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追撃買い・追撃売りとは

記事作成日:2017年11月24日
最終更新日:2021年6月17日

追撃買い・追撃売りとは

追撃買いや追撃売りとは何かについてです。追撃買いとは相場が上昇している時に、相場の流れについていく形で買いを入れること、買い増すことを意味します。追撃売りとは相場が下落している時に、相場の流れに追随する形で売りを入れること、売り増すことを意味します。追撃買いと追撃売りはともに相場の流れについていく順張りの投資方法です。

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追撃買いとは

追撃買いとは、相場が上昇している時に、相場に追随するような形で買い増しを行うことを意味します。追撃買いは順張りの投資戦略です。

相場の上昇トレンドが継続すると考えている場合に買い増すことでより大きな利益を得ることを目的としています。また、買いの規模が大きい場合には、買い注文自体が更に相場を押し上げることがあります。

追撃売りとは

追撃売りとは、相場が下落している時に、相場に追随する形で売り増すことを意味します。追撃売りは順張りの投資戦略です。

相場の下落トレンドが継続すると読んだ場合に売りのポジションを増やす、売り増すことで、相場の下落によってより多くな利益を得ようとします。十分な資金力がある場合には、多額の追撃売りによって売り崩すことを狙う場合もあります。

相場には勢いが付くこともある

相場は何らかの要因で勢いが付くことがあります。投機筋が買いあるいは売りを仕掛けてきた、相場の勢いがついたことで信用取引の買い方あるいは売り方に追い証が発生して売却あるいは買戻しが膨らんだ、相場の動きや変動率拡大に反応して一方向に機械的な買いまたは売りが出た、相場に勢いがついたことから様子見をしていた投資家が参戦してきた、などの例があります。

相場に勢いがある時は、逆張りではなく、相場のトレンドについていった方が利益を上げられることがあります。

相場の勢いが続くかどうかの見極めが大事に

日本の個人投資家は逆張りの投資を行うことが多いと言われます。相場が一定のレンジで推移する場合、もみ合う場合には、逆張りの投資戦略は有効で、一方向に大きな値上がりあるいは大きな値下がりをしなくても、利益を上げることができます。

しかし、相場に勢いがついて一方向に動くような場合には、相場の流れ・トレンドについていく順張りの投資戦略でないと利益を上げられなくなってしまいます。

相場の流れをよく読んで、勢いが続くのか、あるいは勢いは止まるのかを見きわめて、順張りでいくのか、逆張りで行くのかを決めることになります。

上がってきたからそろそろ反落するだろうとか、下がってきたからそろそろ底打ちだろうといったような逆張り思考だけでは稼げないことがあります。相場のトレンド・流れに追撃買い・追撃売りで上手についていけるようになると、より利益が得られるようになります。

まとめ

  • 追撃買いとは相場の上昇時に、相場に追随する形で買うこと、追撃売りとは相場の下落時に、相場に追随する形で売ること(売りポジションを持つ)ことです。投機的に相場の流れに勢いをつけるために追撃買いや追撃売りが行われることがあります。
  • 追撃買いと追撃売りはともに相場の流れについていく順張りの投資方法です。

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【追撃買い・追撃売りとはの記事は終わりです】

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