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ドテン(途転)・ドテン買い越し・ドテン売り越しとは

記事作成日:2018年5月3日

ドテン、ドテン買い越し、ドテン売り越しの意味についてです。ドテン(途転)とは、株式などの金融商品を買い持ち、あるいは空売りなどによって売り越していた人が、買いや売りを解消した上で、売りや買いに転じることを意味します。

例えば、信用取引である銘柄を買っていた人が、買いを解消し、更に売り越すことをドテン売りあるいはドテン売り越しといいます。逆に外国為替取引(FX)である通貨の売りポジションを持っていた人が、売りポジションを解消の上、買いポジションを持つことをドテン買い、ドテン買い越しといいます。ドテンは漢字で書くと途転で、途中で転じるということになります。

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ドテン(途転)とは今のポジションとは逆のポジションを持つこと

ドテン(途転)とは、買いや売りのポジションを解消し、更に逆の売りや買いのポジションを持つことを意味します。単に買いを手じまった場合、売りを解消した場合はドテンではありません。同時に逆のポジションを持つことでドテンとなるのです。

ドテンは買いと売りが両方できる信用取引などで行われる

買いと売りの両方ができる状態でないとドテンができないため、現物取引だけでは通常ドテン買い越しや売り越しができません。信用取引、先物取引、外国為替取引(FXを含む)などで、買いも売りもできないといけないのです。

両建てのドテン

なお、買いか売りのポジションから両建てをした上で逆のポジションを持つこともドテンであると言えます。買いのポジションを持っている人が、同額以上の売りのポジションを取れば、買いから売りに転じているので、ドテン売り越しとなります。

現物を組み合わせたドテン

現物取引だけではドテンはできませんが、他の取引と組み合わせればドテンになります。例えば、信用取引で株式の空売りをしていて売りのポジションを持っている人が、現物で同じ株式を同額以上買えば、ドテン買い越しとなります。

ドテン買いやドテン売りが有効な相場局面

ドテン買いやドテン売りは、今までの買いや売りを180度転換して、逆のポジションを持つことです。そのため、相場が転換する局面で、ドテン買いやドテン売りを行うと利益を上げることができます。

ドテンは、もみ合い・レンジ・ボックス相場が続いている局面でのレンジの上限や下限、もみ合い・レンジ・ボックス相場を上方あるいは下方に突き抜ける時、上値抵抗線・下値抵抗線を突破する時に有効です。

もみ合い・レンジ・ボックス相場が続いている局面でのレンジの上限や下限

もみ合い・レンジ・ボックス相場においては、株価などは一定の範囲内で上下に変動します。当分の間、もみ合い・レンジ・ボックス相場が続くと判断するのであれば、変動している範囲内の上限あるいは下限に近付いた時に、ドテン売り越しあるいはドテン買い越しをすると利益を上げることができます。

レンジ相場とドテン買い・ドテン売り

レンジや抵抗線を突き抜ける局面

もみ合い、レンジ、ボックス相場を上方または下方に突き抜ける時、上値抵抗線や下方抵抗線を突破する時には、上昇あるいは下落基調が継続して大きな相場となる可能性があるため、突き抜けた方向にポジションを持つことが有効です。

例えば、レンジ相場で売りポジションがあるにもかかわらず、価格がレンジの上限を突破(レンジブレイク)した場合には、上昇が続く可能性があるため、売りを解消して買いポジションを持つドテン買い越しによって利益を上げられる可能性があります(これまでの売りポジションは損切りとなります)。

ドテン買い越しの例

逆に、これまで相場の支えとなっていた下値抵抗線が突破されてしまった場合は下落相場が続く可能性があるため、買いポジションがある場合には、買いポジションを解消して売りポジションを持つドテン売り越しをすることで利益を上げられる可能性があります。

ドテン売り越しの例

相場での往復ビンタとは

相場が思い通りの方向にいかなかったため、現在のポジションを損切りしてドテン買いあるいはドテン売りをした場合に、さらに逆の方向に相場が動いてしまうと、最初のポジションで損失が発生し、更にドテンしたポジションでも損失が発生することになり、両方向で損失が発生するため往復ビンタと呼ぶことがあります。

相場での往復ビンタ

まとめ

  • 投資におけるドテン(途転)とは、現在とは逆のポジションを取ることを意味します。売りポジションの投資家が売りポジションを解消し買いポジションを持つとドテン買い、買いのポジションの投資家が買いポジションを解消し売りポジションを持つとドテン売りとなります。
  • ドテン買い越しやドテン売り越しを相場の転換点で行うことで利益を上げることができます。

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【ドテン(途転)・ドテン買い越し・ドテン売り越しとはの記事は終わりです】

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