため、相場を毎日細かく見なくても取り組むことができます。しかし、相場に張り付いて日々値動きを追っている人と比べると、投資に使う時間が少なく、その分だけ相場の理解度、投資の経験に差が出てくることになります。

値下がり時に忍耐と損切りで揺れ動くことになる

ポジショントレードは、数週間から数か月、長い場合は数年の期間で投資を考えるため、多少値下がりしても後でまた戻ってくると考えて、を我慢、忍耐をすることがあります。予想が外れたからと言って損切りばかりしているとポジショントレードではなくなってしまうからです。一方で、値下がりをして我慢をし続けると、損切りタイミングを逃し、損失が拡大してしまうことがあります。

ポジショントレードはある程度投資期間を長くみるため、値下がり時に我慢するのか、損切りするのかで揺れてしまうことがあります。証拠金取引などの場合は、ポジションを維持できるかどうか、追証が発生しないかどうかなどにも気を配る必要が出てきます。

投資期間が長くなると予想外の出来事が起こる可能性がある

投資期間が長くなればなるほど、予想外の出来事が起きてしまう可能性が大きくなります。売買回数が少なくなるので時間分散が効きづらくなるため、分散投資を行わず、特定の資産や銘柄に投資が集中していると、含み益を大量に抱えていても、一気に損失に転じてしまう恐れがあるため注意が必要です。

まとめ

  • ポジショントレードとは、数週間から数か月、長い場合は数年の期間、投資ポジションを維持する取引方法で、日々の値動きよりもある程度の長い期間での大きな値動きに注目して利益を狙います。
  • ポジショントレードのメリットは忙しくてもできることですが、投資資金の回転が悪くなることがデメリットです。

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【ポジショントレードとは・メリットとデメリットの記事は終わりです】

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